最新更新日:2024/05/12
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3年生の皆さんへ 〜保護者からも応援〜

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今日の学校HPの記事に、とてもうれしい写真を見つけました。
公立高校の推薦入試日であることをお知らせする記事です。
(公立高等学校推薦入試 2/18)


写真には、「湯島天満宮」と「上野天満宮」のお札が写っています。
とくに3年生の保護者の皆さんはよくご存じだと思いますが、「天満宮=天神様」は、学問の神様です。
きっと、小牧中の3年生も、大勢が「合格祈願」に出かけたことと思います。


調べてみると、「湯島天満宮」は東京都文京区、「上野天満宮」は名古屋市千種区にあります。
おそらく3年生の先生方が、わざわざ3年生の皆さんの合格祈願のために、足を運んでいただいたのだと思います。
保護者として、とても感激しました。
ありがとうございました。


1月下旬の私立高校の推薦入試から始まり、3月中旬の公立高校の一般入試、その後の定時制高校の入試まで、3年生には試練の春が訪れています。

子供たちは、それぞれ自分たちが努力した成果を発揮できるように、精一杯がんばっていますね。

そして、一足先に「合格」の花が咲いた生徒たちは、まだ受験の真っ最中にいる仲間たちを気遣い、心を込めた応援のメッセージを送りあっているようです。


私たち保護者は見守ることしかできませんが、こうして先生方や仲間たちからステキな応援を受けている子供たちが、ちょっぴりうらやましく感じられますね。

良き師、良き友に恵まれた小牧中の3年生。
最後まで、力いっぱいがんばって下さいね!
保護者も応援しています。

ミニ版「ほろほろ通信」 2/17号

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ミニ版「ほろほろ通信」 2/17(日)号

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「一番の親孝行は何だろう」
春日井市の三十代の女性からの投稿です。


この女性は19歳のときに実家を出て、気ままなフリーター生活を楽しんでいたそうです。
実家の近くだったが、年1,2回しか帰らなかったとのこと。


23歳のとき、海外旅行中にホテルに「父親が倒れた」という連絡が入り、慌てて帰国後病院へ駆けつけると、父親は脳梗塞で会話もできない状態だったそうです。
女性は「なぜ、もっと家に帰らなかったんだろう」「お父さんの晩酌に付き合ってあげればよかった」と後悔するばかりで、考えてみると父親とゆっくり話した記憶もなかったと気付きました。


父親は、職場の同僚にいつも娘であるこの女性の話をしていたそうで、自分のことをそんなにも考えていてくれたのだと思うと、涙がこぼれました。


女性は「親孝行をしよう!」と思いましたが、何をしたらいいかわからない。考えた結果、「私が充実して幸せな人生を送ることだ」という答えを出しました。


心機一転、就職し仕事に打ち込み、その後は海外留学やワーキングホリデーで英会話をマスターし、この春から子供たちに英会話を教える教室を開校する準備中だそうです。
女性は「開講したら、父親を教室に連れて行って報告したい」とはりきっています。
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「親孝行 したいときには 親はなし」

皆さんも、親のありがたさを身にしみて感じたことがあると思います。
とくに、自分が親になって、改めて親の苦労がわかった、という経験をしてきたのではないでしょうか。

「親孝行」に早すぎる、ということはありません。
後悔しないために、今からでもできることを考えて、実行に移せるといいですね。

また、親に対してだけではなく、家族たちや、まわりで支えてくれている人々に、いつでも「ありがとう」の気持ちを持っていられるといいですね。

漢字、読めますか?書けますか?

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以前「PTAの部屋」でご紹介したこともある、木曽川中学校のHPに、気になる記事を見つけました。

「漢字の学習」というタイトルで、校長先生が書かれた記事です。
(2.15 漢字の学習≪校長室≫)


記事の中で、中学校を卒業するまでに学習する漢字の数は「およそ2,000字」となっていました。
(小学校では1,006字、中学校では939字、合計1,945字)

私たち大人が義務教育を受けていたころとは、若干数の増減はあると思いますが、当然、これくらいの数の漢字が「読み・書き」できるはずですよね。
しかし、実際には「読めない」「書けない」「読めても書けない」というのが現状だと思います。

上の記事にあるように、パソコンの普及で、すっかり自分で文字を書く機会が減りました。
さらに、ケータイやスマホでのメールのやり取りが浸透して、手紙を書くこともほとんどありません。
「便利になること」は、こうして「なにかを失うこと」でもあります。


テレビを見ていて、アナウンサーが漢字の読み間違いを指摘される場面をご覧になったことはありませんか?
「原稿を読むプロ」であるアナウンサーでさえも、漢字が読めない時代になってきています。


これだけパソコンやケータイが普及しても、正式な書類は「手書き」のものがほとんどです。
3年生たちは、高校入試に向けて「入学願書」を書きましたが、それはすべて手書きでした。
保護者も、子供の学校関係の書類は、手書きで書くことがほとんどですね。
そうした時に「誤字・脱字」が多いのは、やはり恥ずかしいことだと思うのです。


子供たちには、せめて学校で習う漢字の「読み・書き」の修得はさせておきたいものですね。
そして、私たち大人も、子供たちに負けないように、日頃から意識しておきたいですね。
「新聞を読む」「読書をする」「手紙を書く」どれも、漢字を覚えるには良い方法です。
面倒がらずに、ちょっと始めてみませんか?

