最新更新日:2024/06/08 | |
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体育大会のお礼
9/22(土)秋晴れの中、第66回小牧中学校体育大会が開催されました。
最初から最後まで、全力で競技に取り組み、全力で応援し、全力で裏方の仕事に励む、牧中生のすばらしい姿が見られました。 たくさんの来賓の皆さんにもご臨席いただき、生徒たちのがんばる姿をご覧いただくことができたことは、保護者としても、とてもうれしいことです。 来賓の皆さま、お忙しい中、本当にありがとうございました。 そして、参観場所には、多くの保護者の皆さんの姿。 真剣に取り組む子どもたちに、大きな声援と温かい拍手をいただき、ありがとうございました。 皆さんの応援が子どもたちに届き、さらにすばらしい体育大会へと導いてくれたものと感謝しています。 「今日一日、全力で取り組んでくれた生徒の皆さんに、 一生懸命、裏方の仕事をがんばってくれた委員会や係の皆さんに、 今日まで支えて下さった先生方に、 励ましてくれた家族に、 感謝の気持ちでいっぱいです」 この、最後の生徒会長のスピーチに、子どもたちの成長が感じられ、感動しました。 しっかりと指導をしていただいた先生方に感謝し、それを受け止める素直な心を持つ子どもたちを誇りに思います。 生徒の皆さん、すばらしい体育大会を、ありがとうございました。 【お知らせ】 「携帯アンケート」に関して、緊急メールが配信されています。 ぜひ多くのご意見を、学校へお寄せ下さい。 皆さまのご協力をお願いいたします。 9/15 総務委員会
9/15(土)多目的室にて、第3回総務委員会が開催されました。
●議事内容 1. 全委員会の概要・役割分担について 2. 各委員会の経過報告 3. 連絡・依頼事項 2学期は行事も多く、複数の動員依頼が来ているため、そのご協力をお願いしました。 新しい取り組みとして、 ・9/22(土)体育大会・携帯アンケート ・10/1(月)進路説明会・修学旅行の合唱ビデオ上映会 ・11/1(木)「文化祭・夜の学校開放」 の説明がありました。 それぞれの詳細については、別の記事でアップします。 「第2回夜の小牧中学校」で大人の学び(3)
9/9(日)第2回親子で学ぶ夜の小牧中学校
PTA懇親会「大人の学び」(その3)【最終回】 統計学者から学ぶ世間の統計のごまかし 〜愛教大・青山和裕先生とともに過ごす〜 ●日本の先生はスゴイ! 「日本の先生は、本当にスゴイ! 他の国の先生は、定時にはさっさと帰る。残業させようものなら、ストライキが起きる。事務仕事もやらない。先生の仕事は、教えることだけ、という考え方。だから、他国の先生は、一方的にやり方を教えるだけ。 一方、日本の先生は、とにかく仕事が多すぎる。授業に関わること以外に、事務仕事も多い。 日本の先生は、授業に関しても取り組む姿勢がすばらしく、子供たちから発言や学びを引き出す工夫をされる。外国では考えられないことだ。 世界中、どこをみても日本の先生のように、勉強熱心な先生はいない」 いろいろな国の教育事情に詳しい青山先生ならではの視点で、いかに日本の先生がすばらしいか、ということを教えていただきました。 私たちは当たり前のように考えていた「熱心な先生の姿」が、世界の中では、実はとてもまれな存在だということに驚きました。 そんな、勉強熱心で一生懸命に取り組んでおられる先生方から学ぶ子供たち。とても幸せなことですね。 私たち保護者も、「がんばる先生」を応援していきたいと思います。 ●教科書の執筆 「教科書の執筆もしています。 教科書ができるまでには、とても長い時間と手間がかかっていて、教科書として採用されると、すぐ次の教科書の作成に入るのです。啓林館の教科書に執筆者として名前が出ています」 教科書は、当然ですが、一人で全部執筆するわけではなくて、複数の著者との共同作業になるそうです。 自分の担当部分だけでなく、全体のいろいろな調整も必要なので、とても手間がかかるそうです。 そして、お金も時間もたくさんかかっています。 日本では、教科書は無償で配布されるものですが、こういう作る側のご苦労もよく考えて、子供たちには大切に扱ってほしいなと思いました。 すばらしい「大人の学び」の時間でした。 ぜひ、今度は小牧中学校の生徒たちに「数学のおもしろさ」を教えにきていただけるとうれしいです。 青山先生、本当にありがとうございました。 「第2回夜の小牧中学校」で大人の学び(2)
9/9(日)第2回親子で学ぶ夜の小牧中学校
