最新更新日:2024/05/12
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【市P連】父母と教師のつどい

9/8(土)東部市民センターにて、「父母と教師のつどい −第40回小牧母と女性教師の会−」が開催されました。
小雨がぱらつき、時折激しい雨が降る中、たくさんの方々に足を運んでいただきました。
終了時は、雨も上がり、青空ものぞくような天気に回復し、すばらしい講演会の内容に合わせたような天気に、ご参加いただいた皆さんの心も晴れ渡ったことと思います。

お忙しい中、ご参加いただいた江口教育長、大野市P連会長、ありがとうございました。
また、当日早くから準備をして下さった教員組合の先生方、母代の皆さん、ありがとうございました。


●日程
1. 開会行事
- 開会の言葉
- 執行委員長あいさつ 櫻本先生
- 市P連会長あいさつ 大野会長
- 来賓あいさつ 江口教育長
2. 講演
演題 「生まれてきたことで100点満点」
講師 きくち寛さん
3. 閉会行事
- 閉会の言葉
 

きくち寛さんの講演会は、すばらしい歌とお話しで、参加したすべての方々の心に響く、あたたかい講演会となりました。
(【市P連】父母と教師のつどいのご案内 9/4)

きくち寛さん、すばらしい時間を、ありがとうございました。

ぜひ皆さんにもお知らせしたい、すばらしいお話し満載でしたので、後日、内容のまとめをアップしたいと思います。

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【市P連】第2回役員会

9/7(金)第2回市P連母親委員会研修会に引き続き、第2回市P連役員会が開催されました。


●出席者
嶺岡副会長(応時中P長)、安藤副会長(北里中校長)、添田理事(篠岡小P長)、玉置庶務会計(小牧中校長)、大島会計監査(小木小P長)、齋藤母親委員長(小牧中母代)、関戸母親副委員長(応時中母代)、仲母親副委員長(小牧小母代)、山井保健理事(光ヶ丘小母代)、小島事務局担当(小牧中教頭)


●協議事項
1. 経過報告
2. 予算要望書の提出について
3. 東海北陸P研究大会富山大会への参加について
4. 今後の母親委員会の予定
5. 市P連研究発表会について
6. 今後の予定、諸連絡


たくさんの協議事項がありましたが、事務局がてきぱきと進めていただいたので、スムーズに進めることができました。
11/21(水)の市P連研究発表会に向けて、準備を進めていきます。

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【市P連】第2回 母親委員会研修会

9/7(金)小牧市公民館にて、第2回市P連母親委員会研修会が開催されました。

2学期が始まったばかりで、まだまだ残暑が厳しい中、市内25校の母親代表の皆さんが集まって下さいました。
ありがとうございました。


本日は、手相アドバイザーのNOBUKO先生をお迎えして、子育てや日常生活に役立つ「手相」「星占い」のお話しを伺いました。

とてもわかりやすく楽しいお話で、母代さんたちも、自分の手やまわりの方の手を覗き込みながら、わいわいと笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごしました。

時間内では、物足りない!もっと聞きたい!ということで、研修会終了後に、NOBUKO先生のまわりには人垣ができていました。

NOBUKO先生、ありがとうございました。


興味のある方も多いと思いますので、後日、今日の研修会の内容のまとめを記事にしてアップする予定です。
お楽しみに!

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子供の安全を守る その2

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昨日、札幌で、いじめが原因と示唆するメモを残して、中学生が自殺するという悲しい事件が起きました。

本当の原因は何か、いじめはあったのか・・・市教育委員会は外部有識者による調査委員会を設置するかどうか検討する、ということなので、今後そこで調査が行われるでしょう。

昨年起きた大津市のいじめ自殺で、全国的にも「いじめ」が問題になり、警察への被害届の提出件数が増えている、というニュースもあります。

遺族の方にしてみれば、「どうしてこんなことになってしまったのか、本当のことを知りたい」という一心に尽きると思うのですが、関連するそれぞれの機関の対応は、遺族のその想いに応えているようには見えません。

教育委員会も、学校も、警察も、関わるすべての機関が、「自分の仕事だ」という当事者意識を持って、迅速に丁寧に対応していただけることを願ってやみません。


昨日の「PTAの部屋」では、子供の安全を守るためには、学校と家庭が協力しなければなりませんね、ということを記事にしました。
(子供の安全を守る 9/5)

「子供の安全を守る」ということは「子供の命を守る」ということでもあります。

事故や事件から命を守ることはもちろんですが、いじめなどで自ら命を絶ってしまうという悲劇からも子供の命を守りたい、すべての保護者の想いですね。


いじめられていたり、つらいことがあっても、子供は親に心配をかけまいと、わからないように明るくふるまうことが多いと聞きます。

それでも、毎日一緒に生活している家族であるからこそ、気付いてあげたいと思います。

日頃から、親子で、兄弟で、いろんなことが話し合える関係を築いていきたいものです。

そして、「あなたたちはかけがいのない存在なのだ」というメッセージを送り続けたいですね。


また、学校の先生方にとっても、日頃の信頼関係は大切だと思います。

先生と生徒、先生と保護者、どちらもしっかりとした信頼関係で結ばれていれば、何か問題が起きてもすぐに相談できますし、早く対応できれば問題にならずに済むことだってあるでしょう。