学校への信頼感(3)

「小牧中の生徒たちは、落ち着いていて、意欲的で、ここの生徒と授業をやってみたい」と、先日ご来校いただいた角田先生や大阪の先生に言っていただいた、という記事が学校HPに掲載されていました。
(角田明先生を招いて学校診断を受ける 2/5)


先に書いた「学校への信頼感(2)」のように、先生方の日々の取り組みのおかげで、子供たちは落ち着いた雰囲気の学校で学ばせてもらっています。
学校HPで紹介される子供たちの姿は、どれも生き生きと楽しそうで、見ていて安心できますね。


ただ、「学ぶ姿勢」がすばらしいのはうれしいことですが、学力はどうなのか、というのも気になるところです。

それは高校入試に関連していることです。
3年生になり受験生となれば、当然入学試験を受験しなければなりません。
その時には、他校の生徒と一緒に受験で戦わなくてはなりませんが、そこで「中学校のレベル」という話が出てきます。

保護者の中には、学習塾などで「小牧中のレベルは、市内の他の中学校と比べてあまり高くないので・・・」という話を聞いた方がいらっしゃると思います。
生徒数が多いこともあり、生徒の学力差がつきやすいのかもしれませんが、保護者としてはちょっと気になることではあります。


先日の角田先生の講演会で「学ぶことは、気付くこと」というお話があり、学校のテストの評価だけがすべてじゃないよ、と教えていただきました。
このことからも、「学び」の効果はすぐには表れてこないものなのだろう、ということがわかりますね。

小牧中では、もともとの「学び合う学び」をさらに強化するために「鍛える学び合う学び」に取り組んでいます。
それは、まさに先生方の本分の仕事である「生徒の学力向上」のための取り組みだとお聞きしています。
これから、さらにそちらへも力を注いでいただいて、「小牧中のレベル」が上がっていくのが楽しみですね。


「学校が落ち着いていること」は、先生方が「本分の仕事に注力できること」でもあります。
生徒指導などに取られる時間が少なくなれば、その分教科の指導の準備に時間がかけられるわけです。

そんな良い相乗効果を生み出している学校に、厚い信頼を寄せています。


ルリビタキのカップル(左の写真が♂、成長すると♂は体全体の羽がルリ色になるそう)@趣味’sブログ

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学校への信頼感(2)

先週行われたPTA全委員会の際に、校長先生からあったお話について、先日記事を掲載しました。ご覧いただけましたでしょうか?
(2/9 第6回全委員会(2) 〜校長先生のお話〜 2/10)


昨年から今年にかけて、全国で学校と教師や生徒を取り巻く、さまざまな問題が噴出しています。
「いじめ」「体罰」「自殺」どれも、心が痛むことばかりです。


そのような問題をメディアの報道で知るたびに「うちの子の学校は大丈夫だろうか・・・」と心配になるのが保護者です。

思春期の子供たちは、学校の様子を家で話してくれることは、ほとんどありません。保護者は、どんどん不安になります。

そんな時に頼りになるのは、やはり学校からの情報発信ですよね。
上の記事にあるように、校長先生が学校の対応方針をきちんと示していただけることは、保護者の安心につながり、学校への信頼感が持てるようになります。


小牧中学校は、800名以上の生徒が通っているマンモス校です。

小さなトラブルはあって当然だと思います。
それを見逃さず、しっかり子供たちと向き合って対応していただける先生方がいるからこそ、大きな問題にならずに済んでいるのでしょう。
先生方が連携して子供と接して下さることも、保護者の安心につながっています。


「子供が、元気に楽しく学校へ通うこと」全ての保護者の願いです。
それを実現するために、日々がんばっておられる先生方が小牧中の先生方なのです。


ジョウビタキのカップル(胸が濃いオレンジなのが♂)@趣味’sブログ

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学校への信頼感(1)

先日学校HPに、3月に「進路説明会」を開催します、という記事が掲載されました。
(2年生を対象とした進路説明会開催案内 2/12)

この記事の中で、例年は10月に開催していた「進路説明会」を、今回は早めに実施する理由が説明されていました。


実は、昨年10月に開催された「進路説明会」は、参加した3年生の保護者からは不評でした。

上の記事にもあるように、高校の学校見学は、主に夏休み中に行われ、子どもたちは自分で計画を立て、興味のある学校への見学に出かけていきます。

10月という時期は、だいぶ自分の志望校が固まってくる時期でもあります。
その時期なら、自分の子どもが希望する学校の話が聞きたい、というのが保護者の想いです。
そういう時期に、「公立校」「私立校」「専門学校」「専門科」などから代表校をお招きして、総体的な学校の特色のお話をしていただいても、自分が「受験したい」と思う学校の話ならまだしも、選択肢に入っていない分野の学校の話まではあまり意味がないのでは・・・というのが、多くの保護者の意見でした。

しかし「進路説明会」の主旨は、とても意義のあるものだったと思います。
中学校卒業後の進路にはいろいろな選択肢があること、「高等学校」と一口で言いますがいろいろな種類があることなど、進路選択を考える上で、とても役に立つ内容だったと思います。

「時期が悪かった」ということだと思うのです。
他校では6月ごろに同様の説明会が実施される、というお話を聞いたこともあり、願わくばもっと早い時期に実施していただきたかった、と残念に思っていました。