PTA懇親会「大人の学び」(その2) 統計学者から学ぶ世間の統計のごまかし 〜愛教大・青山和裕先生とともに過ごす〜 ●社会の変化 「今の若者たちは、有名大学を出ていても、自分で考えて仕事ができない。協調性に欠けていて、チームとして仕事ができない。少しプレッシャーをかけられると、すぐ辞めてしまい、長続きしない」 バブル経済がはじけたころから、企業が求める人材と、教育の方向にズレが出てきました。 企業は、学力重視では、求める人材は得られないということに気付いています。 しかし、教育現場では、相変わらず「受験対策」の授業が行われ、子供の人間性や社会性を育てることに、あまり積極的ではないように見えます。 先生も子供も、時間に追われてしまい、そこに力を入れる余裕がないのでしょう。 「企業にとっては、新しいアイデアを生み出せる人が必要。 アイデアを生み出すには、表面的なことだけでなく、その先を見通せる力が必要。 教育にも、それが求められている」 今の企業は「チーム」で仕事ができる人材を求めています。 平均的にできる、という人よりも、こんな個性がある、こんな特技がある、といういろいろな人が集まって、それぞれが得意分野を発揮して仕事をすることが求められているのです。 「しかし、実際にはとくに高等教育(高校、大学)では、いまだに点数化しやすい学力に重点を置いた教育が行われている。 その点、小中学校は、もう少し変化の余地があり、単に学力を伸ばすだけでなく、人と関わることの大切さや、興味のあることを伸ばす工夫なども行われている。 これからは、問題を表面的にとらえるだけでなく、その先を読み解く力をつけるような教育を進めていく必要がある。 そのためのお手伝いをしていきたい。 先生が実際に授業をやる時の、ヒントになるような情報提供をしていきたい」 「変わろう、変えなければ」という動きは、少しずつ出てきているようです。 しかし、まだ目に見える形になっていない状態なのでしょう。 青山先生が情熱を持って取り組んでいらっしゃる、現場の先生との共同研究が、もっともっと広がっていくといいな、きっと変わっていくだろうな、と楽しみにしています。 「第2回夜の小牧中学校」で大人の学び(1)
9/9(日)第2回親子で学ぶ夜の小牧中学校
PTA懇親会「大人の学び」(その1) 統計学者から学ぶ世間の統計のごまかし 〜愛教大・青山和裕先生とともに過ごす〜 本講座が終了後、青山先生を囲んで、PTA役員との懇親会を開催しました。 とてもわかりやすい講座内容に、一同すっかり感心しましたが、その後の懇親会では、さらに詳しく、子どもたちを取り巻く教育の現状についてお話を伺い、貴重な体験となりました。 懇親会での青山先生と私たちPTA役員との会話の中での、印象的な言葉のいくつかをご紹介したいと思います。青字が青山先生のお話です。 ●数学はおもしろい 「数学は答えがすっきり出るのがいい。そして、その問題や答えの先を考えるのがおもしろい」 「数学なんて勉強したって、将来役に立つのか?」と思っている子供たち、たくさんいるのではないでしょうか? 大人の皆さんは、どう思いますか? たしかに、因数分解や連立方程式を、日常生活で使うことはまずありませんね。 しかし、今日の講座で、「数学は生活の役に立っている」ということが実感できました。 内容は「統計学」という分野ですが、今日の講座で扱った題材は、私たちが日常的に目にしている「広告」や「ニュース」などでした。 これは、私たちは日頃から「数学的なもの」に接している、ということですね。 とかく数学は、公式を覚えていっぱい計算をして・・・というイメージで、苦手意識を持つ人も多いものです。 ほとんどの人は、「答えが出たらおしまい!」となってしまうところですが、青山先生のおっしゃるように「その先を考える」ことで、数学的なことだけでなく、言葉の意味を考えるなら国語、問題の背景を考えるなら社会、事実の裏付けを考えるなら理科・・・というように、いろいろな教科の力も合わせて磨かれるのだと思います。 先生のお話を聞きながら、 ・数学は単に計算するだけでなく、とても奥が深くて、おもしろい教科だよ ・数学は日常生活の中で、いろいろと役だっているよ という青山先生のメッセージがよくわかりました。 ●数学がおもしろくなくなってしまう理由 「本来、数学はおもしろいもの。それがどうしておもしろくなくなってしまうのか?それは、センター試験を象徴する受験制度の中で、数学が、いかに短時間でたくさんの問題を解いて解答用紙を埋めるか、という技術を学ぶ教科になってしまっているからだ」 戦後の高度経済成長の時代、学力はその人の資質を測るのに、とても重要な指標でした。 子どもたちの全体のレベルを上げるために、画一的な教育が行われ、親も子も「有名な学校へ行って、有名な会社に入ることが幸せへの唯一の道」と信じて疑いませんでした。 企業も、学力重視で判断していました。 そういう世の中で、いかに受験をうまく乗り切るか、ということに注力した教育が行われてきました。 その結果、青山先生がおっしゃるような、「本来の数学の楽しさ」を子供に教えることができない学校になってしまったのですね。 とても残念なことではありますが、これは私たち保護者や小牧中学校だけで解決できることではありません。 その先の高校、大学、企業・・・まさに国全体で取り組まないと、この受験システムを変えることは難しいでしょう。 しかし、青山先生のように、こういった教育に疑問を持たれて、なんとか変えていかなくては!と考えておられる先生方がいらっしゃるのは、とても心強いですね。 青山先生のようなすばらしい先生に教えてもらう、これからの先生たちが、力を合わせて、変えていってくれることを期待したいと思います。 9月11日という日
今日は9月11日です。何の日かご存知でしょうか?