信頼関係を築くためには、お互いがお互いをよく知ることが大切だと思います。

幸い、小牧中はホームページなどで、学校に関する情報を積極的に発信してくれています。

私たち保護者も、自ら「学校を知る努力」をする必要があると思うのです。

学校ホームページを積極的に活用して、「学校のこと、先生のことを知ろう」という気持ちを持ち続けていたいですね。

大津の問題が表面化したときに、「PTAの部屋」に掲載した記事も、合わせてご覧下さい。
(「いじめへの対応」に想う 7/13)

子供の安全を守る

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昨日、今日と、子供が被害に遭う、とんでもない事件が起きています。
新聞や、テレビのニュースでご覧になっていることと思います。


学校HPでも、記事になっていましたね。写真は、その記事です。
(ここのところのニュース 9/5)


子供を守るために、私たち保護者はどうすればいいのでしょうか?

ある識者の方が、家から一歩でも外へ出たら、もう十分に危険地帯で、安心はできない、とおっしゃっていました。

今回の名古屋の事件は、マンションの中で発生しており、まさに「家から一歩出たところ」だったわけです。

そうなると、とにかくどこへ行くにも付き添って、四六時中見守っていなければ、もはや子供を守れない…ということになってしまいます。

しかし、それは不可能ですね。

親にも事情がありますし、子供たちもそれを望まないでしょう。
お互いに息が詰まってしまいます。


とにかく、今までのように、当たり前のことを繰り返し伝えていくしかないのでしょうね。

- 知らない人には付いて行かない
- 危険を感じたら大声を出す
- 近くの大人に助けを求める
- 人気のない道を歩かない
- なるべく複数で行動する

思い付くだけでも、これくらいはあります。


各ご家庭でも、改めてお子さんと、「こんな時はどうする?」といった、現実的な話を、ぜひ今してみてください。


また、学校でも、機会のある度に、ぜひ安全について話題にしていただきたいと思います。

学校の方が、警察などからも不審者情報や、事件の情報などが入ってきやすいでしょうから、それらの情報を、私たち保護者にも知らせていただけるといいですね。


学校と保護者が協力して、子供たちの安全を守っていかなければいけませんね。

【市P連】「父母と教師のつどい」のご案内

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「未来をになう子どものために」というテーマで、講演会が開催されます。

日時 9/8(土) 10:00〜12:00 (受付 9:30〜)
場所 小牧市東部市民センター講堂

演題「生まれてきたことで100点満点」
講師 きくち寛さん(シンガーソングライター)


講演内容 (案内チラシより抜粋)

現代の子供たちは何か足りないのでは?
自分は生まれてきて良かったんだろうか?
自分は親から愛されているんだろうか?


自信をもてなくて不安を抱える子供が多くいます。
しかし、親がまず、我が子が生まれてきてくれた時のことを思い出し、「ありがとう」の思いを再びもつことが、親子の信頼関係を強くさせ、不安も少なくさせるのではないでしょうか?
そして、祝福されて生まれたことや愛されていることを知っている子供は、能力を発揮しやすくなります。

本講演では、心の相談員の体験談や歌を通して、「家族愛」や、家庭が「心のふるさと」となる親の役目について語っていただきます。

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子育てのヒントになるお話がたっぷり聴ける、とても良い機会です。
ぜひ、皆さまお誘い合わせの上、ご来場下さい。

1学期に申し込みを締め切っていますが、当日のご参加も大歓迎です。


東部市民センターの駐車場が満車の場合は、隣の篠岡小学校の校庭を駐車場として開放しますのでご利用下さい。

「第2回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」へのお誘い

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2学期が始まりました。

9月に入っても、まだまだ残暑が厳しく、子供たちはたいへんだと思います。
課題テストや実力テストが終われば、体育大会の練習も本格的に始まります。
水分補給のために、大きめの水筒を持たせたり、早寝早起きやしっかり朝食を食べさせるなど、保護者も協力していきたいですね。

さて、先日(8/22)の全校出校日の後で、お子さんからチラシを受け取りましたか?
何のチラシ?そんなの見てないわ!という声が、あちこちから聞こえてきそうですね。

「第2回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」の案内チラシです。
「第2回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」</b>の案内チラシです。 <swa:ContentLink type="doc" item="10422">こちら</swa:ContentLink>でもご覧になれます。 多くの方々に参加していただき、第1回は大好評でした。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 そして、この「夜の小牧中」の取り組みに対して、ちゅうでん教育振興助成が受けられることになりました。 <a href="http://swa.komaki-aic.ed.jp/weblog/index.php?id=komaki_j&type=1&column_id=82512&category_id=1189">(朗報!ちゅうでん教育振興助成決定 8/24)

