最新更新日:2024/05/12
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「第5回夜の小牧中」で大人の学び(2)『最終回』

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12/2(日)「第5回親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学び 第2回(最終回)

環境科学者から学ぶエネルギーのこれから
〜名大・山本鋼志先生とともに過ごす夜〜

●トイレのないマンション

現在の日本には、原子力発電に使用した後の「使用済み核燃料」の行き場がありません。
そのことを称して「トイレのないマンションと同じだ」という言葉を、テレビや新聞のニュースで耳にしたことがある方も多いと思います。

山本先生のお話しの中にも、この言葉が出てきました。

原子力発電の是非については、来週行われる衆議院の総選挙でも争点になっていますが、日本はこの「トイレのないマンション状態」にあるという事実は、多くの人々に知っていただきたいことですね。


●子どもたちに伝えたいこと

山本先生が、子どもたちに伝えたいこと。
それは「体力が大切!」ということだそうです。

何をするにしても、「身体が資本」ということは昔からよく言われることですが、山本先生が大学生を見ていて思うのは、「やはり必要なのは体力だ」ということだとおっしゃっていました。


「体力が尽きると、気力も尽きる」
気力が尽きてしまうと、なかなか立ち直れませんね。気力が満ちていれば、何度でもやり直すことができます。
体力と気力は相関関係にあるようです。


また、山本先生は「遊び心が必要だ」ともおっしゃっていました。
新たな実験を始める時、実験に行き詰まった時、ちょっとした遊び心があれば、状況の打開ができることもあるそうです。


中学生の皆さんに、今やっておいてほしいこと。
それは「勉強」はもちろんですが、体育や部活などの「運動」で体力をつけることもそうなのですね。
今しかできないことを思い切りがんばって、今を大切に日々を過ごしてほしいな、と思いました。


山本先生、楽しい実験と豊かな学びの時間をありがとうございました。

「第5回夜の小牧中」で大人の学び(1)

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12/2(日)「第5回親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学び 第1回

環境科学者から学ぶエネルギーのこれから
〜名大・山本鋼志先生とともに過ごす夜〜


●放射能を浴びる?

まず最初に、山本先生からこんな質問がありました。

「放射能を浴びる、という言葉をよく聞くと思いますが、これは正しいでしょうか?」

昨年の東日本大震災以降、メディアでよく聞く言葉です。
ほとんどの参加者が、「正しいと思う」と手を挙げました。


しかし「放射能」というのは、放射線を出す能力なのだそうです。
ということは、「能力を浴びる」という言い方は間違っていて、正しくは「放射線を浴びる」ということなのですね。


ちょっとした言葉の間違いですが、私たちは、このように難しいことや理解できないことに対して、聞きかじっただけのことを、さも知っていることのように話してしまうことがありますね。


もし、まわりの誰かが「放射能を浴びる」と言っていたら、それは「放射線を浴びる」ということなのだよ、と教えてあげて下さいね。


●「シーベルト」と「ベクレル」

これも、よく聞く言葉になりました。
どちらも放射線に関する単位です。

「シーベルト」は、身体に対するダメージ度を表す。
「ベクレル」は、1秒間に放射線を出す能力を表す。


放射線は、自然界にふつうに存在しています。
地球上には、地面から出る放射線量がとても多い所もあれば、少ない所もあるそうで、そこに住む人々は浴びている放射線量も違います。


鉛は放射線を遮断する能力が高いそうです。
例えば、放射線を浴びないようにするために、鉛の箱の中に閉じこもったとします。
しかし、これでも完全に放射線から逃れることはできません。
それは、私たちの身体からも、放射線が出ているからだそうです。


日本人が1年間に浴びる放射線は、約3.7ミリシーベルトだそうです。
日本政府が緊急的に新たに決めた基準では、「年間20ミリシーベルト以下の場所でないと人は入ってはいけません」となったそうですが、福島県大熊町や浪江町の一部地域では現在でも年間300ミリシーベルトを越える放射線量が計測されています。

いったい、いつになったら、福島の人たちは故郷に戻ることができるのでしょうか。
たいへんな事故だったことが、よくわかりました。


●放射線はどうして出るの?

これは、正直いって、とても難しいお話しでした。
が、素人なりに解釈して、簡単に言うと・・・

原子(物質の一番小さい単位)は「陽子」と「中性子」からできていて、その性質を決めるのは「陽子の数」です。
「陽子」と「中性子」がある安定な比で存在すれば、その原子は安定に存在します。
しかし、どちらかの数が多い時、余分なものを放出して数を合わせようとします。
その時に起こる現象を「放射壊変」といって、そこで放射線を出すのだそうです。


放射線には
α(アルファー)線・・・ヘリウム
β(ベータ)線・・・電子
γ(ガンマ)線・・・電磁波
の3種類があるそうです。


実験では、とてもきれいに「α線」を見ることができました。

※山本先生に内容の校正をしていただきました。ありがとうございました。

【市P連】応時中PTA主催 朗読会へのお誘い

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先日、応時中学校PTAの方から「朗読会」を開催するので、たくさんの方々にお知らせしたい、という話しをお聞きしました。