あとで先生方に伺ったところ、「保護者の意見はよくわかる。学校行事等の関係で、時期を早めることができなかった。来年度の検討事項にします」とおっしゃっていました。


そのような経緯を踏まえての、「3月開催」です。
保護者の想いをしっかり受け止めていただいて、迅速に対応していただいた学校の配慮に、感謝で頭が下がります。
こういう学校の姿勢が、保護者の学校への信頼感につながっているのです。


2年生の保護者の方はもちろんのこと、1年生の保護者の皆さんも、お時間の都合がつくのであれば、ぜひ参加されるとよいと思います。
「まだまだ先の話・・・」と思われるでしょうが、あっという間に受験生になってしまいます。
私たち保護者が受験生だった時代に比べて、受験のシステムも変わっていますし、高校も名称が変わっていたり、偏差値が驚くほど上がっていたり、とわかりにくくなっています。
早めの情報収集をお勧めします。


小牧山のヤマガラ@趣味’sブログ

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2/5 入学説明会 角田明先生講演会 『おまけ』

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「角田明先生 講演会」のおまけ
 
角田先生のブログ(歩禅記)はこちら



角田先生から、「中学生の親の資格試験」が出されました。
とてもおもしろい試験でした。
皆さんも、チャレンジしてみて下さいね。

1.カタカナの「リ」で始まる言葉を、5つ書きなさい。

2.音読みで「シン」と読む漢字を、5つ書きなさい。


先生は、子供にもこの試験をされたことがあるそうで、その結果はとても衝撃的でした。
皆さんも、お子さんにやらせてみて下さい。どんな言葉を書くのでしょうか?

2番の答えとして、ドラマ「おしん」の脚本家である橋田壽賀子さんの著書にある「おしん問答12カ条」を教えていただきました。

その答えは?

2/5 入学説明会 角田明先生講演会(3)

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「角田明先生 講演会」まとめ 第3回(最終回)
 
角田先生のブログ(歩禅記)はこちら

●子供の成長に親が負けないこと

角田先生から、さらにこんなお話がありました。

「中学校の3年間はとても大事な3年間ですよ。義務教育から卒業すれば、すぐに社会の洗礼を受けます。今は意気揚々とされているかもしれないが、3年後は失意のどん底にいるかもしれない」
「人生に失敗はつきもの。自分もたくさん失敗してきた。でも失敗は悪いことばかりじゃない。子供が失敗した時に、温かく見守ってやるのが親の役目です」

保護者の不安が倍増するようなお話です。
しかし、これもまた真実です。
それだけ中学校生活は、いろいろな意味で大切であるとわかりますね。


では、そんな思春期の子供たちに対して、親はどのように対応していけばいいのか、ということを、先生はこのようにおっしゃいました。

「中学校は小学校での評価とまるで変わる。小学校までは良くできていたのに、なんで中学になったら…ということになりますが、その真意を確かめて欲しい。本当に真の学びができているかどうかを確認してあげられる親であって欲しい。一番大切なのは、子供の成長に親が負けないこと」


「学ぶことは気付くこと」と先生はおっしゃいましたが、本当の学びは、学校の成績では評価できるものではない、ということだと思います。

そして、日々学び成長している子供たちに負けないように、親もともに成長することが大切だということを教えていただきました。


子供たちの中学校生活の3年間は、あっという間に過ぎ去ってしまいます。
たった3年間の中で、楽しいこと、つらいこと、うれしいこと、苦しいこと、いろいろな出来事が起きます。

その時その時を大切に、子供と一緒に歩いていこう!という勇気をいただきました。

角田先生、本当にありがとうございました。

2/5 入学説明会 角田明先生講演会(2)

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「角田明先生 講演会」まとめ 第2回

角田先生のブログ(歩禅記)はこちら

●授業はいつも見切り発車

角田先生のお話の中では、とくに初めてお子さんを中学校へ入学させる保護者の方へ、こんなお話がありました。

「みんな平等、なんでも平等。今の世の中、間違った方向に流れていますよ。みんながわかるまで授業をしなければいけない、と思っている先生たちも多いが、これは間違った考え方。実際には、授業は見切り発車をしないと成果は出ないんです」


「平等」であることは大切です。
でも、なんでもかんでも平等を求めていくのは間違っているのではないか、という角田先生からの問題提起でした。


中学校の授業は、教科ごとに先生が変わり、授業の進むスピードも早くなります。
小学校に比べて、学習する内容が格段に増えますから、当然スピードアップしなければ、一年で教科書を終わらせることができません。
そんな中、全員がわかるまで授業をやっていては、ちっとも進まない状態になってしまいます。
それで「見切り発車」をせざるを得ない、ということなのですね。


ここで「そんなのひどい・・・」と不安になられた保護者の方が、たくさんいらっしゃるだろうと思います。

しかし、角田先生は続けて、こうおっしゃいました。

「学びというのは、あとからいくらでも学ぶことができるんです。一年生の内容を全てわかって二年生になれというのは無理な話です。なんでもかんでも覚えられるわけじゃない。忘れていかないと、新しいことは入ってこない。でも、二年生になって授業を受けている時に、ふと(これは一年生の時にやったよな)と気付く。これが学びなんです」