ただ物珍しいだけで受けられる助成ではありません。

校長先生の企画力もさることながら、講師を引き受けて下さった先生方の情熱なくしては、このような助成は受けられなかったと思います。
それを裏方で支えて下さる教頭先生、教務、校務の先生方、それから保護者への呼びかけやいろいろなお手伝いで支えて下さる地域コーディネーター、PTA役員など、多くの方々のおかげで、この企画が認められたと思っています。
皆さん、本当にありがとうございます。
そして、第2回以降も、どうぞよろしくお願いします。


前置きが長くなりましたが、「第2回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」へのお誘いです。

今回は、愛知教育大学の青山和裕先生をお招きして、
「統計学者から学ぶ 世間の統計のごまかし」を開催します。


統計学って、なんだか難しそう・・・
ちょっと構えてしまうような、難しそうな硬い響きがありますね。

よくテレビのニュースなどで、世論調査の結果が流れますが、あれも統計学です。
調査方法も合わせて報道されますね。
「無作為抽出で男女合わせて◯◯人に聞きました。有効回答数は◯◯です。」
うーん、よくわからないけど、きっと正しいんだろうな。漠然とそう思って見ていませんか?

実は、PTAの部屋で以前記事にした、こんな記事にも統計学の不思議が隠れています。
(「夜の小牧中学校」での大人の学び(おまけ)8/17)
どうして、私たちは「急須で入れたお茶」だと思った人の割合が高いからといって、「このお茶がおいしいんだろうな〜」と思ったのでしょうか?

今回の案内チラシに掲載されていた問題も、何となくヘンな感じはするけど、どこがヘンなのか・・・?
そんなモヤモヤした気分を、青山先生が明快に解決してくださいます!
大人も子供も、みんなで学びましょう!


参加希望の方は、案内チラシに必要事項をご記入の上、保護者の方はお子さんを通じて学校へ提出してくださいね。
締切は 9/7(金) です。


案内チラシがない!という方、地域の方や小牧中の保護者以外の方もご安心ください。
当日会場へお越しいただければ、皆さんご参加いただけます。


多くの皆さまの参加をお待ちしています。

「防災の日」に想う 〜子供たちへ〜

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生徒の皆さん


「釜石の奇跡」という言葉を聞いたことがありますか?
岩手県の釜石市では、津波襲来時に学校にいた小中学校の児童や生徒は、全員が避難し無事でした。


釜石市では、過去に何度も大きな津波に襲われていて、その経験を教訓に「津波てんでんこ」という言葉が、受け継がれています。
想定外の大災害が起こったら、「とにかく逃げなさい」という教えです。
その教えを守って、みんなが、まず逃げることを優先したので、被害を出さずに済んだのです。


学校にいる間に大災害が発生した場合は、先生の指示に従うことになります。
宮城県石巻市の大川小学校では、津波襲来時、学校にいて先生の指示に従ったのに、多くの子供たちが被害に遭いました。

その時にどうすることがベストなのか、今までの避難指示の方法は妥当なのか、それとも見直す必要があるのか、ということは、今後、先生方が考えて下さるでしょう。


それ以外のとき、学校ではないところにいる時に大災害が起こったらどうするのか?
「防災の日」を機会に、ぜひ一人ひとりの生徒の皆さんに考えてもらいたいと思います。



昨年の東日本大震災のニュースでは、こんなことも伝えていました。
中学生が、保育園児や小学生やお年寄りたちの手を引いて、または抱っこしたり背負ったりして、避難の手助けをした、ということでした。


普段は、家庭でも学校でも守ってもらう立場の中学生ですが、あなた方には、他の人の手助けができる、そういう力が十分に備わっています。


小牧中には、「注文ボランティア」や「ジュニア奉仕団」で、日頃から地域の役に立とうという気持ちの生徒がたくさんいます。
また、それらの活動に参加していなくても、誰かの手助けがしたいと思っている人はたくさんいると思います。
もし、今まで、そういうことを考えたことがない、という人も、自分には誰かを手助けする力があるんだ、ということに気づいて下さい。


中学生も、立派な地域の一員です。
どうか、皆さんの力を地域の中で活かせるように、いつも心の準備をしておいて下さい。
あなた方には、「他の誰かの手助けができる」すばらしい力が備わっていることを忘れないで下さいね。

「防災の日」に想う

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9/1は「防災の日」です。
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで、1960年(昭和35年)に制定されました。


毎年、この時期は、台風シーズンでもあるため、「災害への備えを怠らないように」ということで、各地で防災訓練が行われます。

今年も、昨年3月に発生した東日本大震災の経験を活かすべく、各地で防災訓練が行われたというニュースをご覧になった方も多いかと思います。


先日、内閣府から「南海トラフ巨大地震における被害想定」が発表されました。

東海地方でも、大地震がいつ起きてもおかしくない状況だと言われ続けて、もう何年も過ぎているので、少し気が緩んでいるところがありませんか?

