最新更新日:2024/05/12
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【市P連】県P連合同研修会 講演会(7)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第7回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


● 大人は模範となる使い方をしましょう

こんな大人をよく見かけませんか?

食事中でも、移動中でも、四六時中、ケータイやスマホを操作して、メールやWebをチェックしている大人

電車やバスの中でもゲームに夢中、優先席に座り、前にお年寄りが立っても知らんぷりでケータイを操作している大人


<使い方のマナーやモラルのお手本は、身近な大人>

「ケータイばかり触ってないで・・・」と叱る側が、目の前でずっと使っていては、子供たちは言われてることに「矛盾」や「大人の勝手」を感じます。
身近な大人やメディア等から入ってくる使い方が、子供の基準になるということをお忘れなく!


<まずは大人が正しい使い方を>

子供に正しく使ってほしければ、まずは大人がきちんと使いましょう。
子供たちの目に飛び込んでくる、周囲のマナー違反やモラル違反は、記憶に新しいうちに「ああいう使い方はダメだよね」と会話をしましょう。


子どもは身近な大人を見ながら育つものです。
それであれば、普段の規範意識を育てるのは、身近な大人の役割ですね。
ルールやモラルを守って使う保護者が、賢く使える子供を育てるのです。


●「リスク」と「メリット」を子供とともに考える

インターネットが、良い人にとってはすばらしく便利な道具である(メリット)ということは、悪意を持つ人にとってはなおさら”悪事を働くのに”便利で都合のいい道具である(リスク)ということを理解しましょう。

「他人に迷惑をかけない子」「他人に不快な思いをさせない子」に育てるために、自ら手本となるように心がけながら、子供の言動にしっかり向き合い、たくさん会話をしましょう!

【市P連】県P連合同研修会 講演会(6)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第6回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


● パスワードロック

万が一、ケータイやスマホを落としてしまったり、盗難にあったりした場合、本体内の大切な個人情報を守るために、パスワードロックをかけましょう、という話をお聞きになったことがあると思います。

たしかに、パスワードロックをかけておけば、簡単に本体内の情報を見られることはありません。


しかし、万が一、事故などにあって意識がはっきりしない場合、救急隊員は持ち物の中から、身元が特定できるものを探します。

ケータイがあれば、発信履歴などから連絡を取ることがあります。

大人のように、身分証明書などを持ち歩かない子供の場合は、本体にパスワードロックをかけることは避けましょう。


紛失や盗難の際に個人情報を守るためなら、電話帳やメールフォルダへの機能別ロックをかけるようにしましょう。

やり方がわからない場合は、取扱説明書で確認したり、販売店に相談に行くことをお勧めします。
とても大切なことです。子供と一緒に、やり方を覚えましょう。


本体にロックをかける子は、勝手に見られたくないと思っているからです。

親は、子供の入浴時などに、隠れてこっそり盗み見るスパイのような行動を慎み、子供の様子を見失わないよう、日頃からたくさん会話をするように心がけましょう。


● 電池は大切に

いざというときに、電池切れではケータイは役に立ちません。

圏外だからとゲームや音楽を楽しんでしまうと、驚くほど早く電池がなくなります。

肝心な時に電池切れにならないように、外でのケータイの使い方を、子供と一緒に考えましょう。


※講師の尾花先生のご指摘により、一部加筆修正しました。(8/31)

【市P連】県P連合同研修会 講演会(5)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第5回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
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※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


● 災害時でもつながるケータイ

昨年3月の東日本大震災では、ケータイやスマートフォンが使えたというニュースをご覧になった方も多いと思います。


災害時の電柱・電線の倒壊や浸水による大規模な停電の場合、テレビ、ケーブルテレビ、電話、IPフォン、インターネットなどの有線情報網だけでなく、携帯電話の基地局への送電も停止されるため、携帯電話は使えない状態になります。


しかし、基地局には「緊急用バッテリー」が備えられており、災害発生直後は使える可能性もあります。

また、各携帯電話会社には、移動基地局や移動発電機が用意されているため、道路が寸断されていなければ、有線情報網よりも早く復旧できます。


大災害時、通信回線は緊急通報用に制限されてつながりにくく、メール回線もアクセスが集中すれば許容オーバーで使えません。

そんな中でも、インターネット回線は比較的自由につながります。

現在ではいろいろな自治体が、メールやSNSサイトを利用した防災システムを検討しており、すでにサービスを始めています。

自分や家族を守るために有効な緊急警報や避難情報を得る使い方を、身に付けておきましょう。


小牧市では、「緊急速報メール」の配信をしています。
事前に登録しておくと、災害発生時にメールが配信がされます。
小牧市のホームページをご覧ください。

小牧市「危機管理に関する情報」
http://www.city.komaki.aichi.jp/contents/100314...

