「地域ふれあい学びフェスティバル」の開催見合わせについて

本校の目玉行事の一つであり、地域の皆様とともに創り上げてきました「地域ふれあい学びフェスティバル」ですが、以下の理由から、今後は開催を見合わせることとなりました。初回の開催から昨年度までの長きにわたるご協力に、深く感謝申し上げます。
「地フェス」がなくなることで、地域の皆様とふれあう時間が少なくなってしまことは、残念ですが、今後もPTA委員の皆さんや生徒会と連携しながら、「地域とともにある学校づくり」を推進していきたいと考えています。
 今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
<開催見合わせの理由>
 ・ 3年生の受験日程が繰り上がったことにより、時間の確保が困難になったこと。
 ・ 新型コロナウイルス感染症が2類から5類になることにより、中止されていた行事が復活したり、行事の内容がコロナ禍以前の状態に戻るため、全ての学校行事の完全実施が難しい状態であり、実施時期や内容を大幅に見直す必要があること。
 ・ 行事を見直すことにより、生徒の学習時間を十分に確保するとともに、学級活動や学年活動の時間を充実させたいこと。

体育大会のめざすところ

保健体育科の授業のみでその成果を終わらせるのではなく、学校全体や地域にまで広がった場で、その成果が確かめられる、まさにその場が体育大会であってほしいと願っています。平成2年に開校し、9月に第1回体育祭が実施されました。そして平成5年第4回体育祭から第1回光祭(体育部門)として新たな歩みを始め、平成24年度からは、体育の授業の発表の場であることや、競技性に重きを置くため、体育大会と名称を改めました。
 体育大会は、純粋な陸上競技としての競走種目と集団演技種目としての学級パフォーマンスに分かれています。陸上競技種目については、各クラスの代表選手が競い合う個人種目とリレーがあります。個々の生徒の能力に応じて種目を考えたり、走る距離を決めたりして、多くの生徒が力を発揮できるものを考えていきたいと思っています。また学年競遊種目は学年の実態に応じた種目を実施しています。
 集団演技種目については、学級ごとにダンスやマスゲームなど自由な発想で創り上げていきます。企画、準備、練習時間の確保など検討すべき点もありますが、集団で一つのものを創り上げる喜びを体感できる、とても価値あるものです。

文化祭のめざすところ

秋の大きな行事の一つが文化祭です。この文化祭には二つの大きな目的があります。一つは「合唱コンクール」を通して、クラスとしてのまとまりをさらに高めることです。ステージで発表できる合唱を作り上げるには、クラス全員の力が必要です。子どもたちも担任も悩み苦しみながら、一つ一つ問題を解決し、クラスとしての意識を高め、練習を重ねて上達していきます。そこにはいくつものドラマが生まれ、子どもたちは大きく成長していきます。クラスの歌作りを通して、仲間意識や集団力を育てていきたいと思います。
 もう一つの目的は、仲間の作品や発表をじっくりと鑑賞することです。展示発表では、美術科、国語科(書写)、技術・家庭科などの教科や、総合文化部の作品、ステージ発表では、合唱コンクールや吹奏楽部、5組、6組、作文の発表があります。前夜には展示鑑賞のための学校開放もありますので、ご家族でじっくり作品を鑑賞していただければと思います。

遠足・集団宿泊的行事の意義

遠足・集団宿泊行事には、「日常の生活とは異なる生活環境において、自然や文化などに親しみ、見聞を広め、集団生活のあり方や公衆道徳などについての望ましい体験を積むこと」が求められています。
 本校では、3年生の「修学旅行」(令和5年は5月30日(火)〜6月1日(木)・東京方面)で、宿泊学習を行います。
 修学旅行は、班別行動を主体として、これまで培ってきた計画力や実践力を発揮する場としています。実行委員会を立ち上げ、生徒自身の手で創り上げる行事となるように心がけています。なお、2年生は、1学期に「野外学習」、3学期に「遠足」を実施する予定です。1年生は、1学期と3学期に「遠足」を実施する予定です。