この機会に、改めて家族で防災について、じっくり話をしておきたいですね。


そして、この時期に合わせて、いろいろなお店で「防災グッズ売り場」ができます。

買い物の時に、その売り場を見るたびに「うちも非常持ち出し袋の準備をしなくっちゃ〜」と思いますよね。

今は、必要なものがあらかじめセットになっている商品がたくさん出ていますので、そういうものを利用するのもいいですね。

また、家族構成によっても、必要なものは違うので、基本のセットを購入し、あとからそれぞれのご家庭で必要になるものを足していく、という方法もあるでしょう。

せっかく揃えたものは、そのままにしないで、年に一度、中身の再チェックをするといいですね。


毎年、新しい防災グッズが発売されていて、とても便利なものが増えています。そういったグッズを、上手に取り入れていきたいものです。

非常食の消費期限の確認もお忘れなく。


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「防災の日」にちなんで、インターネットで役立ちそうな情報を探してみました。
その中から、私たちの身近にあるものが、使い方を工夫すれば、いざという時に防災グッズに早変わりして、とても便利に活躍してくれるというおはなしをご紹介します。


●災害時に役立つ「四種の神器」

1. 段ボール

- マットの代わりに。保温効果もあります。災害時に避難所でよく使われます。
- 骨折したときに副木代わりに。骨折の疑いがある部分を段ボールで固定します。患部に合わせて形を変えられるので便利です。
- 家具の代わりに。机やいすの代わりに使えますし、もちろん収納もできます。

2. ガムテープ

- ガラスの破片を取る。散乱した細かい破片を取るのに便利です。
- 油性マジックで字を書けば、メモ代わりに使えます。壁や窓に貼ってメッセージを伝えることもできます。

3. ラップ

- いろいろなものに巻いて、食器代わりに使えます。食器がなくても、本や板などに巻いて使えば食器代わりになります。
- 水が使えない時、食器などに巻いて使えば、洗わずに済みます。
- 細く丸めると丈夫なヒモになります。
- 身体に巻けば、保温効果があります。

4. ビニール袋

- 段ボールと併用して、簡易トイレとして使えます。
- レジ袋のように持ち手があれば、三角布の代わりとして使えます。
- 頭からかぶって、雨具やカッパとして使えます。保温効果もあります。


ここに紹介したのは、ほんの一部の便利な使い方で、他にも、もっといろいろな用途として使えると思います。
どれも安価で身近なものなので、ぜひ防災グッズの中に入れておくといいと思います。

【市P連】「子育て読み物」コーナーに関するお知らせ

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「子育て読み物」コーナーの、以下の記事についてのお知らせです。

講師の尾花先生のご指摘により、一部加筆修正しました。

講演会に参加されていない保護者の皆さんに、よりわかりやすくなるように、表現を工夫していただいたり、説明を加えていただきました。

尾花先生、ありがとうございました。


●【市P連】県P連合同研修会 講演会(1)
●【市P連】県P連合同研修会 講演会(2)
●【市P連】県P連合同研修会 講演会(6)


時代は、ますますデジタル化していきます。

私たち保護者も「わからないから」とあきらめず、学校任せにせず、子供と一緒に学びながら、子供たちを「賢い安全な使い手」に導いていきましょう!

【市P連】県P連合同研修会 講演会(8) 『最終回』

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第8回(最終回)

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


● 小学校と保護者が取り組みたいこと

<1.厳しく規制するより「ルールを守りながら使う」習慣付けを!>

(1) 「ルールを守れば自由に使える」というゴールへ、ステップを踏みながら徐々に導く
(2) ルールとフィルタリング、子供の身の丈に合わせてサイズ調整するのが保護者の役割

<2.会話の多い家庭と気軽に相談できる親子関係を!>

(3) 共有のパソコンやケータイで「会話をしながら一緒に体験する」からスタート
最初の試用期間として、保護者の管理のもとに子供専用の貸出ケータイを与えるのがおすすめ
(4) ネットに関する話題や報道を見聞きした時には、親子で会話をしながら考える
(5) ルールやフィルタリングが窮屈になるたびに「相談→適切な対応」で上記(2)を実行

<3.それぞれの「家庭のルール」情報をみんなで共有する工夫を!>

(6) 「家庭ごとにルールがあること」「お互いのルールを尊重すること」を学ぶことが大切
(7) ネットワークで友達みんながつながっているのだから「我が家はやらない」はダメ


● 中学生のために学校と家庭が意識しておきたいこと

<1.むやみに強制せず、執拗に叱らず、考えて行動できるように導く>

(1) 聞く耳と心を持ち、内緒の行動に走らせない(相談されない大人にならない)努力を!
(2) 見えない危険ゾーンに向かわせない最善策は「思春期の心情を理解し、追い込まない」こと
(3) 問題が生じた際は、一方的に叱って終わらせず、子供の気持ちと向き合い「考えさせる」