ABCDの原則 〜生活リズム編〜

生徒の皆さんへ

楽しかった夏休みも、今週いっぱいで終わります。

そろそろ、来週からの新学期に向けて、生活リズムを元に戻しましょう。

夏休み中、朝寝坊と夜更かしの習慣が身に付いてしまった人は、徐々に通常モードに戻しておきましょうね。

新学期が始まると、すぐに3年生は実力テスト、1・2年生は課題テスト、それに体育大会の練習など、忙しい毎日が始まります。

まだまだ残暑が厳しい日が続きます。
夏休み中のダラダラした生活を引きずっていては、すぐに体調を崩してしまいます。

1学期に、皆さんがしっかり取り組んでいた「ABCDの原則」を思い出して下さい。
例えば、こんな「当たり前のこと」をしっかりやるのが、生活リズムの「ABCDの原則」だと言えると思います。

・早寝、早起き(十分な睡眠時間を確保)
・食事をしっかり取る(お菓子や冷たいものばかりじゃダメ)
・ダラダラ過ごさないで、メリハリのある生活を(計画的に過ごそう)

夏休みが終わるまでに、気持ちも生活リズムも切り換えて、2学期を迎える準備を始めてくださいね。


保護者の皆さま

子供たちが元気に新学期を迎えられるように、私たちも手助けをしていきましょう。


兒の森で「タカサゴユリ」が見ごろを迎えています@趣味'sブログ
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【市P連】県P連合同研修会 講演会(4)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第4回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
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● とってもコワイ「スマートフォン症候群」

「スマートフォン症候群」聞いたことはありますか?

仕事中や勉強中、移動中でも、スマホが手放せない中毒のような症状のこと・・・
ではありません。

スマホを長時間使用することにより引き起こされる、身体の病的変化のことを言い、最近問題視され始めています。


代表的なものに「ストレートネック」があります。

ストレートネックとは、長時間、頭が首よりも前に出た姿勢をとっていることで、首が前傾し、首のカーブが失われてしまった状態です。

これは首が細く、筋肉が弱い女性の方がなりやすいと言われています。


もともと首(頸椎)は、重い頭を支えるため、ゆるやかにカーブしていて、頭からの圧力を分散させています。

ストレートネックになってしまうと、頭を首の筋肉だけで支えることになるため、首の痛み、肩コリ、頭痛といった症状を発症します。

また、首を曲げても下部頸椎は動かないため、手のしびれ、めまい、目の奥の痛み、吐き気といった症状が出ることもあります。


● スマートフォン症候群予防のポイント

とっても怖い「スマートフォン症候群」を予防するために、以下のポイントをチェックしましょう。
(厚生労働省「VDT(画像表示装置)作業における労働衛生管理のためのガイドライン」を基に、稲毛整形外科(千葉市稲毛区)の南出院長が作成した資料より)

<機種選び・設定>

- 外装は滑りにくい素材
- 大きめの画面。手が小さな人は大きすぎるのも×
- ちらつきが知覚されないもの
- 照度の自動調節機能がある場合はオンにする。最大輝度は避ける。
- 入力確認音、または振動機能をオンにし、入力時の指の力を軽減
- フォント(文字)は大きめ


<使用環境・姿勢>

- 連続使用時間は1時間以内
- 連続使用の場合、10〜15分の小休止を取る
- 肘を固定し、目線が下を向きすぎないようにする

※写真は、講演会資料を撮影したものです。

【市P連】県P連合同研修会 講演会(3)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第3回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
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●スマホ(スマートフォン)のこと

最近は、スマートフォンの普及率が急速に伸び、子供たちもスマホに興味津津です。

スマホは「進化版のケータイ」と思っておられる方がいらっしゃいますが、それは違います。

スマホは「通話機能付き小型パソコン」です。

パソコンですから、「アプリ」を入れさえすれば、いろんなことができるようになります。とても便利ですね。


しかし「アプリ」にも注意が必要です。

中には「個人情報」にアクセスするアプリがあります。

知らないうちに、スマホの中の連絡先データにアクセスしていたり、GPS機能を使ってスマホの位置情報に勝手にアクセスしていることもあります。


「フィルタリング設定しているから大丈夫」は、もはやスマホでは通用しません。

フィルタリングは、有害サイトの閲覧を防ぐだけで、動画やアプリのダウンロードやメール受信でのウィルス感染を防ぐことはできません。

パソコンと同じように、ウィルス対策ソフトの導入が必要です。

またソフトを入れただけではダメで、しっかり更新することが大切です。


● スマホへの買い替え、どうする?

中学生でも、スマホ所有率は高くなってきています。

しかし、安易な買い替えは危険です。

ケータイとスマホの違いをきちんと理解し、安全に使うための「技術力」「判断力」「責任力」「自制力」が備わっていると判断できるまでは、スマホを持つには時期尚早と考えましょう。


判断するポイント

<ウイルス感染の可能性もある高性能なスマホだから、自分で危機管理できますか?>

- セキュリティ対策ソフトを導入する
- パターンファイル(ウィルスを定義するファイル)を常に最新の状態に保つ
- 送信者に心当たりのないメール(添付ファイルを含む)は開かずに削除する
- 怪しげなWebサイトや、怪しげなコンテンツにアクセスしない、利用しない
- アプリケーションは信頼できるものだけを利用する


<いろんなことができる多機能なスマホだから、自分をしっかりコントロールできますか?>

- 家族、友達、先生などとの、リアルなコミュニケーションを大切にする
- 食事、宿題、登下校など、自分がすべきことを優先させ、スマホはその次に
- 使っていない時は手から離す(例:食事中・入浴中は部屋に置いておく)
- 使わない時間帯を決める(例:勉強中・就寝中は電源を切る)


スマホへの買い替えは、上記のポイントをお子さんとしっかり話し合って、子供がきちんとできているな、と保護者が「OK」を出せるようになってから検討しましょう。

【市P連】県P連合同研修会 講演会(2)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第2回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
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●フィルタリング

18歳未満が使うケータイには「フィルタリング設定」が必要だということをご存知でしょうか。

「青少年インターネット環境整備法(平成21年4月施行)」により、使用者が18歳未満の場合、携帯電話取扱事業者には、フィルタリングを設定して販売することが義務付けられました。