昨年の3月11日に、東日本大震災が発生しました。 あの日から、今日で1年半の時間が過ぎました。 時間が経つにつれて、東北のニュースは減り、私たちが被災地の現状について知る機会も減ってしまいました。 今日のように、区切りになる時になると、メディアは被災地の現状を競って伝えます。 「少しずつ、復興が進んでいます。お店や工場が再開しました」 「まだまだ、復興への道のりは遠いです。がれきの山はいたるところに放置されたままです」 「行方不明者はなお2814人。警察などが今も捜索を続けています」 いろいろなニュースが流れています。 どれも事実です。被災地の範囲が広すぎて、とても一言では言い表すことができないのです。 一時の熱狂的とも言える被災地への関心も、時間の経過とともに、少しずつ薄れていってしまっている…と感じることはありませんか? 今なお、不自由で大変な思いをしながら、それでも復興に向かって一歩ずつ進んでいる、被災地の皆さんがいらっしゃいます。 今朝の中日新聞に「私たちを忘れないで」という記事が掲載されていました。 津波で息子さんを亡くされたお母さんが、息子さんが通っていた閖上中学校で震災の語り部をされているという記事でした。 息子さんが生きていた証を、普通の生活があった昨年の震災前までのことを、忘れないでほしい。 そして、今ここに生きる自分たちは、絶対に忘れないよ、という想いが、お母さんの活動を支えているのでしょう。 私たちも、忘れずにいたいですね。 いつも、被災地の皆さんに心を寄せていたいですね。 それぞれができることで、ずっと応援し続けていくこと…あの日から1年半の今日、親子で、ご家族で、改めて考えてみませんか? ※写真は、本日(9/11)の中日新聞朝刊1面に掲載された記事です。 新しいことが始まりました〜第2回夜の小牧中〜
9/9(日)多目的室にて、第2回親子で学ぶ夜の小牧中学校が開催されました。
統計学者から学ぶ世間の統計のごまかし 〜愛教大・青山和裕先生とともに過ごす〜 さっそく、学校HPでも記事になっていますので、合わせてご覧下さい。 (第2回親子で学ぶ夜の小牧中学校(速報) 9/9) (第2回親子で学ぶ夜の小牧中学校(その1) 9/10) PTAの部屋でも宣伝した効果があったのか(と信じています!)、今回も前回同様、たくさんの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。 講座の内容が大人受けするものだったようで、保護者の方を始め、地域の方や先生方も多くご参加いただきました。 もちろん、中学生の参加も多数あり、とてもうれしく思っています。 愛知教育大学の先生(ということは、学校の先生の先生にあたります)とお聞きして、おまけに数学の先生ということで、失礼ながら、気難し屋の先生だったらどうしよう・・・と心配していたのは、PTAの役員一同でしたが、青山先生は写真でもおわかりのとおり、とてもイケメンでスマートな先生で、お話の内容も、我々一般人にもわかりやすく、丁寧にご説明いただき、深く納得、ときどき笑いあり、という、すばらしい講座にして下さいました。 青山先生、本当にありがとうございました。 今回も、貴重な機会を演出して下さった、校長先生、教頭先生、教務、校務の先生方、そして、お手伝いいただいたコーディネーターやPTA役員の皆さん、すべての方々に感謝しています。 ありがとうございました。 さて、上記の「速報」記事にもありましたように、本講座が終了後、青山先生を囲んで、PTA役員との懇親会を開催しました。 とてもわかりやすい講座内容に、一同すっかり感心・感動の状態のまま、その後の懇親会に突入しました。 ここでは、さらに詳しく、子どもたちを取り巻く教育の現状についてお話を伺うことができました。 この内容をまとめて、順次アップしていく予定です。 楽しみにお待ちください。 子供の安全を守る その2
昨日、札幌で、いじめが原因と示唆するメモを残して、中学生が自殺するという悲しい事件が起きました。
本当の原因は何か、いじめはあったのか・・・市教育委員会は外部有識者による調査委員会を設置するかどうか検討する、ということなので、今後そこで調査が行われるでしょう。 昨年起きた大津市のいじめ自殺で、全国的にも「いじめ」が問題になり、警察への被害届の提出件数が増えている、というニュースもあります。 遺族の方にしてみれば、「どうしてこんなことになってしまったのか、本当のことを知りたい」という一心に尽きると思うのですが、関連するそれぞれの機関の対応は、遺族のその想いに応えているようには見えません。 教育委員会も、学校も、警察も、関わるすべての機関が、「自分の仕事だ」という当事者意識を持って、迅速に丁寧に対応していただけることを願ってやみません。 昨日の「PTAの部屋」では、子供の安全を守るためには、学校と家庭が協力しなければなりませんね、ということを記事にしました。 (子供の安全を守る 9/5) 「子供の安全を守る」ということは「子供の命を守る」ということでもあります。 事故や事件から命を守ることはもちろんですが、いじめなどで自ら命を絶ってしまうという悲劇からも子供の命を守りたい、すべての保護者の想いですね。 いじめられていたり、つらいことがあっても、子供は親に心配をかけまいと、わからないように明るくふるまうことが多いと聞きます。 それでも、毎日一緒に生活している家族であるからこそ、気付いてあげたいと思います。 日頃から、親子で、兄弟で、いろんなことが話し合える関係を築いていきたいものです。 そして、「あなたたちはかけがいのない存在なのだ」というメッセージを送り続けたいですね。 また、学校の先生方にとっても、日頃の信頼関係は大切だと思います。 先生と生徒、先生と保護者、どちらもしっかりとした信頼関係で結ばれていれば、何か問題が起きてもすぐに相談できますし、早く対応できれば問題にならずに済むことだってあるでしょう。 信頼関係を築くためには、お互いがお互いをよく知ることが大切だと思います。 幸い、小牧中はホームページなどで、学校に関する情報を積極的に発信してくれています。 私たち保護者も、自ら「学校を知る努力」をする必要があると思うのです。 学校ホームページを積極的に活用して、「学校のこと、先生のことを知ろう」という気持ちを持ち続けていたいですね。 大津の問題が表面化したときに、「PTAの部屋」に掲載した記事も、合わせてご覧下さい。 (「いじめへの対応」に想う 7/13) 子供の安全を守る