<2.PCもケータイも同じインターネット、公開した情報は戻らない>

(4) 個人情報も、誹謗中傷も、犯罪予告も「取り返しのつかない」ことを理解・納得させる
(5) 発信する側の責任と、相手・無数の読み手・状況への配慮をしっかりと意識させる

<3.学校や家庭で考えたい「コミュニケーションスキルの向上」>

(6) パソコン&ケータイ所有の有無に左右されないコミュニケーションを心がけるように促す
(7) 洞察力を身に付けさせ、ネット上の情報の安全性や信憑性を判断する力を養う


今後もデジタル化はさらに進み、ケータイ・スマホ・インターネットは生活にかかせないツールになります。

小中学生の保護者の皆さんには、今回の講演の内容を参考にしていただき、ぜひお子さんとたくさん会話をしながら、ともに考えるきっかけにしていただけるといいなと思います。

【市P連】県P連合同研修会 講演会(7)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第7回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


● 大人は模範となる使い方をしましょう

こんな大人をよく見かけませんか?

食事中でも、移動中でも、四六時中、ケータイやスマホを操作して、メールやWebをチェックしている大人

電車やバスの中でもゲームに夢中、優先席に座り、前にお年寄りが立っても知らんぷりでケータイを操作している大人


<使い方のマナーやモラルのお手本は、身近な大人>

「ケータイばかり触ってないで・・・」と叱る側が、目の前でずっと使っていては、子供たちは言われてることに「矛盾」や「大人の勝手」を感じます。
身近な大人やメディア等から入ってくる使い方が、子供の基準になるということをお忘れなく!


<まずは大人が正しい使い方を>

子供に正しく使ってほしければ、まずは大人がきちんと使いましょう。
子供たちの目に飛び込んでくる、周囲のマナー違反やモラル違反は、記憶に新しいうちに「ああいう使い方はダメだよね」と会話をしましょう。


子どもは身近な大人を見ながら育つものです。
それであれば、普段の規範意識を育てるのは、身近な大人の役割ですね。
ルールやモラルを守って使う保護者が、賢く使える子供を育てるのです。


●「リスク」と「メリット」を子供とともに考える

インターネットが、良い人にとってはすばらしく便利な道具である(メリット)ということは、悪意を持つ人にとってはなおさら”悪事を働くのに”便利で都合のいい道具である(リスク)ということを理解しましょう。

「他人に迷惑をかけない子」「他人に不快な思いをさせない子」に育てるために、自ら手本となるように心がけながら、子供の言動にしっかり向き合い、たくさん会話をしましょう!

【市P連】県P連合同研修会 講演会(6)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第6回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


● パスワードロック

万が一、ケータイやスマホを落としてしまったり、盗難にあったりした場合、本体内の大切な個人情報を守るために、パスワードロックをかけましょう、という話をお聞きになったことがあると思います。

たしかに、パスワードロックをかけておけば、簡単に本体内の情報を見られることはありません。


しかし、万が一、事故などにあって意識がはっきりしない場合、救急隊員は持ち物の中から、身元が特定できるものを探します。

ケータイがあれば、発信履歴などから連絡を取ることがあります。

大人のように、身分証明書などを持ち歩かない子供の場合は、本体にパスワードロックをかけることは避けましょう。


紛失や盗難の際に個人情報を守るためなら、電話帳やメールフォルダへの機能別ロックをかけるようにしましょう。

やり方がわからない場合は、取扱説明書で確認したり、販売店に相談に行くことをお勧めします。
とても大切なことです。子供と一緒に、やり方を覚えましょう。


本体にロックをかける子は、勝手に見られたくないと思っているからです。

親は、子供の入浴時などに、隠れてこっそり盗み見るスパイのような行動を慎み、子供の様子を見失わないよう、日頃からたくさん会話をするように心がけましょう。


● 電池は大切に

いざというときに、電池切れではケータイは役に立ちません。

圏外だからとゲームや音楽を楽しんでしまうと、驚くほど早く電池がなくなります。

肝心な時に電池切れにならないように、外でのケータイの使い方を、子供と一緒に考えましょう。


※講師の尾花先生のご指摘により、一部加筆修正しました。(8/31)

【市P連】県P連合同研修会 講演会(5)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第5回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


● 災害時でもつながるケータイ

昨年3月の東日本大震災では、ケータイやスマートフォンが使えたというニュースをご覧になった方も多いと思います。


災害時の電柱・電線の倒壊や浸水による大規模な停電の場合、テレビ、ケーブルテレビ、電話、IPフォン、インターネットなどの有線情報網だけでなく、携帯電話の基地局への送電も停止されるため、携帯電話は使えない状態になります。


しかし、基地局には「緊急用バッテリー」が備えられており、災害発生直後は使える可能性もあります。

また、各携帯電話会社には、移動基地局や移動発電機が用意されているため、道路が寸断されていなければ、有線情報網よりも早く復旧できます。


大災害時、通信回線は緊急通報用に制限されてつながりにくく、メール回線もアクセスが集中すれば許容オーバーで使えません。

そんな中でも、インターネット回線は比較的自由につながります。

現在ではいろいろな自治体が、メールやSNSサイトを利用した防災システムを検討しており、すでにサービスを始めています。

自分や家族を守るために有効な緊急警報や避難情報を得る使い方を、身に付けておきましょう。


小牧市では、「緊急速報メール」の配信をしています。
事前に登録しておくと、災害発生時にメールが配信がされます。
小牧市のホームページをご覧ください。

小牧市「危機管理に関する情報」
http://www.city.komaki.aichi.jp/contents/100314...