フィルタリングには、大きく分けて2種類があります。

<ホワイトリスト方式>
閲覧許可リスト(安全と思われるサイトやコンテンツをリスト化)にあるWebサイトのみが表示されるようになっている方法。
リストにないWebサイトは全て閲覧不可。

<ブラックリスト方式>
閲覧不可リスト(有害サイトや不適切なコンテンツをリスト化)にあるWebサイトを表示しないようにする方法。
リストにないWebサイトは全て閲覧可能。

フィルタリングの設定は、子供の成長や利用状況に合わせて、変更や調整ができます。
「小学生向け」「中学生向け」「高校生向け」「EMA認定サイトは可」などがあり、それぞれにアクセス制限の強度が違います。


「EMA認定サイト」とは、EMA(青少年の保護と健全な育成を目的とし、サイト管理体制の審査・認定および啓発・教育活動を行う第三者機関)が、18歳未満の利用者に対して、適切な利用環境を提供し続けるための運用・監視体制が整っている、と認めたサイトです。

しかし、せっかくの認定サイトも、フィルタリングを外したケータイや、親名義で購入したケータイから利用すれば「アクセスしているのは18歳以上だ」と判断され、18歳未満の環境に導いてくれません。

監視や各種機能制限が施された安全な環境で使わせたければ、「+EMA認定」のフィルタリング設定が必要なのです。

認定サイトとは「18歳未満のエリアが常備されたサイト」で、「全ての内容が健全なサイト」ではない。
フィルタリング未設定のケータイでは「18歳未満用」の安全な環境が利用できない。
このことを、正しく知っておきましょう。


子供が使い始めると、見たいサイトが見れない、ということで、「フィルタリングをはずしてほしい」と言ってくるかもしれません。

その時に、よくわからないからと一気に「フィルタリングOFF」としてしまうことはとても危険です。

上記のように、細かい設定ができるようになっていますから、保護者が設定方法や種類などがよくわからなければ、携帯電話の販売店に行って、相談しながら設定を変えるようにしましょう。


●フィルタリングだけでは防げない

フィルタリングは、サイトやコンテンツの閲覧を許可したり、制限したりするものです。

サイト自体は安全とされていても、その中のいろいろな機能やサービスを利用する段階で「コンタクトリスク」が生じる可能性があります。

コンタクトリスクとは、例えばブログにコメントを書いたり、ゲームのサイトで他のユーザーと一緒に戦ったりなど、ネット上で他人とコミュンケーションを取ることで生じるリスクのことです。


いくら出会い系サイトをブロックしても、よく使われるSNSや動画サイト、掲示板などを介して、

- 見知らぬ人と連絡を取り合い、実際に会ってしまって被害に遭う
- コメントのやり取りが原因で、いじめに発展してしまう

というようなことが現実に起こっています。


残念ながら、フィルタリングを設定しているから大丈夫、というように安心はできません。

日頃から、インターネットの使い方、使う上での注意点、節度を持った使い方などを教えていかなければなりませんね。


※講師の尾花先生のご指摘により、一部加筆修正しました。(8/31)

【市P連】県P連合同研修会 講演会(1)

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8/7(火)県P連合同研修会での講演は、小中学生の保護者にとても役立つ内容でした。(【市P連】県P連 母親代表・役員・理事合同研修会 8/7)
当日の配布資料を基に、再構成してまとめました。ぜひご覧ください。


「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏

※Webサイトはこちら


●ケータイを持たせるタイミング

お子さんが「携帯電話が欲しい」と言い出しました。
さて、保護者の皆さんはどうしますか?

とはいえ、中学生であれば、すでに携帯電話を持っている子供は多いので、経験済みの方も多いと思います。

「ケータイを持たせるタイミングの判断方法と与え方」について、こんなアドバイスがありました。

*****講演資料より*****
子供がケータイが欲しいと言いだす最初の動機は

友達がみんな持ってるから
友達とメールしたい

といったところでしょうか。

それを認めるか認めないかは、各ご家庭の判断になります。
ぜひ、「我が家の判断基準」を持ってください。
本当に必要な時期かどうかを見極めるために、お子さんとたくさん会話をして下さい。

ケータイを持たせるかどうかの見極めのために、次のようなステップで進めましょう。

<ステップ1>
1. 誰と誰が持っているの?
2. 何のために持っているの?

はっきり、しっかり答えられるようになったら、次のステップへ

<ステップ2>
3. みんなはどんな風に使っているの?
4. あなたはどうしてケータイが必要なの?

これらの問いかけに、納得できるような答えが返せるようになったら、検討を開始してもいいのでは。
「持たせる必要あり」と判断しても、すぐに買い与えるのではなく、購入したケータイは、まずは親が管理して、子供が使いたい時に貸し出す「試用期間」を設けてみてはいかがでしょうか。
*****ここまで*****

親が心配なのは、どこへでも持ち運べて、画面の小さいケータイでは、子供が何をやっているのか、誰とメールをしたり電話をしているのかわからないという状況だと思います。

「試用期間中」は、親が管理しますから、電話がきた、メールがきた、という時に、その都度子供にケータイを貸し出します。

そうすれば、誰と連絡をしているのか、子供の友達関係が自然とわかってきます。

また、「使い終わったら返す」を繰り返すことで、四六時中ケータイが手放せない”依存症”になりにくい感覚を育てることもできるそうです。

1台のケータイを介して親子の会話が増える「試用期間」を経ると、子供は、親がケータイのやり取りを親に見せたり教えたりすることに、あまり抵抗がなくなるそうです。


これから子供にケータイを持たせようかという保護者の方は、試してみるとよいかもしれませんね。


※講師の尾花先生のご指摘により、一部加筆修正しました。(8/31)