昨日、今日と、子供が被害に遭う、とんでもない事件が起きています。
新聞や、テレビのニュースでご覧になっていることと思います。 学校HPでも、記事になっていましたね。写真は、その記事です。 (ここのところのニュース 9/5) 子供を守るために、私たち保護者はどうすればいいのでしょうか? ある識者の方が、家から一歩でも外へ出たら、もう十分に危険地帯で、安心はできない、とおっしゃっていました。 今回の名古屋の事件は、マンションの中で発生しており、まさに「家から一歩出たところ」だったわけです。 そうなると、とにかくどこへ行くにも付き添って、四六時中見守っていなければ、もはや子供を守れない…ということになってしまいます。 しかし、それは不可能ですね。 親にも事情がありますし、子供たちもそれを望まないでしょう。 お互いに息が詰まってしまいます。 とにかく、今までのように、当たり前のことを繰り返し伝えていくしかないのでしょうね。 - 知らない人には付いて行かない - 危険を感じたら大声を出す - 近くの大人に助けを求める - 人気のない道を歩かない - なるべく複数で行動する 思い付くだけでも、これくらいはあります。 各ご家庭でも、改めてお子さんと、「こんな時はどうする?」といった、現実的な話を、ぜひ今してみてください。 また、学校でも、機会のある度に、ぜひ安全について話題にしていただきたいと思います。 学校の方が、警察などからも不審者情報や、事件の情報などが入ってきやすいでしょうから、それらの情報を、私たち保護者にも知らせていただけるといいですね。 学校と保護者が協力して、子供たちの安全を守っていかなければいけませんね。 「第2回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」へのお誘い
2学期が始まりました。
9月に入っても、まだまだ残暑が厳しく、子供たちはたいへんだと思います。 課題テストや実力テストが終われば、体育大会の練習も本格的に始まります。 水分補給のために、大きめの水筒を持たせたり、早寝早起きやしっかり朝食を食べさせるなど、保護者も協力していきたいですね。 さて、先日(8/22)の全校出校日の後で、お子さんからチラシを受け取りましたか? 何のチラシ?そんなの見てないわ!という声が、あちこちから聞こえてきそうですね。 「第2回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」の案内チラシです。 「第2回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」</b>の案内チラシです。 <swa:ContentLink type="doc" item="10422">こちら</swa:ContentLink>でもご覧になれます。 多くの方々に参加していただき、第1回は大好評でした。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 そして、この「夜の小牧中」の取り組みに対して、ちゅうでん教育振興助成が受けられることになりました。 <a href="http://swa.komaki-aic.ed.jp/weblog/index.php?id=komaki_j&type=1&column_id=82512&category_id=1189">(朗報!ちゅうでん教育振興助成決定 8/24) ただ物珍しいだけで受けられる助成ではありません。 校長先生の企画力もさることながら、講師を引き受けて下さった先生方の情熱なくしては、このような助成は受けられなかったと思います。 それを裏方で支えて下さる教頭先生、教務、校務の先生方、それから保護者への呼びかけやいろいろなお手伝いで支えて下さる地域コーディネーター、PTA役員など、多くの方々のおかげで、この企画が認められたと思っています。 皆さん、本当にありがとうございます。 そして、第2回以降も、どうぞよろしくお願いします。 前置きが長くなりましたが、「第2回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」へのお誘いです。 今回は、愛知教育大学の青山和裕先生をお招きして、 「統計学者から学ぶ 世間の統計のごまかし」を開催します。 統計学って、なんだか難しそう・・・ ちょっと構えてしまうような、難しそうな硬い響きがありますね。 よくテレビのニュースなどで、世論調査の結果が流れますが、あれも統計学です。 調査方法も合わせて報道されますね。 「無作為抽出で男女合わせて◯◯人に聞きました。有効回答数は◯◯です。」 うーん、よくわからないけど、きっと正しいんだろうな。漠然とそう思って見ていませんか? 実は、PTAの部屋で以前記事にした、こんな記事にも統計学の不思議が隠れています。 (「夜の小牧中学校」での大人の学び(おまけ)8/17) どうして、私たちは「急須で入れたお茶」だと思った人の割合が高いからといって、「このお茶がおいしいんだろうな〜」と思ったのでしょうか? 今回の案内チラシに掲載されていた問題も、何となくヘンな感じはするけど、どこがヘンなのか・・・? そんなモヤモヤした気分を、青山先生が明快に解決してくださいます! 大人も子供も、みんなで学びましょう! 参加希望の方は、案内チラシに必要事項をご記入の上、保護者の方はお子さんを通じて学校へ提出してくださいね。 締切は 9/7(金) です。 案内チラシがない!という方、地域の方や小牧中の保護者以外の方もご安心ください。 当日会場へお越しいただければ、皆さんご参加いただけます。 多くの皆さまの参加をお待ちしています。 「防災の日」に想う 〜子供たちへ〜
生徒の皆さん