毎日の授業が「見切り発車」だから、付いていけなくてもしかたないな、ということではないと思います。
乗り遅れないように、精一杯の努力をして授業を受けるからこそ、あとになって「これはあの時に習ったことだ」「あの時先生が言っていたのは、こういうことだったのか」と気付くためのタネが植えられると思うのです。

- 学ぶことはいつでもできる
- 学ぶことは気付くこと

角田先生の言葉に勇気づけられました。

私たち保護者が必要以上に子供の乗り遅れを恐れず、でも子供たちが乗り遅れないように、「できるだけの準備をして授業に臨みなさい」と子供に伝えていきたいですね。

2/5 入学説明会 角田明先生講演会(1)

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「角田明先生 講演会」まとめ 第1回


2/5(火)新入生入学説明会の後半は、角田明先生の講演会が開催されました。

優しい語り口で、誰にでもわかりやすく、すばらしいお話を聞かせて下さいました。
参加者からは「とてもわかりやすくて、胸にストンと落ちてきた」「楽しいお話で、もっと聞いていたかった」と、好評な感想が聞かれました。

参加されていない保護者の皆さんにもお知らせしたいと思い、まとめを連載します。


角田先生のブログ(歩禅記)はこちら


●子育ては常にリニューアル

角田先生は、冒頭にこうおっしゃって、子育ての極意を教えて下さいました。

入学説明会の中での講演だったので、参加されていたのは、ほとんどが新入生の保護者の方です。
その中には、初めてお子さんを中学校へ入学させる保護者もいれば、上の子で何回も経験済みという保護者もいらっしゃいます。


先生の言葉は、とくに何度も経験済みのベテランお母さんに向けての言葉でしたが、実は子育て中のすべての人に対して発せられていた言葉です。


例えば、兄妹や姉妹を育てている時、ついつい上の子と下の子を比較してしまいませんか?
または、よそのお子さんと比べてしまいませんか?

「こんなこと、お姉ちゃんは簡単にできたわよ」
「お兄ちゃんなんだから、しっかりしなさい」
「お友達の○○ちゃんはできるのに、どうしてあなたはできないの?」

その子ではない誰かと比較して、ついついこんな言葉を言ってしまいます。


そうなれば、言われた子供はひがみます。
「どうぜ自分なんか」という気持ちになってしまいますよね。
保護者の方も、そうやって子供心に傷ついた経験をお持ちではないでしょうか。


角田先生はおっしゃいます。
「子育ては、常にリニューアル。その子にとっては、いつも初めての経験。だから、お母さんもその子に向かって、いつも気持ちをリニューアルしないと、その子に対応できませんよ」


初めてお子さんが入学される保護者の皆さんは、これからの中学校生活に「楽しみ半分・不安半分」な気持ちでしょうか。
それと比べれば、すでに経験済みの保護者の皆さんは、気持ちに余裕があることでしょう。

でも、角田先生の言葉のように、「その子にとっての初めての経験」であることを忘れずに、初めてでもそうでなくても、親子ともに気持ちをリニューアルして、新しい中学校生活をスタートさせたいですね。

ミニ版「ほろほろ通信」 2/10号

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ミニ版「ほろほろ通信」 2/10(日)号

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「おいしい野菜をありがとう」
田原市の男性からの投稿です。


男性が高校2年生のときの話。
実家がキャベツ農家で、一年中、食卓にキャベツが出されていたそうです。


ある日、毎日続くキャベツの献立に我慢できなくなり「同じものばかり出しやがってふざけるな」と、キャベツが載ったお皿を床にたたきつけてしまったそう。
母親が悲しい顔で割れた皿を拾っている光景を、忘れることができないといいます。


男性は、現在種苗や肥料・飼料を農家に販売する会社に勤めています。
仕事を通じて、農家の人と話をする機会が増えて、いかに農作物を育てるのが難しく、大変なことなのかが徐々にわかってきたそうです。


ある日、取引先の農家の人から聞いた話に、とてもショックを受けて反省したとのこと。
農家のご主人は「苦労して育てた野菜はかわいくて、自分の子どもと変わらないよ」とおっしゃった。
この言葉に、昔のわがまま放題の自分が恥ずかしくなった。両親はあの時どれほどショックだったことか。


男性は、あらためて「当たり前のことを当たり前と思わず、常に感謝の心を持って日々生きていこう」と思ったそうです。
奥さんへ、毎日料理を作ってくれることの感謝。農家さんへ、米や野菜を作ってくれることの感謝。ご両親へ、今まで育ててくれたことの感謝。みんなへの感謝の気持ちでいっぱいだそうです。
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学校での給食の時間、子供たちは「農作物を作ってくれた人たち」「調理をしてくれた人たち」「給食費を払ってくれる保護者」に対して、感謝の気持ちを込めて「いただきます」をしてくれていると信じています。

ふだん「当たり前」のように食べている食事は、いろいろな人たちのおかげで食べることができる、ということを、私たち大人も思い出して、感謝しながらいただきたいですね。

愛狂亭三楽 独演会 in 小牧中

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2/9(土)全委員会終了後、お待ちかねの「愛狂亭三楽 独演会」が開催されました。

まくら(本題に入る前の導入部分のお話しをこう言うそうです)では、落語を始めたきっかけや、ご自身のとてもユニークなお母様のお話しをされて、それだけでも十分おもしろい!