「キャリア教育」を考える〜職業人体験(2)〜

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前回に引き続き、「職業人体験」についての想いの2回目です。


無事に3日間の職業人体験を終えた子供たち。

少し頼もしくなっていることと思います。

3日間で感じたいろいろなことをレポートにまとめて冊子になったものを、読ませてもらったことがあります。

みんながんばったんだな〜と思いながら読んでいましたが、ちょっと気になることが出てきました。


多くの生徒が「生きるため(生活のため)に仕事をしなくてはいけないということがよくわかりました」という感想を書いていました。


「生きるための仕事」


それは、まさしく、キャリア教育が目指しているところだろうし、きっと正しいのだと思います。

実際に、私たち大人は、生活の糧を得るために仕事をしています。

でも、子供たちの感想からは「生きるために”仕方なく”仕事をしていかなければならない」という気持ちがチラチラと見えるのです。


これには、とても残念な思いがしました。

たしかに、「仕方なく」という部分は存在します。そう思いながら仕事をしている人は山ほどいるでしょう。

でも、中学生の子供たちに、今の段階から「仕方なく」とあきらめてほしくないのです。

中学生の時に、将来なりたい職業は?と聞いても「わからない」と答えるのは普通のことです。選択するほどの知識も経験もありませんから。

だからこそ、自分はどんなことがしたいのだろうか、とたくさん考えて、たくさん経験して、たくさん悩んでほしいなと思います。

そうやって、将来の夢が見つかれば、その夢に向かってがんばれるし、夢がかなえば、それは「仕方なく」やる仕事ではなく「楽しい」仕事になるはずです。


そんな「好きで楽しい仕事」が出来る人は、ほんの一握りかもしれませんね。

でも、挑戦もしないで、最初からあきらめてしまうのは、とてももったいないことだと思います。


時代はどんどん新しい方向へ流れていきます。

今までは仕事にならなかったようなことでも、子供たちが新たなビジネスとして確立していくかもしれません。

そんな風になればいいな、と楽しみにしています。

「キャリア教育」を考える〜職業人体験(1)〜

昨日の「キャリア教育」を考えるに関連して、「職業人体験」についても考えてみたいと思います。


小牧中学校では、2年生が3日間の職業人体験を行います。

学年の生徒全員が参加するため、小牧中のように生徒数が多い学校では、たくさんの体験先が必要になります。

受け入れていただける企業を探すのは先生方の役目ですが、とても大変な仕事だと思います。

受け入れ側にしてみれば、生徒の指導のために誰かが付いていないといけないですし、その期間中はほとんど仕事にならないでしょう。となれば、受け入れに消極的になるのは当然です。

職業人体験の理念には大賛成だけど、うちで受け入れるのはちょっと・・・という企業がたくさんあるだろうと思います。

そんな中で、快く受け入れて下さる企業の方々には、保護者からも心から感謝の気持ちをお伝えしたいですね。


子供たちは、たくさんの体験先から、いくつかの希望を出します。

しかし、全員が自分の希望先に行けるとは限りません。

第3希望まで出しますが、最終的にはそれでも希望がかなわず、希望とは全然違う体験先へ行くことになる子供もいます。

そんな場合は、苦痛の3日間になってしまうかもしれません。

もしうちの子がそうなってしまったら・・・そんなのかわいそう!なんとかしてよ!と思うのが親心ですが、ちょっと視点を変えてみませんか?

全く希望していなかった体験先で、最初のうちは「いやだなぁ」と思うでしょう。

でも、もしかしたら、やっているうちに「へぇーこの仕事はこんな風なんだ」「意外とおもしろいじゃん」という気持ちになるかもしれません。

そうなれば、苦痛の3日間も、楽しい3日間に変わりますよね。

大人の先輩である旭さんがおっしゃっていたように、「仕事の好きなところをさがす」ということを、ぜひ実践してほしいと思います。
(旭賢司さんから「未来の大人たちへ」 8/1)


2年生の保護者の皆さん

来年の1月には、お子さんたちが職業人体験に行きます。

その時には、子供たちが楽しい3日間を過ごせるように、ぜひ力を貸してあげて下さい。

「イヤだなぁ」と言っている子供に、「なにか新しい発見があるかもよ。教えてもらって覚えたことを、うちに帰ったら私たちにも教えてね」と言葉を掛けてあげて下さい。
そして、3日間を乗り切った子供を、たくさんほめてあげて下さいね。

来年のことなんて、少し気の早い話だと思われるかもしれませんね。
時間はあっという間に過ぎていきます。心の片隅に置いておいてもらえるとうれしいです。


兒の森で「夏空」こんな青空と出会えるのもあと少しです@趣味'sブログ

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「キャリア教育」を考える

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夏休みも残り2週間あまり。 明日は出校日ですね。

生徒の皆さんは、今ごろ、目の色変えて夏休みの課題をやっているのでしょうか?
それとも、計画どおりに終わらせて、余裕な時間を過ごしているのでしょうか?