「釜石の奇跡」という言葉を聞いたことがありますか? 岩手県の釜石市では、津波襲来時に学校にいた小中学校の児童や生徒は、全員が避難し無事でした。 釜石市では、過去に何度も大きな津波に襲われていて、その経験を教訓に「津波てんでんこ」という言葉が、受け継がれています。 想定外の大災害が起こったら、「とにかく逃げなさい」という教えです。 その教えを守って、みんなが、まず逃げることを優先したので、被害を出さずに済んだのです。 学校にいる間に大災害が発生した場合は、先生の指示に従うことになります。 宮城県石巻市の大川小学校では、津波襲来時、学校にいて先生の指示に従ったのに、多くの子供たちが被害に遭いました。 その時にどうすることがベストなのか、今までの避難指示の方法は妥当なのか、それとも見直す必要があるのか、ということは、今後、先生方が考えて下さるでしょう。 それ以外のとき、学校ではないところにいる時に大災害が起こったらどうするのか? 「防災の日」を機会に、ぜひ一人ひとりの生徒の皆さんに考えてもらいたいと思います。 昨年の東日本大震災のニュースでは、こんなことも伝えていました。 中学生が、保育園児や小学生やお年寄りたちの手を引いて、または抱っこしたり背負ったりして、避難の手助けをした、ということでした。 普段は、家庭でも学校でも守ってもらう立場の中学生ですが、あなた方には、他の人の手助けができる、そういう力が十分に備わっています。 小牧中には、「注文ボランティア」や「ジュニア奉仕団」で、日頃から地域の役に立とうという気持ちの生徒がたくさんいます。 また、それらの活動に参加していなくても、誰かの手助けがしたいと思っている人はたくさんいると思います。 もし、今まで、そういうことを考えたことがない、という人も、自分には誰かを手助けする力があるんだ、ということに気づいて下さい。 中学生も、立派な地域の一員です。 どうか、皆さんの力を地域の中で活かせるように、いつも心の準備をしておいて下さい。 あなた方には、「他の誰かの手助けができる」すばらしい力が備わっていることを忘れないで下さいね。 「防災の日」に想う
9/1は「防災の日」です。
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで、1960年(昭和35年)に制定されました。 毎年、この時期は、台風シーズンでもあるため、「災害への備えを怠らないように」ということで、各地で防災訓練が行われます。 今年も、昨年3月に発生した東日本大震災の経験を活かすべく、各地で防災訓練が行われたというニュースをご覧になった方も多いかと思います。 先日、内閣府から「南海トラフ巨大地震における被害想定」が発表されました。 東海地方でも、大地震がいつ起きてもおかしくない状況だと言われ続けて、もう何年も過ぎているので、少し気が緩んでいるところがありませんか? この機会に、改めて家族で防災について、じっくり話をしておきたいですね。 そして、この時期に合わせて、いろいろなお店で「防災グッズ売り場」ができます。 買い物の時に、その売り場を見るたびに「うちも非常持ち出し袋の準備をしなくっちゃ〜」と思いますよね。 今は、必要なものがあらかじめセットになっている商品がたくさん出ていますので、そういうものを利用するのもいいですね。 また、家族構成によっても、必要なものは違うので、基本のセットを購入し、あとからそれぞれのご家庭で必要になるものを足していく、という方法もあるでしょう。 せっかく揃えたものは、そのままにしないで、年に一度、中身の再チェックをするといいですね。 毎年、新しい防災グッズが発売されていて、とても便利なものが増えています。そういったグッズを、上手に取り入れていきたいものです。 非常食の消費期限の確認もお忘れなく。 *-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----* 「防災の日」にちなんで、インターネットで役立ちそうな情報を探してみました。 その中から、私たちの身近にあるものが、使い方を工夫すれば、いざという時に防災グッズに早変わりして、とても便利に活躍してくれるというおはなしをご紹介します。 ●災害時に役立つ「四種の神器」 1. 段ボール - マットの代わりに。保温効果もあります。災害時に避難所でよく使われます。 - 骨折したときに副木代わりに。骨折の疑いがある部分を段ボールで固定します。患部に合わせて形を変えられるので便利です。 - 家具の代わりに。机やいすの代わりに使えますし、もちろん収納もできます。 2. ガムテープ - ガラスの破片を取る。散乱した細かい破片を取るのに便利です。 - 油性マジックで字を書けば、メモ代わりに使えます。壁や窓に貼ってメッセージを伝えることもできます。 3. ラップ - いろいろなものに巻いて、食器代わりに使えます。食器がなくても、本や板などに巻いて使えば食器代わりになります。 - 水が使えない時、食器などに巻いて使えば、洗わずに済みます。 - 細く丸めると丈夫なヒモになります。 - 身体に巻けば、保温効果があります。 4. ビニール袋 - 段ボールと併用して、簡易トイレとして使えます。 - レジ袋のように持ち手があれば、三角布の代わりとして使えます。 - 頭からかぶって、雨具やカッパとして使えます。保温効果もあります。 ここに紹介したのは、ほんの一部の便利な使い方で、他にも、もっといろいろな用途として使えると思います。 どれも安価で身近なものなので、ぜひ防災グッズの中に入れておくといいと思います。 ABCDの原則 〜生活リズム編〜
生徒の皆さんへ
楽しかった夏休みも、今週いっぱいで終わります。 そろそろ、来週からの新学期に向けて、生活リズムを元に戻しましょう。 夏休み中、朝寝坊と夜更かしの習慣が身に付いてしまった人は、徐々に通常モードに戻しておきましょうね。 新学期が始まると、すぐに3年生は実力テスト、1・2年生は課題テスト、それに体育大会の練習など、忙しい毎日が始まります。 まだまだ残暑が厳しい日が続きます。 夏休み中のダラダラした生活を引きずっていては、すぐに体調を崩してしまいます。 1学期に、皆さんがしっかり取り組んでいた「ABCDの原則」を思い出して下さい。 例えば、こんな「当たり前のこと」をしっかりやるのが、生活リズムの「ABCDの原則」だと言えると思います。 ・早寝、早起き(十分な睡眠時間を確保) ・食事をしっかり取る(お菓子や冷たいものばかりじゃダメ) ・ダラダラ過ごさないで、メリハリのある生活を(計画的に過ごそう) 夏休みが終わるまでに、気持ちも生活リズムも切り換えて、2学期を迎える準備を始めてくださいね。 保護者の皆さま 子供たちが元気に新学期を迎えられるように、私たちも手助けをしていきましょう。 兒の森で「タカサゴユリ」が見ごろを迎えています@趣味'sブログ 「キャリア教育」を考える〜職業人体験(2)〜