どうやら、子供の隠れた才能を伸ばすためには、少々ハチャメチャなことを平気でやってしまうくらいの豪快な母親にならなくてはならないかも・・・(笑)

「ほめられること」「注目されること」が、子供ののびのびとした成長には大切だ、ということが伝わる、とてもよいお話しでした。


さて本題の落語は「親の顔」

よくいう「親の顔が見てみたい」という言葉を使って、ちょっとトンチンカンな父親と子供の担任の先生との、ちぐはぐな会話のお話し。

思わず笑っちゃうような場面ばかりで、会場は大爆笑の嵐。
終始、明るい笑い声が会場に響き渡り、とても楽しい時間となりました。


三楽さんからは
「いつもはお年寄り相手に落語をやっているので、今日は若い(笑)女性ばかりの明るい笑い声いっぱいの中で演れて、プロになったような気がしました」
とうれしい感想をいただきました。


「人は見かけによらぬもの」を地でいく三楽さん(校長先生)に、観客一同感心しきりでした。
ぜひ定期公演をしていただきたいものです(笑)

三楽さん、楽しい時間をありがとうございました!

「新しい学校づくり」プレゼンテーション会 〜保護者の視点で(2)〜

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小牧中のプレゼンテーションの内容について、公開されたプレゼンテーション資料に少し追加してご紹介したいと思います。


小牧中の「新しい学校づくり推進事業」で、新規に取り組みたいプロジェクトとして「いのちを実感させるプロジェクト」が挙げられています。

そして、この新プロジェクトの具体的な内容のひとつに、次の項目が挙げられています。

【まち歩きによる情報収集と発信
ゴール「みんなで育てる安全Map」製作】

これは、昨年末に学校HPでも記事になっていた、関西大学の城下先生やコーディネーターの原さんとの意見交換の中で話し合ったことがベースになっています。
(防災教育について意見交換 12/28)


意見交換の中では、「中学生は地域の一員として役に立つ存在になり得る」というお話しがあり、防災教育を通じて、生徒自身に「役立ち感」を持たせるような活動ができるといいですね、という意見で一致しました。

そうしたことから、この「みんなで育てる安全Map」は、生徒たちが活動を通して地域とつながることができ、「安全Map」という成果は生徒たちの活動に対する充実感につながり、またそれを地域に還元することで新たな交流が生まれるきっかけになる、とてもよいツールになると思うのです。

学校が中心となって進める事業ではありますが、学校だけでは手が足りない部分が出てくると思います。

ここは、私たち保護者の出番ですね。
学校と協力して、保護者もPTAの一員として子供たちの活動をサポートしていけるといいなと思っています。
PTAでは、保護者も気軽に参加できるような体制づくりのお手伝いもしていきたいと考えています。


まだまだ「構想中」の段階のようですが、これから少しずつ形が見えてくると思います。
今後も、「新しい小牧中」に注目していきましょう。

「新しい学校づくり」プレゼンテーション会 〜保護者の視点で(1)〜

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2/8(金)市役所新庁舎で開催された、小牧市教育委員会主催の「新しい学校づくり」プレゼンテーション会を傍聴してきました。
小牧中学校の発表がある午後の部のみの傍聴でしたが、とても興味深かったので、皆さんにもご紹介したいと思います。

校長先生が、さっそく本日のプレゼンの資料を学校HPにアップして下さっていますので、そちらもぜひご覧ください。
(「新しい学校づくり」プレゼンテーション会参加のお誘い 2/7)
(新しい学校づくりプレゼンテーション会 2/8)

小牧市教育委員会では、「新しい学校づくり推進事業」を実施しており、市内小中学校に対し、各校からの「学校としてぜひこのような新しい取り組みをやってみたい」という事業の要望に予算をつけています。

各学校には、毎年、予算化された事業についての実践結果と成果の報告を求めており、次年度の要望と合わせて、年一回それをプレゼンテーションする機会を設けています。
このような助成を行っている自治体は、全国でもとても珍しいそうで、さらにそれを公開しているというのは驚くべきことだそうです。

しかし、せっかく「公開」していても、市民(保護者)に対しての広報が全く行われていないため、ほとんどの保護者の方がこの「プレゼン会」が行われていることを知らないのは、とても残念なことです。
それどころか、「新しい学校づくり推進事業」が実施されていることすらご存じない方がほとんどだと思います。

市教委の積極的な広報活動はもちろんですが、各学校でも、もっと積極的にこうした情報を提供していただけるといいですね。


その意味において、小牧中学校のすばらしさを、改めて感じました。

「プレゼン会」が開催されることのお知らせだけでなく、実際にプレゼンした内容までHPで公開する学校は、他にはない!と断言してもいいくらい貴重な存在です。

それは、校長先生はじめ小牧中の先生方が、「新しい学校づくりとして、小牧中はこれに取り組みたいんだ!」という強い意志で取り組まれているからこそ、胸を張って公開できるのだと思います。

私たち保護者も、そんな先生方の心意気に応えて、学校がこれから取り組もうとしている新しい事業に関心を持ち、関わり合いながら、その実践を見守っていきたいですね。


予算要望した内容や金額の公開までしてくださったことに拍手喝さいですが、せっかくここまでして下さったのですから、実際にどれくらいの予算がついたのか、認められた事業のその後の実践状況はどうなのか、そんな報告までしていただけるといいなと思っています。