久しぶりに会える友達、楽しみですね。


今日は、「キャリア教育」について考えてみたいと思います。

先日の旭賢司さんからの「未来の大人たちへ」
また、先日開催された「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校 【対談】親子で学ぶ夜の小牧中学校(紅雀と校長)その3」など

これらの学校HPの記事は、「キャリア教育」というキーワードでつながっていると思いました。


文部科学省のホームページには、キャリア教育について、次のような文章が掲載されています。


*****文部科学省のHP「キャリア教育」より引用*****

「今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。

この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿です。

学校の特色や地域の実情を踏まえつつ、子どもたちの発達の段階にふさわしいキャリア教育をそれぞれの学校で推進・充実させましょう。」

*****引用ここまで*****


最近は、急激に時代が変化してきて、以前のような働き方(終身雇用)ではなく、フリーターや派遣労働者が、とくに若い世代に増えています。

そんな時代を生きる「未来の大人たち」には、社会人として働くことへの関心や意欲を持ってもらい、しっかり自立して生きる力を養ってほしい、それを学ぶことがキャリア教育なのですね。


小牧中学校では、総合的な学習の時間「創」の中で、このキャリア教育を取り上げていますね。
以前、PTAの部屋でも「創」の時間について記事にしました。
(「正門からどうぞ」のおはなし その2 7/30)


「働く」ということは、どういうことなのか?

まずはそれを考えるところからスタートですね。

私たち大人も、この問いに対する明確な答えを持っているわけではありません。

きっと、それぞれの人が、それぞれの考えを持っていることでしょう。

だとすれば、いろいろな大人の、いろいろな意見を、子供達には聞いてほしいと思います。

たくさんの意見の中から、子供自身が考え、その子なりの答えを見つけてほしいと思っています。


学校は、そのために様々な機会を提供してくれています。

「創」の授業はもちろんのこと、ホームページで「未来の大人たちへ」や「親子で学ぶ夜の小牧中学校」を立ち上げて下さいました。

これらの記事の中には、子供たちへのキャリア教育のヒントがたくさん散りばめられています。


親子で一緒にこれらの記事を読みながら、保護者の皆さんの「働くということ」についての思いを、お子さんにぜひ語っていただきたいなと思います。

「夜の小牧中学校」で大人の学び (おまけ)

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「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学びの「おまけ」です。


実は、紅雀さん、コマーシャルに出演されています。


上方の落語家さん100人に聞きました。
「急須で入れた緑茶にもっとも近いのはどれ?」



コマーシャルは、あっという間に終わってしまうので、僕が出演していることになかなか気づいてもらえない・・・と、紅雀さんは嘆いておられました。

あえて、お茶の名前は書きませんが、ご存知の方は多いと思います。
興味を持たれた方は、インターネットで検索して見て下さいね。

このコマーシャル、とてもよくできていて、見ていると「なるほど。このお茶はそんなにうまいのか」と思ってしまいます。

でも、コマーシャルの中で「一番おいしいお茶はどれ?」という聞き方をしているわけではありません。

急須で入れた緑茶 = おいしい

日本人の感覚をよく理解して、上手に取り入れていますね。


落語だけでなく、コマ―シャルの作り方まで、紅雀さんからはたくさんのことを学びました。
ありがとうございました。


※写真は、お茶のホームページ(日本コカ・コーラ株式会社)から引用しています。

「夜の小牧中学校」で大人の学び (2)

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「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学びの2回目です。
前回は、落語家の芸について、学んだことを書きました。

今回は、職業としての落語家について、学んだことを書きたいと思います。


●落語家の修行

弟子入りするには、直接押しかけるのですね。
それも、本人の気が済むまで何度でもOK、というところがいいですね。

普通の就職で採用試験に落ちたら、何度でも挑戦することはしません。
そういう意味では、本気でやる気のある人には開かれた世界なのかもしれません。
実際は、紅雀さんのようにガッツのある方は少ないのでしょうが。

弟子入りが許されると、師匠のお宅に住み込みです。
そうなると、24時間ずっと師匠と一緒、ということになります。
中には、イヤになって出て行ってしまう人もいるのでしょうね。

紅雀さんもおっしゃっていましたが、師匠の奥様がエライ!と思います。
師匠が弟子入りを認めた人なら、文句も言わず受け入れる・・・なかなかできることではないと思います。
偉大な芸人には、偉大な奥様が付いている、ということなのでしょうね。


弟子にお財布を預ける、というのも驚きでした。
「信頼しているよ」「信じているよ」という気持ちの現れなのでしょうが、そこまでできる人は、あまりいないですよね。

師匠の器の大きさもさることながら、それを受け止める弟子に、その信頼に応えようとする気持ちがなければ、うまくいかないでしょう。
素晴らしい師弟関係を教えていただきました。


稽古の付け方にも、いろいろあるそうです。

枝雀師匠は「口伝」で稽古をされた、というお話しでした。
言葉で言われたことを、その場で覚えるのは、とても難しいでしょう。
紅雀さんも「稽古の後で、必死にノートに書き写した」とおっしゃっていましたが、陰でたくさん努力をされたことだろうと思います。

私たちも、人の話は聞いただけでは覚えられないし、すぐに忘れてしまいます。
大事だと思うことは、やはりメモを取る習慣を身に付けたいなと思いました。


●落語家という職業

落語家さんは、いわゆる芸能人ですね。

ですから、売れっ子かそうでないかで、収入も全然違うそうです。
当然、テレビなどでよく見る有名な落語家さんたちの年収は相当なものですが、そうでない場合は、落語の収入だけでは生活できないことも多いようです。

弟子入り修行中は、師匠のお宅で「衣食住」は保障されていますが、独り立ちすると、とたんに厳しい現実に直面するそうです。

それでもがんばれるのは、やはり「落語が好き」という気持ちがあるからなのでしょうね。
いろいろな苦労話をお聞きしていると、紅雀さんの人柄のすばらしさもあって、ますます応援したくなりました。