前回に引き続き、「職業人体験」についての想いの2回目です。
無事に3日間の職業人体験を終えた子供たち。 少し頼もしくなっていることと思います。 3日間で感じたいろいろなことをレポートにまとめて冊子になったものを、読ませてもらったことがあります。 みんながんばったんだな〜と思いながら読んでいましたが、ちょっと気になることが出てきました。 多くの生徒が「生きるため(生活のため)に仕事をしなくてはいけないということがよくわかりました」という感想を書いていました。 「生きるための仕事」 それは、まさしく、キャリア教育が目指しているところだろうし、きっと正しいのだと思います。 実際に、私たち大人は、生活の糧を得るために仕事をしています。 でも、子供たちの感想からは「生きるために”仕方なく”仕事をしていかなければならない」という気持ちがチラチラと見えるのです。 これには、とても残念な思いがしました。 たしかに、「仕方なく」という部分は存在します。そう思いながら仕事をしている人は山ほどいるでしょう。 でも、中学生の子供たちに、今の段階から「仕方なく」とあきらめてほしくないのです。 中学生の時に、将来なりたい職業は?と聞いても「わからない」と答えるのは普通のことです。選択するほどの知識も経験もありませんから。 だからこそ、自分はどんなことがしたいのだろうか、とたくさん考えて、たくさん経験して、たくさん悩んでほしいなと思います。 そうやって、将来の夢が見つかれば、その夢に向かってがんばれるし、夢がかなえば、それは「仕方なく」やる仕事ではなく「楽しい」仕事になるはずです。 そんな「好きで楽しい仕事」が出来る人は、ほんの一握りかもしれませんね。 でも、挑戦もしないで、最初からあきらめてしまうのは、とてももったいないことだと思います。 時代はどんどん新しい方向へ流れていきます。 今までは仕事にならなかったようなことでも、子供たちが新たなビジネスとして確立していくかもしれません。 そんな風になればいいな、と楽しみにしています。 「キャリア教育」を考える〜職業人体験(1)〜
昨日の「キャリア教育」を考えるに関連して、「職業人体験」についても考えてみたいと思います。
小牧中学校では、2年生が3日間の職業人体験を行います。 学年の生徒全員が参加するため、小牧中のように生徒数が多い学校では、たくさんの体験先が必要になります。 受け入れていただける企業を探すのは先生方の役目ですが、とても大変な仕事だと思います。 受け入れ側にしてみれば、生徒の指導のために誰かが付いていないといけないですし、その期間中はほとんど仕事にならないでしょう。となれば、受け入れに消極的になるのは当然です。 職業人体験の理念には大賛成だけど、うちで受け入れるのはちょっと・・・という企業がたくさんあるだろうと思います。 そんな中で、快く受け入れて下さる企業の方々には、保護者からも心から感謝の気持ちをお伝えしたいですね。 子供たちは、たくさんの体験先から、いくつかの希望を出します。 しかし、全員が自分の希望先に行けるとは限りません。 第3希望まで出しますが、最終的にはそれでも希望がかなわず、希望とは全然違う体験先へ行くことになる子供もいます。 そんな場合は、苦痛の3日間になってしまうかもしれません。 もしうちの子がそうなってしまったら・・・そんなのかわいそう!なんとかしてよ!と思うのが親心ですが、ちょっと視点を変えてみませんか? 全く希望していなかった体験先で、最初のうちは「いやだなぁ」と思うでしょう。 でも、もしかしたら、やっているうちに「へぇーこの仕事はこんな風なんだ」「意外とおもしろいじゃん」という気持ちになるかもしれません。 そうなれば、苦痛の3日間も、楽しい3日間に変わりますよね。 大人の先輩である旭さんがおっしゃっていたように、「仕事の好きなところをさがす」ということを、ぜひ実践してほしいと思います。 (旭賢司さんから「未来の大人たちへ」 8/1) 2年生の保護者の皆さん 来年の1月には、お子さんたちが職業人体験に行きます。 その時には、子供たちが楽しい3日間を過ごせるように、ぜひ力を貸してあげて下さい。 「イヤだなぁ」と言っている子供に、「なにか新しい発見があるかもよ。教えてもらって覚えたことを、うちに帰ったら私たちにも教えてね」と言葉を掛けてあげて下さい。 そして、3日間を乗り切った子供を、たくさんほめてあげて下さいね。 来年のことなんて、少し気の早い話だと思われるかもしれませんね。 時間はあっという間に過ぎていきます。心の片隅に置いておいてもらえるとうれしいです。 兒の森で「夏空」こんな青空と出会えるのもあと少しです@趣味'sブログ 「キャリア教育」を考える
夏休みも残り2週間あまり。 明日は出校日ですね。
生徒の皆さんは、今ごろ、目の色変えて夏休みの課題をやっているのでしょうか? それとも、計画どおりに終わらせて、余裕な時間を過ごしているのでしょうか? 久しぶりに会える友達、楽しみですね。 今日は、「キャリア教育」について考えてみたいと思います。 先日の旭賢司さんからの「未来の大人たちへ」 また、先日開催された「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校 【対談】親子で学ぶ夜の小牧中学校(紅雀と校長)その3」など これらの学校HPの記事は、「キャリア教育」というキーワードでつながっていると思いました。 文部科学省のホームページには、キャリア教育について、次のような文章が掲載されています。 *****文部科学省のHP「キャリア教育」より引用***** 「今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。 この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿です。 