貴重な経験のきっかけを作って下さった校長先生に、改めて感謝をお伝えします。
ありがとうございました。

2/5 入学説明会

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2/5(火)多目的ホールにて、平成25年度の新入生の保護者向けに「入学説明会」が開催されました。

その中で、校長先生と生徒指導主事の先生のお話しから、小牧中学校をよく知っていただくために、印象深かった内容をご紹介したいと思います。

【校長先生から】

・本校ではHPを通じて、積極的に学校の様子を保護者にお知らせしていること。

・「ABCDの原則」を身につけさせることに力を入れていること。

(ABCDの原則とは「A:当たり前のことを、B:バカにしないで、C:ちゃんとやれる人が、D:できる人」という意味です)


【生徒指導主事 江本先生から】

中学生の生徒指導で心がけていることとして、

・学校と家庭(保護者)のコミュニケーションが大切。問題があった時には、ともに協力して解決していきたいと考えていること。

・中学校で求めている生徒指導の内容は、卒業後の社会が求めている姿であること。


その他、中学校入学に当たって必要になる用具のお話しや、学校集金についての説明などがありました。
詳細については、配布された資料をご覧いただき、不明な点があれば、学校までお問い合わせください。


後半は、角田明先生による講演会が開催されました。
角田先生については、以前「PTAの部屋」でもご紹介しました。
(【お知らせ】2/5 第3回学校公開日のご案内 2/1)


すばらしい講演会の内容は、後日まとめて記事にしたいと思います。
角田先生、遠路お越しいただき、すばらしい学びの時間を、本当にありがとうございました。

【総務】2/5 PTAサロン

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2/5(火)図書室にて、第3回PTAサロンを開催しました。
今年度最後のPTAサロンです。

今回は、3年生の授業参観がありませんでしたので、いつもよりも少ない参加者数でしたが、その分、ゆったりのんびりとおしゃべりを楽しんでいらっしゃいました。

総務委員の方々にお手伝いいただき、今年度も無事に3回のPTAサロンを開催できたことを、心から感謝します。


来年度も、保護者の皆さんが気軽に情報交換ができる場としてPTAサロンを開催していく予定です。

ぜひたくさんの保護者の皆さんに、学校へ足を運んでいただくきっかけに利用していただきたいと思います。

ミニ版「ほろほろ通信」 2/3号

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ミニ版「ほろほろ通信」 2/3(日)号

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「名鉄のアナウンスが変わった!?」

昨年11月に、頸椎椎間板ヘルニアで、首や手の痛みに悩む名古屋市内の女性の話が紹介されました。
痛みが限界になりつらかった時に、高校生三人組に親切にされ救われた、というお話でした。
今回は、その後日談です。


新聞に、この女性の話が掲載された翌日に、友人から「記事を読んだわよ。今日、こんなことがあったの」と電話があり、友人は通勤電車での体験を話し始めたそうです。

名鉄常滑線に乗った際の車内アナウンスが、今までと少し違っていたとのこと。
「お体の不自由な方やご年配の方に席をお譲り下さい」
ここまでは、いつもと同じ。

この日はさらに
「ベビーカーをお持ちの小さなお子さんをお連れのお客様にも、席をお譲り下さい」
と続いたそうです。

この友人は、「きっと昨日の『ほろほろ通信』を読んだ名鉄の人が、アナウンスを変えてのではないかしら」と話したそうです。
帰りの電車でも、同じアナウンスがあったとのこと。


名鉄本社に問い合わせると、「特に全社的にアナウンスの変更を指示してはいないが、この秋からマナーアップキャンペーンを展開しているので、社内巡回していた車掌が、幼いお子さんを連れた母親が乗車していることに気づいて、機転を利かせて一言付け加えたのかもしれませんね」ということだったそうです。


アナウンスが変わった理由はわからなかったが、一人の女性の体験を通じて、それに応えようとする人々の親切の輪が、少しずつでも広がっていったらいいなと感じた出来事でした。
********************

ふだん、電車内のアナウンスが変わったことに気づく人は、ほとんどいないでしょう。

「こんなことで困っている人がいるんだ」「こんな親切ができる人がいるんだ」と『ほろほろ通信』の中で紹介されるいろいろな人の話を読むことで、親切のアンテナを高くすることができます。

そんな小さなことにも気づける「アンテナの高い人」が増えるといいですね。

大人にできること 〜親の務め編(2)〜

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1/24(木)の中日新聞に、このような記事が掲載されました。ご覧になられましたでしょうか。

-----*----- 記事引用 -----*-----

子供とスマホ 米国から考える
『手作り使用契約書「世界に通用」・母の18ヵ条絶賛』

「人を騙したり、バカにしたりするために使用してはいけません」
米国の母親が息子のクリスマスプレゼントにスマートフォンを贈る際、独自に作成した「使用契約書」が同国内で話題になっている。子どものインターネット・携帯電話への依存や犯罪被害者は日米を問わない。「金言」の数々は、日本の親たちにも参考になりそうだ。

-----*----- 引用ここまで -----*-----


この「使用契約書」は、ネット上に日本語翻訳文が掲載され、とても話題になりました。
新聞の記事では、18ヵ条の中から10項目が抜粋して掲載されていました。
以下に、この「使用契約書」の全18ヵ条を引用して、ご紹介したいと思います。


-----*----- 引用開始 -----*-----

1.これは私の携帯です。私が払いました。あなたに貸しているものです。私ってやさしいでしょ?