●落語家の身分

まず、東京と上方(大阪)では、身分制度が違うということは驚きでした。

東京では、簡単にいうと、以下のような仕組みになっています。

○見習い・・・師匠のお宅に住み込み、身の回りの世話など雑用をする。

○前座・・・師匠から名前をもらえる。師匠宅での雑用以外に、寄席での雑用も加わる。たまには前座を務めることもできるが、お金はもらえない。

○二ツ目・・・ようやく一人前と見なされる。羽織、袴を着ることを許されたり、自分で落語会などを開くことも許される。落語でお金がもらえる。

○真打・・・「師匠」と呼ばれる立場になる。

一方、上方ではこのような仕組みがないとのことでした。

紅雀さんは、入門されてから18年になるということでしたので、立派な「真打」ですね。


本物の落語家さんから、生で落語を聴けて、直接お話しを伺うことができた、ということは、とても貴重な体験でした。
お忙しい中、ご来校いただいた桂紅雀さん、本当にありがとうございました。

参加して下さった大人も子供も、たくさんのことを学んだと思います。
今後の「親子で学ぶ夜の小牧中学校」が、ますます楽しみになりました。


【お知らせ】

第2回の案内が、学校HPに掲載されました。
案内チラシは、8/21(火)の全校出校日に生徒に配布される予定です。
次回は、とてもためになる内容です。
ぜひご参加下さい!

「夜の小牧中学校」で大人の学び (1)

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8/5(日)第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校が開催されました。
この「PTAの部屋」でも、学校HPでも、その様子はアップされていますので、皆さんご覧になられたことと思います。
(新しいことが始まりました!〜親子で学ぶ夜の小牧中学校編〜 8/6)

この新企画の名称は「親子で学ぶ」となっています。
これには、校長先生の「子供だけでなく、大人も学びましょう」という意図が込められています。

そこで、第1回から大人が学んだことを書きたいと思います。


●落語の楽しさ

初めての生落語。ひとことで言って「楽しかった〜!」です。
参加していただいた皆さんが、同じように感じていただろうと思うのは、終了後に、皆さんが笑顔で会場を後にされた様子を見て、よくわかりました。

「落語を聴いて、情景が目に浮かぶ」という体験も初めてでしたが、とてもおもしろいなと感じました。

後になって、みんなが思い浮かべた「うどん屋さん」が、全然違うお店だったということがわかり、想像力の不思議さを実感しました。


●演じる

あまり気にしたことはありませんでしたが、落語家さんは、落語をされるときはメガネをはずすそうです。
顔の表情でいろいろな演技をされるので、メガネがあると、それが伝わりにくいということだそうです。

小道具として、扇子と手ぬぐいを使われますが、それらもいろいろなものに変化させて、とても効果的に使われます。

何人もの登場人物を演じ分けるため、それぞれの特徴を上手に捉えられていて、泣き方ひとつで、見ている側は、本当に女性や子供や若衆や老人に見えてくるから不思議です。
すごい芸だなぁと感心しました。


第1回の「大人の学び」はまだまだ続きます。

牧中ホームページはすごいんです!

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学校ホームページのサーバーメンテナンスがあり、先週末から数日間アクセスができない状態が続きましたが、昨日から再開されました。
それに伴い、校長先生から「学校ホームページ再開にあたって改めて・・・」という記事がアップされました。
(学校ホームページ再開にあたって改めて・・・ 8/14)

記事の中で、校長先生が
なぜ学校ホームページで発信しているか。 それは、学校のことを分かっていただきたいという一心です。
と書かれています。


そもそも、学校ホームページは誰に向けて発信されているのでしょうか?

インターネット上で公開されていれば、誰でも学校ホームページを見ることができます。

しかし、発信者である学校側は、やはり保護者や地域の方々に見てもらいたい、という気持ちで作っていると思うのです。

なぜか?それは、校長先生の記事にあるように、「学校は保護者や地域と連携して、地域とともにあるべきだ」という考えに基づいています。


最近は、どこの学校でも、いちおうホームページを公開しています。

「いちおう」と書いたのは、学校により更新頻度に差があったり、公開している内容が偏っていたりと、作り手の温度差が感じられるからです。

また、ホームページの内容についても、「学校の日常(子供たちの活動の様子)」はどこの学校でもアップしていますし、PTAの活動の様子もアップされています。

子供の様子が知りたい保護者に向けてのホームページなら、それで十分と言えるかもしれません。

そうなると、子供たちの活動がない夏休みなどの長期休暇には、ほとんどホームページが更新されることはありません。

いつもはよくホームページを見ているよ、という保護者の方でも、更新されないことがわかっていれば、だんだんホームページから遠ざかってしまいます。

また、お子さんやお孫さんが学校へ通っていない地域の方には、あまり面白味のないホームページになってしまいますね。


我が小牧中学校の校長先生は、そのあたりのことをよく考えておられて、保護者だけでなく、地域の方々、さらに他校の先生や一般の閲覧者の方々にも興味を持っていただけるように、単なる「学校日記」だけでなく、さまざまなコーナーを用意して下さいました。