ABCDの原則 〜生活リズム編〜

生徒の皆さんへ

楽しかった夏休みも、今週いっぱいで終わります。

そろそろ、来週からの新学期に向けて、生活リズムを元に戻しましょう。

夏休み中、朝寝坊と夜更かしの習慣が身に付いてしまった人は、徐々に通常モードに戻しておきましょうね。

新学期が始まると、すぐに3年生は実力テスト、1・2年生は課題テスト、それに体育大会の練習など、忙しい毎日が始まります。

まだまだ残暑が厳しい日が続きます。
夏休み中のダラダラした生活を引きずっていては、すぐに体調を崩してしまいます。

1学期に、皆さんがしっかり取り組んでいた「ABCDの原則」を思い出して下さい。
例えば、こんな「当たり前のこと」をしっかりやるのが、生活リズムの「ABCDの原則」だと言えると思います。

・早寝、早起き(十分な睡眠時間を確保)
・食事をしっかり取る(お菓子や冷たいものばかりじゃダメ)
・ダラダラ過ごさないで、メリハリのある生活を(計画的に過ごそう)

夏休みが終わるまでに、気持ちも生活リズムも切り換えて、2学期を迎える準備を始めてくださいね。


保護者の皆さま

子供たちが元気に新学期を迎えられるように、私たちも手助けをしていきましょう。


兒の森で「タカサゴユリ」が見ごろを迎えています@趣味'sブログ
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【市P連】県P連合同研修会 講演会(4)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第4回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


● とってもコワイ「スマートフォン症候群」

「スマートフォン症候群」聞いたことはありますか?

仕事中や勉強中、移動中でも、スマホが手放せない中毒のような症状のこと・・・
ではありません。

スマホを長時間使用することにより引き起こされる、身体の病的変化のことを言い、最近問題視され始めています。


代表的なものに「ストレートネック」があります。

ストレートネックとは、長時間、頭が首よりも前に出た姿勢をとっていることで、首が前傾し、首のカーブが失われてしまった状態です。

これは首が細く、筋肉が弱い女性の方がなりやすいと言われています。


もともと首(頸椎)は、重い頭を支えるため、ゆるやかにカーブしていて、頭からの圧力を分散させています。

ストレートネックになってしまうと、頭を首の筋肉だけで支えることになるため、首の痛み、肩コリ、頭痛といった症状を発症します。

また、首を曲げても下部頸椎は動かないため、手のしびれ、めまい、目の奥の痛み、吐き気といった症状が出ることもあります。


● スマートフォン症候群予防のポイント

とっても怖い「スマートフォン症候群」を予防するために、以下のポイントをチェックしましょう。
(厚生労働省「VDT(画像表示装置)作業における労働衛生管理のためのガイドライン」を基に、稲毛整形外科(千葉市稲毛区)の南出院長が作成した資料より)

<機種選び・設定>

- 外装は滑りにくい素材
- 大きめの画面。手が小さな人は大きすぎるのも×
- ちらつきが知覚されないもの
- 照度の自動調節機能がある場合はオンにする。最大輝度は避ける。
- 入力確認音、または振動機能をオンにし、入力時の指の力を軽減
- フォント(文字)は大きめ


<使用環境・姿勢>

- 連続使用時間は1時間以内
- 連続使用の場合、10〜15分の小休止を取る
- 肘を固定し、目線が下を向きすぎないようにする

※写真は、講演会資料を撮影したものです。

【市P連】県P連合同研修会 講演会(3)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第3回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


●スマホ(スマートフォン)のこと

最近は、スマートフォンの普及率が急速に伸び、子供たちもスマホに興味津津です。

スマホは「進化版のケータイ」と思っておられる方がいらっしゃいますが、それは違います。

スマホは「通話機能付き小型パソコン」です。

パソコンですから、「アプリ」を入れさえすれば、いろんなことができるようになります。とても便利ですね。


しかし「アプリ」にも注意が必要です。

中には「個人情報」にアクセスするアプリがあります。

知らないうちに、スマホの中の連絡先データにアクセスしていたり、GPS機能を使ってスマホの位置情報に勝手にアクセスしていることもあります。


「フィルタリング設定しているから大丈夫」は、もはやスマホでは通用しません。

フィルタリングは、有害サイトの閲覧を防ぐだけで、動画やアプリのダウンロードやメール受信でのウィルス感染を防ぐことはできません。

パソコンと同じように、ウィルス対策ソフトの導入が必要です。

またソフトを入れただけではダメで、しっかり更新することが大切です。


● スマホへの買い替え、どうする?