2.パスワードはかならず私に報告すること。

3. これは「電話」です、鳴ったら必ず出ること。礼儀正しく「こんにちは」と言いなさい。発信者が「ママ」か「パパ」だったら必ず出ること。絶対に。

4. 学校がある日は7:30pmに携帯を私に返却します。週末は9:00pmに返却します。携帯は次の朝の7:30amまで電源オフになります。友達の親が直接出る固定電話に電話出来ないような相手ならその人には電話もSMSもしないこと。自分の直感を信じて、他の家族も尊重しなさい。

5. iPhoneはあなたと一緒に学校には行けません。SMSをする子とは直接お話しなさい。人生のスキルです。注:半日登校、修学旅行や学校外活動は各自検討します。

6.万が一トイレや床に落としたり、無くしたり、破損させた場合はの修理費用は自己負担です。家の芝生を刈ったり、ベビーシッターをしたり、お年玉でカバーしてください。こういうことは起こります、準備していてください。

7.このテクノロジーを使って嘘をついたり、人を馬鹿にしたりしないこと。人を傷つけるような会話に参加しないこと。人のためになることを第一に考え、喧嘩に参加しないこと。

8.人に面と向かって言えないようなことをこの携帯を使ってSMSやメールでしないこと。

9.友達の親の前で言えないようなことをSMSやメールでしないこと。自己規制してください。

10. ポルノ禁止。私とシェアできるような情報をウェブで検索してください。質問などがあれば誰かに聞きなさい。なるべく私かお父さんに聞いてね。

11. 公共の場では消すなり、サイレントモードにすること。特にレストラン、映画館や他の人間と話す時はそうしてください。あなたは失礼なことをしない子です、iPhoneがそれを変えてはいけません。

12.他の人にあなたの大事な所の写真を送ったり、貰ったりしては行けません。笑わないで。あなたの高知能でもそういうことがしたくなる時期がやってきます。とてもリスキーなことだし、あなたの青春時代・大学時代・社会人時代を壊してしまう可能性だってあるのよ。よくない考えです。インターネットはあなたより巨大で強いのよ。これほどの規模のものを消すのは難しいし、風評を消すのも尚更難しい。

13.写真やビデオを膨大に撮らないこと。すべてを収録する必要はありません。人生経験を肌身で体験してください。すべてはあなたの記憶に収録されます。

14.ときどき家に携帯を置いて出かけてください。そしてその選択に自信を持ってください。携帯は生きものじゃないし、あなたの一部でもありません。携帯なしで生活することを覚えてください。流行に流されない、FOMO(自分だけが取り残されるていると思ってしまう不安感)を気にしない器の男になってください。

15.新しい音楽、クラシック音楽、あるいは全員が聞いている音楽とは違う音楽をダウンロードしてください。あなたの世代は史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ。この特別な時代を活用してください。あなたの視野を広げてください。

16.ときどきワードゲームやパズルや知能ゲームで遊んでください。

17.上を向いて歩いてください。あなたの周りの世界を良く見てください。窓から外を覗いてください。鳥の鳴き声を聞いてください。知らない人と会話をもってみてください。グーグル検索なしで考えてみてください

18.あなたは失敗する。そのときはこの携帯をあなたから奪います。その失敗について私と話し合います。また一からスタートします。あなたと私はいつも何かを学んでいる。私はあなたのチームメイトです。一緒に答えを出して行きましょう。

-----*----- 引用ここまで -----*-----

これは、原文を見て感動した一般の方が日本語に翻訳したものです。
契約社会のアメリカらしい「使用契約書」ですが、新聞記事にあるように、インターネットや携帯電話を巡る問題は万国共通ですね。
絶賛する評価が多く寄せられているということは、それだけこの問題に悩む保護者が多くいるということだと思います。


全文をご覧になって、どのような感想を持たれたでしょうか?

「そこまでしなくても・・・」という声があることは事実です。
しかし、この新しいテクノロジーはとても便利ではありますが、リスクがあることを、きちんと子供に教える必要がありますよね。
昨日の「PTAの部屋」の記事同様、これも親の務めではないでしょうか。
(大人にできること 〜親の務め編〜 1/29)


このとおりにする必要はまったくありません。

ただ、この「使用契約書」をご家庭でも話題にしていただいて、親子で「我が家のルール」を考えるきっかけにしていただけるといいなと思います。


【関連記事】
●Hana.bi 13歳の息子へ、新しいiPhoneと使用契約書です。愛を込めて。母より

原文には、「使用契約書」の前後にもお母さんから息子へのメッセージが書かれています。そこには、子を想う母の愛があふれています。合わせてご覧下さい。

大人にできること 〜親の務め編〜

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1/28(月)朝日新聞の『天声人語』を読んで感じたことです。

