最新更新日:2024/05/12 | |
本日:10
昨日:14 総数:156328 |
ミニ版「ほろほろ通信」 1/13号
ミニ版「ほろほろ通信」 1/13(日)号
******************** 「アナタハヤサシイヒト」 阿久比町の60代の女性の方からの投稿です。 ご主人と穂高へ旅行されたときの帰路のお話です。 電車で十数人の外国の若者と一緒になったそうです。 その中の女性がとてもかわいらしく、思わず似顔絵を描きました。 この方は、絵手紙が趣味で、旅に出る時は、いつもはがきと筆と絵の具、それに切手を携えているそうです。 とてもうまく描けたので、モデルになってくれた彼女にプレゼントしたくなり、何も言わずに笑顔でそっと差し出しました。 すると、とても喜んでくれて、他の車両の仲間にまで見せて回ってくれたそうです。 そして、お礼にとくれたコインの刻印から、彼らがオーストラリアの人だとわかりました。 そのまたお礼に、この女性が切手をあげると、彼女は辞書を取りだし、なにやら真剣な顔で調べ始めました。 やがて降車駅についたところで、彼女はこちらを向いて、手元の紙を読み上げました。 「ドウモアリガトウ アナタハヤサシイヒト」 お礼の言葉を調べていたのでした。 女性は、彼らの無事の帰国を祈って「気を付けて」というと、「バイバイ」と仲間全員で手を振ってくれたそうです。 ******************** 旅先での親切は、とてもうれしいものですね。 日常とは違う場所で、偶然に出会った人との交流は、深く心に残ります。 外国の人々ならなおさら、日本での良い思い出が、日本への良いイメージにつながります。 「言葉がわからないから・・・」と尻込みしてしまう気持ちは、とてもよくわかります。 でも、この女性のように「笑顔」で接すれば、きっと心は通じ合うものだと信じて、外国の人々とも交流をしていけるといいですね。 |
小牧市立小牧中学校
〒485-0046 小牧市堀の内四丁目30番地 TEL:0568−77−6321 FAX:0568−75−8295 |