そのおかげで、日々のホームページアクセス数が1,000件を超えるという、学校ホームページでは考えられないような現象が起きています。

それだけ、いろいろな方々が更新されるのを楽しみにされていて、ご覧いただいているということですね。


皆さんは、ご存じでしょうか?
これだけ充実した学校ホームページを開設している学校は、全国的にも珍しいことなのです。

学校のことを知りたい保護者はたくさんいます。
その気持ちに応えていただける小牧中学校のホームページには、心から感謝しています。


そして、せっかくこんなすばらしいホームページがあるのですから、我々保護者も利用しない手はありません。

保護者の皆さんも、学校ホームページを通じて、小牧中学校をよく知っていただき、子供との会話のきっかけにしていただけるとよいと思います。


さらに、こんな情報がほしいな、という要望も、どしどし学校へ発信しましょう。

校長先生が記事の中で「学校ホームページには完成はありません」と書いておられますが、我々保護者も一緒になって、学校ホームページをよりよいものに作り上げていけるといいですね。

「大人の先輩からのアドバイス」に想う その6

旭賢司さんからの「未来の大人たちへ」への想いの2回目です。
(旭賢司さんから「未来の大人たちへ」 8/1)


仕事を好きになる努力


最近は、母親も仕事を持つ家庭が多いですね。
皆さん、ご自分の仕事は好きですか?

旭さんがおっしゃるように、この質問への答えが「はい」の人は、とても幸せなことだと思います。

「はい」の人が多ければ多いほど、幸せな人がいっぱい、ということになるのでしょうが、実際には「いいえ」の人の方が圧倒的に多いのでしょうか。


私たちは、好きか嫌いかに関わらず、生活の糧を得るためには、仕事をしていかなければなりません。

長引く不況のおかげで、思うような仕事に就けない人はたくさんいます。
それこそ、好きか嫌いかと選んでいる場合ではないのです。


そんな中、苦労してせっかく就いた仕事なのですから、嫌々やるよりも、少しでも楽しい気持ちでやりたいですよね。

そのためには、旭さんのお話しにあった「稼ぐためだけに働くのでは続かない。続けるためには、仕事の好きなところを探すのです」という言葉は、とても大切なキーワードです。


そして、これは、仕事についてだけの話ではなく、人と人の関係づくりにも言えることだと思いませんか?


縁あって一緒になったクラスメート、縁あって一緒に学校生活を送ることになった先生、縁あって一緒に仕事をすることになった同僚や上司、縁あって一緒に活動することになったPTAの仲間
・・・いろいろな縁で出会い、結ばれた仲間たちです。

そんな仲間たちと一緒に、楽しく過ごすために、「相手の好きなところを探す」ことを、いつも忘れずに心に留めておきたいですね。


【お知らせ】
ホームページのサーバー整備のため、8/10〜15の間、アクセスができなくなるかもしれない、という情報が入っています。
ちょうどお盆休みに入る方も多いと思います。
皆さま、楽しい休日をお過ごし下さいね。


ふれあいの森で、どんぐりの赤ちゃん成長中@趣味'sブログ
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「大人の先輩からのアドバイス」に想う その5

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待望の「未来の大人たちへ」の第3回目は、旭陽自動車(株)の旭賢司さんの登場です。
(旭賢司さんから「未来の大人たちへ」 8/1)


「家業を継ぐ」ということ


おうちでご商売をされていない家庭では、ちょっとピンとこないかもしれませんね。

「子は親の背を見て育つ」という言葉のように、親が身近なところで仕事をしている姿は、子供に大きな影響を与えています。
子供は、憧れ、失望、反発、尊敬・・・いろいろな感情を持つことでしょう。


きっと、旭さんご自身も、ご両親の姿を見ながら、いろいろな思いを持たれたことと思います。

そして、家業を継ぐと決意され、その後、家業を継がれてからは、様々なご苦労をされてきたことでしょう。

そうやって、苦労して続けてきた家業を、できれば子供に継いでほしいという気持ちを持っても不思議ではありません。


一方で、親なら誰でも、自分がしているような苦労は子供にさせたくないという親心を持っています。

ですから、旭さんが(実際は奥様がおっしゃっていたそうですが)『やりたいことがあるならば、その道やその学校に進みなさい』とお子さんにいつも言ってきた、という気持ちは、どなたにもよくわかりますね。


家業を継げと言わず、好きなことをやりなさいとお子さんにおっしゃった旭さんの言葉に、親の強さを教えていただきました。


子供にとっては、一番身近な大人である親が「やりたいことがあるなら、思い切ってチャレンジしなさい。応援しているよ」というメッセージを送り続けてくれていれば、不安な気持ちはあるけれど、がんばってみようと思えるのではないでしょうか?


私たち保護者は、子供が迷った時、悩んだ時、いつでも「大丈夫。応援しているよ」と、そっと手助けができる存在でいたいですね。

【市P連】県P連 母親代表・役員・理事合同研修会

8/7(火)愛知県小中学校PTA連絡協議会主催の、平成24年度母親代表・役員・理事合同研修会が、愛知県教育会館で開催され、参加しました。

県内から各郡市P連母親代表と役員、県P連の役員と理事が参加しての研修会です。
暑い中、大勢が集まり、講演を聞きました。


●演題
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜

●講師
ネット教育アナリスト 尾花紀子氏


我々が子供だったころは、アナログな時代でした。
しかし、今の子供たちが生きる時代は、デジタルが当たり前の時代になります。
そんな中で、子供たちは、我々にはない斬新な発想や感覚で、新たなビジネススタイルや仕組みを作り出しています。


ケータイ、パソコン、スマホ・・・すっかり我々の生活に取り込まれて、今ではなくてはならないツールになりました。
子供たちは、これらのツールをどんどん使いこなし、活用してます。
このようになくてはならないツールだからこそ、正しく使ってほしい、というのはすべての保護者の思いですね。