学校の特色や地域の実情を踏まえつつ、子どもたちの発達の段階にふさわしいキャリア教育をそれぞれの学校で推進・充実させましょう。」 *****引用ここまで***** 最近は、急激に時代が変化してきて、以前のような働き方(終身雇用)ではなく、フリーターや派遣労働者が、とくに若い世代に増えています。 そんな時代を生きる「未来の大人たち」には、社会人として働くことへの関心や意欲を持ってもらい、しっかり自立して生きる力を養ってほしい、それを学ぶことがキャリア教育なのですね。 小牧中学校では、総合的な学習の時間「創」の中で、このキャリア教育を取り上げていますね。 以前、PTAの部屋でも「創」の時間について記事にしました。 (「正門からどうぞ」のおはなし その2 7/30) 「働く」ということは、どういうことなのか? まずはそれを考えるところからスタートですね。 私たち大人も、この問いに対する明確な答えを持っているわけではありません。 きっと、それぞれの人が、それぞれの考えを持っていることでしょう。 だとすれば、いろいろな大人の、いろいろな意見を、子供達には聞いてほしいと思います。 たくさんの意見の中から、子供自身が考え、その子なりの答えを見つけてほしいと思っています。 学校は、そのために様々な機会を提供してくれています。 「創」の授業はもちろんのこと、ホームページで「未来の大人たちへ」や「親子で学ぶ夜の小牧中学校」を立ち上げて下さいました。 これらの記事の中には、子供たちへのキャリア教育のヒントがたくさん散りばめられています。 親子で一緒にこれらの記事を読みながら、保護者の皆さんの「働くということ」についての思いを、お子さんにぜひ語っていただきたいなと思います。 「夜の小牧中学校」で大人の学び (おまけ)
「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学びの「おまけ」です。
実は、紅雀さん、コマーシャルに出演されています。 上方の落語家さん100人に聞きました。 「急須で入れた緑茶にもっとも近いのはどれ?」 コマーシャルは、あっという間に終わってしまうので、僕が出演していることになかなか気づいてもらえない・・・と、紅雀さんは嘆いておられました。 あえて、お茶の名前は書きませんが、ご存知の方は多いと思います。 興味を持たれた方は、インターネットで検索して見て下さいね。 このコマーシャル、とてもよくできていて、見ていると「なるほど。このお茶はそんなにうまいのか」と思ってしまいます。 でも、コマーシャルの中で「一番おいしいお茶はどれ?」という聞き方をしているわけではありません。 急須で入れた緑茶 = おいしい 日本人の感覚をよく理解して、上手に取り入れていますね。 落語だけでなく、コマ―シャルの作り方まで、紅雀さんからはたくさんのことを学びました。 ありがとうございました。 ※写真は、お茶のホームページ(日本コカ・コーラ株式会社)から引用しています。 「夜の小牧中学校」で大人の学び (2)
「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学びの2回目です。
前回は、落語家の芸について、学んだことを書きました。 今回は、職業としての落語家について、学んだことを書きたいと思います。 ●落語家の修行 弟子入りするには、直接押しかけるのですね。 それも、本人の気が済むまで何度でもOK、というところがいいですね。 普通の就職で採用試験に落ちたら、何度でも挑戦することはしません。 そういう意味では、本気でやる気のある人には開かれた世界なのかもしれません。 実際は、紅雀さんのようにガッツのある方は少ないのでしょうが。 弟子入りが許されると、師匠のお宅に住み込みです。 そうなると、24時間ずっと師匠と一緒、ということになります。 中には、イヤになって出て行ってしまう人もいるのでしょうね。 紅雀さんもおっしゃっていましたが、師匠の奥様がエライ!と思います。 師匠が弟子入りを認めた人なら、文句も言わず受け入れる・・・なかなかできることではないと思います。 偉大な芸人には、偉大な奥様が付いている、ということなのでしょうね。 弟子にお財布を預ける、というのも驚きでした。 「信頼しているよ」「信じているよ」という気持ちの現れなのでしょうが、そこまでできる人は、あまりいないですよね。 師匠の器の大きさもさることながら、それを受け止める弟子に、その信頼に応えようとする気持ちがなければ、うまくいかないでしょう。 素晴らしい師弟関係を教えていただきました。 稽古の付け方にも、いろいろあるそうです。 枝雀師匠は「口伝」で稽古をされた、というお話しでした。 言葉で言われたことを、その場で覚えるのは、とても難しいでしょう。 紅雀さんも「稽古の後で、必死にノートに書き写した」とおっしゃっていましたが、陰でたくさん努力をされたことだろうと思います。 私たちも、人の話は聞いただけでは覚えられないし、すぐに忘れてしまいます。 大事だと思うことは、やはりメモを取る習慣を身に付けたいなと思いました。 ●落語家という職業 落語家さんは、いわゆる芸能人ですね。 ですから、売れっ子かそうでないかで、収入も全然違うそうです。 当然、テレビなどでよく見る有名な落語家さんたちの年収は相当なものですが、そうでない場合は、落語の収入だけでは生活できないことも多いようです。 弟子入り修行中は、師匠のお宅で「衣食住」は保障されていますが、独り立ちすると、とたんに厳しい現実に直面するそうです。 それでもがんばれるのは、やはり「落語が好き」という気持ちがあるからなのでしょうね。 いろいろな苦労話をお聞きしていると、紅雀さんの人柄のすばらしさもあって、ますます応援したくなりました。 ●落語家の身分 まず、東京と上方(大阪)では、身分制度が違うということは驚きでした。 東京では、簡単にいうと、以下のような仕組みになっています。 ○見習い・・・師匠のお宅に住み込み、身の回りの世話など雑用をする。 ○前座・・・師匠から名前をもらえる。師匠宅での雑用以外に、寄席での雑用も加わる。たまには前座を務めることもできるが、お金はもらえない。 ○二ツ目・・・ようやく一人前と見なされる。