中学生でも、スマホ所有率は高くなってきています。

しかし、安易な買い替えは危険です。

ケータイとスマホの違いをきちんと理解し、安全に使うための「技術力」「判断力」「責任力」「自制力」が備わっていると判断できるまでは、スマホを持つには時期尚早と考えましょう。


判断するポイント

<ウイルス感染の可能性もある高性能なスマホだから、自分で危機管理できますか?>

- セキュリティ対策ソフトを導入する
- パターンファイル(ウィルスを定義するファイル)を常に最新の状態に保つ
- 送信者に心当たりのないメール(添付ファイルを含む)は開かずに削除する
- 怪しげなWebサイトや、怪しげなコンテンツにアクセスしない、利用しない
- アプリケーションは信頼できるものだけを利用する


<いろんなことができる多機能なスマホだから、自分をしっかりコントロールできますか?>

- 家族、友達、先生などとの、リアルなコミュニケーションを大切にする
- 食事、宿題、登下校など、自分がすべきことを優先させ、スマホはその次に
- 使っていない時は手から離す(例:食事中・入浴中は部屋に置いておく)
- 使わない時間帯を決める(例:勉強中・就寝中は電源を切る)


スマホへの買い替えは、上記のポイントをお子さんとしっかり話し合って、子供がきちんとできているな、と保護者が「OK」を出せるようになってから検討しましょう。

【市P連】県P連合同研修会 講演会(2)

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8/7(火)県P連合同研修会 講演会のまとめ 第2回

配布資料を基に、再構成してまとめてあります。

【演題&講師紹介】
「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏
※Webサイトはこちら
※尾花氏監修 EMA 「ケータイ・インターネットの歩き方 〜子どもが安心・安全につかうために〜」


●フィルタリング

18歳未満が使うケータイには「フィルタリング設定」が必要だということをご存知でしょうか。

「青少年インターネット環境整備法(平成21年4月施行)」により、使用者が18歳未満の場合、携帯電話取扱事業者には、フィルタリングを設定して販売することが義務付けられました。

フィルタリングには、大きく分けて2種類があります。

<ホワイトリスト方式>
閲覧許可リスト(安全と思われるサイトやコンテンツをリスト化)にあるWebサイトのみが表示されるようになっている方法。
リストにないWebサイトは全て閲覧不可。

<ブラックリスト方式>
閲覧不可リスト(有害サイトや不適切なコンテンツをリスト化)にあるWebサイトを表示しないようにする方法。
リストにないWebサイトは全て閲覧可能。

フィルタリングの設定は、子供の成長や利用状況に合わせて、変更や調整ができます。
「小学生向け」「中学生向け」「高校生向け」「EMA認定サイトは可」などがあり、それぞれにアクセス制限の強度が違います。


「EMA認定サイト」とは、EMA(青少年の保護と健全な育成を目的とし、サイト管理体制の審査・認定および啓発・教育活動を行う第三者機関)が、18歳未満の利用者に対して、適切な利用環境を提供し続けるための運用・監視体制が整っている、と認めたサイトです。

しかし、せっかくの認定サイトも、フィルタリングを外したケータイや、親名義で購入したケータイから利用すれば「アクセスしているのは18歳以上だ」と判断され、18歳未満の環境に導いてくれません。

監視や各種機能制限が施された安全な環境で使わせたければ、「+EMA認定」のフィルタリング設定が必要なのです。

認定サイトとは「18歳未満のエリアが常備されたサイト」で、「全ての内容が健全なサイト」ではない。
フィルタリング未設定のケータイでは「18歳未満用」の安全な環境が利用できない。
このことを、正しく知っておきましょう。


子供が使い始めると、見たいサイトが見れない、ということで、「フィルタリングをはずしてほしい」と言ってくるかもしれません。

その時に、よくわからないからと一気に「フィルタリングOFF」としてしまうことはとても危険です。

上記のように、細かい設定ができるようになっていますから、保護者が設定方法や種類などがよくわからなければ、携帯電話の販売店に行って、相談しながら設定を変えるようにしましょう。


●フィルタリングだけでは防げない

フィルタリングは、サイトやコンテンツの閲覧を許可したり、制限したりするものです。

サイト自体は安全とされていても、その中のいろいろな機能やサービスを利用する段階で「コンタクトリスク」が生じる可能性があります。

コンタクトリスクとは、例えばブログにコメントを書いたり、ゲームのサイトで他のユーザーと一緒に戦ったりなど、ネット上で他人とコミュンケーションを取ることで生じるリスクのことです。


いくら出会い系サイトをブロックしても、よく使われるSNSや動画サイト、掲示板などを介して、

- 見知らぬ人と連絡を取り合い、実際に会ってしまって被害に遭う
- コメントのやり取りが原因で、いじめに発展してしまう

というようなことが現実に起こっています。


残念ながら、フィルタリングを設定しているから大丈夫、というように安心はできません。

日頃から、インターネットの使い方、使う上での注意点、節度を持った使い方などを教えていかなければなりませんね。


※講師の尾花先生のご指摘により、一部加筆修正しました。(8/31)

