少人数指導・TT指導について

本校では、今年度2年生の英語、3年生の数学、技術・家庭科などで少人数またはTT指導を行います。これは、1つのクラスを2つの教室に分け授業を行ったり、複数の教師によって授業を行ったりする指導のことを指します。
 一人一人の能力に応じたきめの細かい指導をすることで、理解力が増し学習に対して興味関心が高まることをねらいとして行っています。少人数指導かTT指導かは、学習内容や子どもたちの実態等を考慮しながら決めていきます。

教員同士お互いの授業を見合い、よりよい授業にする

教育用語に「研修」という言葉があります。これは「研究」と「修養」という言葉を合わせた言葉です。教師はよりよい授業をめざし(研究)、人間性を高めよ(修養)ということです。よりよい授業づくりのために同じ学年の教師や同じ教科の者が集まって研修を進めたいと思います。子ども同士はもちろんですが、教師同士も互いに学び合う集団でありたいと思っています。
 研修の一番大きなものは、ふた月に1回の授業研究です。ある教師の授業を参観するとき、「生徒全員が生き生きと学習に取り組んでいるか。」「ねらいとする力が生徒についているか。」を中心に授業を見ます。そして、生徒の好ましい姿、改善していかなければならない姿について、その原因を考え、今後の授業に生かしていくことを考えていきます。
 授業はもちろん教師がいて成り立つものですが、全員の生徒に授業の内容が身につき、さらに深まるには、生徒同士の関わりが大切です。研究授業で授業をした教師も参観した教師も自分のこれからの日々の授業に生かせるよう、学んでいきます。生徒同士の好ましい関わりを築けるような授業をめざします。外部の方の指導も仰ぎながら、よりよい授業づくりをめざします。
 さらに「授業を見よう」を合言葉に、日々の授業をお互いに見合う取り組みも行います。授業に対する姿勢や手法の良いところを学び合うようにしています。
 そして、私たちの努力の成果は、何と言っても授業を受ける子どもたちの声に表れると思っています。「よく分かった。おもしろかった。できるようになった。鍛えられた。興味がわいた。」などの声が多く聞かれるように職員一同努力します。