-----*----- 引用開始 -----*-----

 大ニュースではないが、驚いてしまう記事がある。3年前にこんな記述があった。ある人が幼稚園で講演したとき、若い母親に「お茶って自分の家で作れるんですか」と聞かれた。「はい」と答えると、彼女はこう言ったそうだ。
 「私のお母さんがお茶を作っているところ、見たことがない。いつもペットボトルのお茶を飲んできた」。彼女はどうやら、お茶を「いれる」という言い方も知らないらしい。
 一昨年も似た記事があった。料理教室の先生に、急須を「これは何ですか」と聞く受講生がいたという。だが、そうした例が驚くにあたらないのを、きのう東京で読んだ記事で知った。日教組の教研集会で「今の高校生は日本茶の入れ方を知らない」という報告があったそうだ。
 福岡県立高校の家庭科教諭が生徒にアンケートしたら、冬に家で飲むお茶を「急須でいれる」と答えたのは2割しかなかった。授業では急須を直接火にかけようとする生徒もいたという。
 おそらくは「粗茶ですが」や「茶柱が立つ」といった言葉も知らないのだろう。市販の飲料は手軽でいいが、文化や歴史をまとう「お茶」と無縁に子らが育つのは寂しい。
 「客の心になりて亭主せよ。亭主の心になりて客いたせ」と言ったのは大名茶人の松平不昧(ふまい)だった。庶民もお茶でもてなし、もてなされる。いれてもらったお茶は、粗茶でも心が和むものだ。コンビニエンス(便利)と引き換えに大事なものをこぼして歩いているようで、立ち止まりたい時がある。

-----*----- 引用ここまで -----*-----

世の中はどんどん便利になります。おそらく、これからも「もっと便利に、もっとラクに」なるように、新しい技術や製品が開発されていくことでしょう。

それらを上手に使って、私たちの生活をゆとりあるものにすることは、決して悪いことではありません。
しかし、この記事のように、便利になることで失ってしまうこともあることを忘れてはいけませんね。


「お茶の入れ方を知らない子ども」というのは、決して大げさな話ではありません。
子どもは、教えてもらっていないことは知りません。
家庭でやっているところを見たことがなければ、知らなくても仕方がありませんね。

でも、社会に出てからは「知らないと恥ずかしいこと」がたくさんあります。
「食事のマナー」「電話のマナー」「手紙の書き方」「公共の場でのマナー」など、他にもいろいろあると思います。

それを教えるのは、学校ではなく、家庭だと思うのです。

よく、非常識なことをすると、「親の顔が見てみたい」と言いますね。
これは「親がきちんと教えていることが当然だ」という前提があるからこそ、「教えていない親が恥ずかしい」となるのですね。

一般常識を「しつけ」の中で教えることは、親の大切な役目だと思います。
そのためにも、子どもたちには家の仕事を「お手伝い」させながら、将来(親子ともに)恥ずかしい思いをしなくていいように、礼儀作法をきちんと伝えていくのが、親の務めですね。


【おまけ】

受験シーズン真っただ中です。
先日テレビで「必ず茶柱が立つお茶」が売られているというニュースを見ました。
験担ぎで、飲んでみたいですね。

「大人の学び」へのお誘い

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学びは、子どもだけの専売特許ではありません。
私たち大人は、子どもたちのように、毎日学校へ通って学ぶわけにはいきませんが、いつまでも「学ぶ姿勢」は持ち続けていきたいものですね。

今年度は、玉置校長先生に「親子で学ぶ夜の小牧中学校」というすばらしい「大人の学びの場」を提供していただき、多くの保護者の皆さんにご参加いただきました。

さらに、「教職員の学びも進めます」という校長先生の方針で、新たに2つの講座が開催させることになりました。
これらは、当初小牧中の教職員向けに設定された講座でしたが、校長先生のご厚意で、PTAも参加させていただけることになりました。

とても貴重な機会ですから、私たち保護者も一緒に学びませんか?
たくさんの保護者の皆さんのご参加をお待ちしています。

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「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」
【日時】2/27(水) 17:30〜19:00
【講師】岐阜聖徳大学教授 石原一彦先生
【申込締切】2/26(火) 17:00まで

最近、なにかと話題のインターネット。
次々に新しいアプリやサービスが出現して、「もうついていけない・・・」という保護者も多いのではないでしょうか。
これからは、利用を規制することを考えるよりも、「よりうまく付き合う方法」を大人も学ぶことが必要ですね。
子どもよりも、ちょっぴり詳しくなりましょう。

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「文章力向上講座」
【日時】3/9(土) 9:00〜12:30
【講師】山田永(ひさし)先生 文学博士(国文学専攻・とくに日本神話、日本語)
【申込締切】3/8(金) 17:00まで

「実は、作文は苦手で・・・」という方。
大人になっても、文章を書く機会は意外と多いですよね。
文章の書き方の基本やコツを学べば、きっと今後に役立ちますよ。

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いずれの講座も、参加無料!会場は、小牧中学校です。
参加対象者は、小牧中学校の保護者のみとさせていただきます。

参加ご希望の方は、「参加希望講座名」「参加者氏名」「生徒氏名、クラス」明記の上、学校まで(komaki-j@komaki-aic.ed.jp)メールをお送り下さい。


多くの皆さまのご参加をお待ちしています!

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PTAクラブ活動
3/16 フラワーアレンジメント
市P連
3/13 市P連 第3回母親委員会
市P連 第4回母親委員会研修会
小牧市立小牧中学校

〒485-0046
小牧市堀の内四丁目30番地
TEL:0568−77−6321
FAX:0568−75−8295