【市P連】県P連合同研修会 講演会(1)

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8/7(火)県P連合同研修会での講演は、小中学生の保護者にとても役立つ内容でした。(【市P連】県P連 母親代表・役員・理事合同研修会 8/7)
当日の配布資料を基に、再構成してまとめました。ぜひご覧ください。


「ケータイ&スマートフォン、これくらいは知っておこう!」
〜デジタル社会を健やかに生きる子供を育むために〜
尾花 紀子氏

※Webサイトはこちら


●ケータイを持たせるタイミング

お子さんが「携帯電話が欲しい」と言い出しました。
さて、保護者の皆さんはどうしますか?

とはいえ、中学生であれば、すでに携帯電話を持っている子供は多いので、経験済みの方も多いと思います。

「ケータイを持たせるタイミングの判断方法と与え方」について、こんなアドバイスがありました。

*****講演資料より*****
子供がケータイが欲しいと言いだす最初の動機は

友達がみんな持ってるから
友達とメールしたい

といったところでしょうか。

それを認めるか認めないかは、各ご家庭の判断になります。
ぜひ、「我が家の判断基準」を持ってください。
本当に必要な時期かどうかを見極めるために、お子さんとたくさん会話をして下さい。

ケータイを持たせるかどうかの見極めのために、次のようなステップで進めましょう。

<ステップ1>
1. 誰と誰が持っているの?
2. 何のために持っているの?

はっきり、しっかり答えられるようになったら、次のステップへ

<ステップ2>
3. みんなはどんな風に使っているの?
4. あなたはどうしてケータイが必要なの?

これらの問いかけに、納得できるような答えが返せるようになったら、検討を開始してもいいのでは。
「持たせる必要あり」と判断しても、すぐに買い与えるのではなく、購入したケータイは、まずは親が管理して、子供が使いたい時に貸し出す「試用期間」を設けてみてはいかがでしょうか。
*****ここまで*****

親が心配なのは、どこへでも持ち運べて、画面の小さいケータイでは、子供が何をやっているのか、誰とメールをしたり電話をしているのかわからないという状況だと思います。

「試用期間中」は、親が管理しますから、電話がきた、メールがきた、という時に、その都度子供にケータイを貸し出します。

そうすれば、誰と連絡をしているのか、子供の友達関係が自然とわかってきます。

また、「使い終わったら返す」を繰り返すことで、四六時中ケータイが手放せない”依存症”になりにくい感覚を育てることもできるそうです。

1台のケータイを介して親子の会話が増える「試用期間」を経ると、子供は、親がケータイのやり取りを親に見せたり教えたりすることに、あまり抵抗がなくなるそうです。


これから子供にケータイを持たせようかという保護者の方は、試してみるとよいかもしれませんね。


※講師の尾花先生のご指摘により、一部加筆修正しました。(8/31)

「キャリア教育」を考える〜職業人体験(2)〜

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前回に引き続き、「職業人体験」についての想いの2回目です。


無事に3日間の職業人体験を終えた子供たち。

少し頼もしくなっていることと思います。

3日間で感じたいろいろなことをレポートにまとめて冊子になったものを、読ませてもらったことがあります。

みんながんばったんだな〜と思いながら読んでいましたが、ちょっと気になることが出てきました。


多くの生徒が「生きるため(生活のため)に仕事をしなくてはいけないということがよくわかりました」という感想を書いていました。


「生きるための仕事」


それは、まさしく、キャリア教育が目指しているところだろうし、きっと正しいのだと思います。

実際に、私たち大人は、生活の糧を得るために仕事をしています。

でも、子供たちの感想からは「生きるために”仕方なく”仕事をしていかなければならない」という気持ちがチラチラと見えるのです。


これには、とても残念な思いがしました。

たしかに、「仕方なく」という部分は存在します。そう思いながら仕事をしている人は山ほどいるでしょう。

でも、中学生の子供たちに、今の段階から「仕方なく」とあきらめてほしくないのです。

中学生の時に、将来なりたい職業は?と聞いても「わからない」と答えるのは普通のことです。選択するほどの知識も経験もありませんから。

だからこそ、自分はどんなことがしたいのだろうか、とたくさん考えて、たくさん経験して、たくさん悩んでほしいなと思います。

そうやって、将来の夢が見つかれば、その夢に向かってがんばれるし、夢がかなえば、それは「仕方なく」やる仕事ではなく「楽しい」仕事になるはずです。


そんな「好きで楽しい仕事」が出来る人は、ほんの一握りかもしれませんね。

でも、挑戦もしないで、最初からあきらめてしまうのは、とてももったいないことだと思います。


時代はどんどん新しい方向へ流れていきます。

今までは仕事にならなかったようなことでも、子供たちが新たなビジネスとして確立していくかもしれません。

そんな風になればいいな、と楽しみにしています。
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