正しい使い方というのは「情報モラル」と呼ばれており、小中学校でも学習指導要領の改訂に伴い、情報モラルに関する授業を行うことになりました。

小牧中学校でも、1学期に愛知県警サイバー犯罪対策課の梅村さんをお招きして、講座を開催しています。
(サイバー犯罪防止講座 7/18)
(愛知県警サイバー犯罪対策課・梅村さんから学ぶ 7/23)


子供たちは、このような講座を通じて、「安易に使うと危険な目に遭うこともある」という認識を、少なからず持ってくれていると思います。

しかし、やはりそこはまだ子供です。
楽しいことにはどんどんはまっていくし、楽な方にどんどん流されていってしまいます。

そこをしっかり見守って、正しい方向へ導いてやるのが、保護者であり、先生であり、我々大人の役目だと思うのです。


今日のお話しの中でも、「ケータイを持たせるかどうかをきっかけに、親子でいろいろな話をして下さい」というアドバイスがありました。

親子で話し合いながら、「うちのルール」を作っていけるといいですね。


今日の講演では、デジタル社会の現状から、子供たちのケータイ事情、子供にケータイを持たせるときにどのようなことに注意したらよいか等々、とても役に立つ情報を教えていただきました。

今後、いくつかの記事にまとめて、順次アップしていきたいと思っていますので、お楽しみ。


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新しいことが始まりました!〜親子で学ぶ夜の小牧中学校編〜

5月の終わりの「新しいことを始めるよ戦略会議」から生まれた新企画がついに始まりました!
(第1回親子で学ぶ夜の小牧中学校 8/5)

暑い中でしたが、予想以上に多くの方々に参加していただき、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

むちゃなお願いを快く引き受けて下さった桂紅雀さん(師匠とお呼びしたいところですが、ご本人が固辞されますので)
この企画の生みの親である玉置校長先生
事前準備から会場の設営と当日もキビキビと動いていただいた教頭先生、岩田先生、林本先生
そして会を盛り上げて下さったPTA役員の皆さん

すべての方々のおかげで、「夜の学校」がすばらしいスタートを切れたことを、心から感謝したいと思います。


昨夜は、初めて落語を聞くという方がほとんどでした。
ライブの良さがいかんなく発揮され、笑って、笑って、とても楽しく落語を堪能させてもらいました。
流れる汗、細やかに変化する表情、声の張り・・・ライブだからこそ感じられる一体感でした。


紅雀さんのポリシーは「人物を描く」ということだそうです。
話を聞いただけで、その情景が思い描ける。登場人物が思い浮かんで、動きが見える。そんな落語を心がけているそうです。

なるほど、紅雀さんの落語を聴いていると、うどん屋さんのお店の様子や、おいしそうにうどんをすする様子、湯気が立つできたてのうどんが見えてきます。
そうやって、知らず知らずのうちに紅雀ワールドに引き込まれていきました。


そして、昨夜は、子供たちもたくさん参加してくれました。
終わったあと「どうだった?」と聞いてみました。
うれしいことに「おもしろかった。落語って、ほんとにその情景が見えるんだね」という答えが返ってきました。

紅雀さんが、子供たちにもわかるようにと心を砕いてお話して下さったおかげで、こうして落語の楽しさが伝わったようです。


おそらく、みんなに見えていたうどん屋さんの情景は、大人と子供では違うものだろうと思います。
そういう想像力は、今まで見てきたもの、聞いてきたものによって変わってくることでしょう。

子供たちには、これからもいろんな経験をして、想像力の引き出しにいっぱいのピースを詰めていってほしいなと願っています。

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【市P連】母と女性教職員の会 全国集会(3)

2日目は、分科会が開催されました。
全15分科会の中から、参加希望の分科会が選べます。
それぞれの分科会では、問題提起の発表があり、それについての様々な討議が行われ、教員と保護者という立場の違う人々が一緒に学びました。


【分科会一覧】
1. 乳幼児期から学童期の子育て
2. 小学生
3. 中・高生
4. いじめ・不登校
5. 性と生
6. 障害児の共生・共学
7. ジェンダー平等
8. 健康の問題
9. 食の問題
10. これからの教育
11. 社会保障
12. 平和
13. 環境
14. 女性労働
15. 母と女性教職員が手を結ぶ運動


2日間の集会に参加して思ったことは、「先生方はよく勉強していらっしゃるな」ということでした。

日々の多忙な業務をこなしながら、いろいろな研修会に参加されていて、常に新しいことに取り組む意欲を持っていらっしゃることが、討議を聞いていて感じられました。


最近、大津市のいじめ問題に関連して、先生の資質について議論されているのを、目にすることがよくあります。

一部の心ない教師がクローズアップされて、あたかも教師全体がそうであるかのような議論になることに対しては、注意して見ていかなければならないと思います。

少なくとも、我々のまわりにいる、多くの先生方は、教育に志を持って取り組まれている人がほとんどです。


無用な誤解を生まないためにも、学校はもっと開かれるべきですね。

学校の現状や、今取り組んでいること、こんな生徒を育てたいという方針などを、どんどん発信してほしいと思います。

私たち保護者も、学校に任せきりにしないで、子供を通して、学校を知る努力を忘れずにいたいですね。

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PTAクラブ活動
3/16 フラワーアレンジメント
市P連
3/13 市P連 第3回母親委員会
市P連 第4回母親委員会研修会
小牧市立小牧中学校

〒485-0046
小牧市堀の内四丁目30番地
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