羽織、袴を着ることを許されたり、自分で落語会などを開くことも許される。落語でお金がもらえる。 ○真打・・・「師匠」と呼ばれる立場になる。 一方、上方ではこのような仕組みがないとのことでした。 紅雀さんは、入門されてから18年になるということでしたので、立派な「真打」ですね。 本物の落語家さんから、生で落語を聴けて、直接お話しを伺うことができた、ということは、とても貴重な体験でした。 お忙しい中、ご来校いただいた桂紅雀さん、本当にありがとうございました。 参加して下さった大人も子供も、たくさんのことを学んだと思います。 今後の「親子で学ぶ夜の小牧中学校」が、ますます楽しみになりました。 【お知らせ】 第2回の案内が、学校HPに掲載されました。 案内チラシは、8/21(火)の全校出校日に生徒に配布される予定です。 次回は、とてもためになる内容です。 ぜひご参加下さい! 「夜の小牧中学校」で大人の学び (1)
8/5(日)第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校が開催されました。
この「PTAの部屋」でも、学校HPでも、その様子はアップされていますので、皆さんご覧になられたことと思います。 (新しいことが始まりました!〜親子で学ぶ夜の小牧中学校編〜 8/6) この新企画の名称は「親子で学ぶ」となっています。 これには、校長先生の「子供だけでなく、大人も学びましょう」という意図が込められています。 そこで、第1回から大人が学んだことを書きたいと思います。 ●落語の楽しさ 初めての生落語。ひとことで言って「楽しかった〜!」です。 参加していただいた皆さんが、同じように感じていただろうと思うのは、終了後に、皆さんが笑顔で会場を後にされた様子を見て、よくわかりました。 「落語を聴いて、情景が目に浮かぶ」という体験も初めてでしたが、とてもおもしろいなと感じました。 後になって、みんなが思い浮かべた「うどん屋さん」が、全然違うお店だったということがわかり、想像力の不思議さを実感しました。 ●演じる あまり気にしたことはありませんでしたが、落語家さんは、落語をされるときはメガネをはずすそうです。 顔の表情でいろいろな演技をされるので、メガネがあると、それが伝わりにくいということだそうです。 小道具として、扇子と手ぬぐいを使われますが、それらもいろいろなものに変化させて、とても効果的に使われます。 何人もの登場人物を演じ分けるため、それぞれの特徴を上手に捉えられていて、泣き方ひとつで、見ている側は、本当に女性や子供や若衆や老人に見えてくるから不思議です。 すごい芸だなぁと感心しました。 第1回の「大人の学び」はまだまだ続きます。 牧中ホームページはすごいんです!
学校ホームページのサーバーメンテナンスがあり、先週末から数日間アクセスができない状態が続きましたが、昨日から再開されました。
それに伴い、校長先生から「学校ホームページ再開にあたって改めて・・・」という記事がアップされました。 (学校ホームページ再開にあたって改めて・・・ 8/14) 記事の中で、校長先生が なぜ学校ホームページで発信しているか。 それは、学校のことを分かっていただきたいという一心です。 と書かれています。 そもそも、学校ホームページは誰に向けて発信されているのでしょうか? インターネット上で公開されていれば、誰でも学校ホームページを見ることができます。 しかし、発信者である学校側は、やはり保護者や地域の方々に見てもらいたい、という気持ちで作っていると思うのです。 なぜか?それは、校長先生の記事にあるように、「学校は保護者や地域と連携して、地域とともにあるべきだ」という考えに基づいています。 最近は、どこの学校でも、いちおうホームページを公開しています。 「いちおう」と書いたのは、学校により更新頻度に差があったり、公開している内容が偏っていたりと、作り手の温度差が感じられるからです。 また、ホームページの内容についても、「学校の日常(子供たちの活動の様子)」はどこの学校でもアップしていますし、PTAの活動の様子もアップされています。 子供の様子が知りたい保護者に向けてのホームページなら、それで十分と言えるかもしれません。 そうなると、子供たちの活動がない夏休みなどの長期休暇には、ほとんどホームページが更新されることはありません。 いつもはよくホームページを見ているよ、という保護者の方でも、更新されないことがわかっていれば、だんだんホームページから遠ざかってしまいます。 また、お子さんやお孫さんが学校へ通っていない地域の方には、あまり面白味のないホームページになってしまいますね。 我が小牧中学校の校長先生は、そのあたりのことをよく考えておられて、保護者だけでなく、地域の方々、さらに他校の先生や一般の閲覧者の方々にも興味を持っていただけるように、単なる「学校日記」だけでなく、さまざまなコーナーを用意して下さいました。 そのおかげで、日々のホームページアクセス数が1,000件を超えるという、学校ホームページでは考えられないような現象が起きています。 それだけ、いろいろな方々が更新されるのを楽しみにされていて、ご覧いただいているということですね。 皆さんは、ご存じでしょうか? これだけ充実した学校ホームページを開設している学校は、全国的にも珍しいことなのです。 学校のことを知りたい保護者はたくさんいます。 その気持ちに応えていただける小牧中学校のホームページには、心から感謝しています。 そして、せっかくこんなすばらしいホームページがあるのですから、我々保護者も利用しない手はありません。 保護者の皆さんも、学校ホームページを通じて、小牧中学校をよく知っていただき、子供との会話のきっかけにしていただけるとよいと思います。 さらに、こんな情報がほしいな、という要望も、どしどし学校へ発信しましょう。 校長先生が記事の中で「学校ホームページには完成はありません」と書いておられますが、我々保護者も一緒になって、学校ホームページをよりよいものに作り上げていけるといいですね。 |
小牧市立小牧中学校
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