応時中学校PTAが「命について考える機会としていただけたら」という思いで、初めて企画した朗読会だそうです。
興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
事前申し込みなしで、当日参加できるそうです。

※案内チラシはこちら</swa:ContentLink>(応時中HPより) ●日時・場所 12/15(土) 午後2時開演 応時中学校 多目的室(北館3階) ※当日はバレーボールの大会が開催されるため、できるだけ徒歩か自転車でお越し下さい。 ●講演者 社団法人 たった一つの命 ※サイトは<a href="http://eika.or.jp/">こちら


●朗読会が始まったきっかけ

「たった一つの命だから」

これは、西尾誉佳(にしおえいか)さんが「たった一つの命だから」と書いた年賀状の文字が発端となり始まった「愛と命の運動」です。

誉佳さんは、14歳の時に発病した骨肉腫により右腕を失っていたため、左手でこの文字を力強く書きました。

この文字を見た人が「誉佳さんは、この言葉の後に何を言いたかったのだろうか」と問いかけると、とても良い言葉が返ってきました。
それがきっかけでメッセージ集めが始まり、あるラジオ番組でその取り組みを紹介すると思いもよらない大きな反響がありました。
紹介された「たった一つの命だから」に繋ぐ言葉に心を動かされた視聴者が自分の心の思いを「たった一つの命だから」に繋いで書き送ってくるようになったのです。

そのようにして集まってきたメッセージの「朗読会」が始まるようになりました。

ミニ版「ほろほろ通信」 12/2号

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ミニ版「ほろほろ通信」12/2(日)号

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「旅館従業員の粋な計らい」
名古屋市西区の、目が不自由な男性からのお便りです。
これは、男性の友人で、弱視の女性Aさんのお話し。

温泉好きのAさんが、全盲の女性の友人と温泉に出かけたときのことです。
宿に着き、早速二人でお風呂へ。
誰も他には入っておらず、二人だけで楽しく話が弾みました。

しばらくして、宿の従業員が入ってきて「ここは男風呂ですよ」と言われてビックリ。
二人とも目が不自由なので、入り口を間違えてしまったらしい。
後から入ってきた男性が、中から女性の声がしていたので、フロントへ引き返して知らせてくれたそうです。

障がい者のために、ずいぶんバリアフリーの建物が増えたが、浴場の入り口に、男女の区別を知らせる点字表示がされているホテルは、ほとんどないそうです。

驚いて、慌てて上がろうとする女性たちに、従業員は「このままゆっくり入っていて下さい。準備中の札をかけておきますから」と声を掛けてくれたそうです。
女性たちは、この好意と粋なはからいに、心まで温まったということです。

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私たちが、ふだん当たり前のように思っていることでも、障がい者の方々にとっては、とても高い壁になることもありますね。
実際の声を聞かせていただいて、「こういうことが不便なんだ」ということが、よくわかります。
ホテルの点字表示については、このお便りで初めて知った方も多いのではないでしょうか?
そういった不便を乗り越えて、たくさんの方々が外出や旅行が楽しめるようになるといいな、と思います。

そして、この旅館の従業員さんのように、さりげない気遣いができるようになれるといいですね。

【図書ボラ】12/4 ブックトーク

12/4(火) 図書ボランティアの皆さんによるブックトークが開催されました。

広報委員さんが取材に行って下さいましたので、その報告をお届けします。

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図書ボランティアの皆さんのブックトークが行われました。

ブックトークとは、テーマに沿って数冊の本を紹介するものです。

今回のテーマは『なみだ』
「さかなのなみだ」「ディズニーサービスの神様が教えてくれたこと」「おおかみこどもと雨と雪」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の4冊紹介してくれました。

読み聞かせには「どろぼうがないた」という本をBGM付きで朗読していました。

生徒達は本の魅力に引き込まれている様子で、聞いていてとても楽しかったそうです。

改めて、本を読む事はいいなと思い、色々な本を読んでみたいと思いました。

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ブックトークをきっかけに、ふだんは読まないジャンルの本を手に取る生徒が増えるといいですね。
私たち大人も、読書の良さを再認識して、たまには静かに「読書タイム」を過ごしてみませんか?

図書ボランティアの皆さん、取材して下さった広報委員さん、ありがとうございました。

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新しいことが始まりました 〜第5回夜の小牧中〜

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12/2(日)いよいよ最終回となる「第5回親子で学ぶ夜の小牧中学校」が、第2理科室にて開催されました。

今回は、最終回にふさわしく「実験あり」のスペシャルプログラムで、寒い中でしたが、多数の方々にご参加いただきました。
ありがとうこざいました。

講師の山本鋼志先生は、名古屋大学大学院環境学研究科教授でいらっしゃいます。きっと、とても難しい学問を研究されておられて、ちょっぴり気難し屋な方なのでは・・・と勝手に想像していましたが、気さくに声をかけて下さる優しい先生でした。
それにしても、名古屋大学大学院の教授から、直接お話を聞くことができるなんて、ほんとにこの「夜の小牧中」はスゴイですね。
参加してくれた子どもたちが、いつかこのスゴさに気づいてくれると、うれしいなと思います。

今回のテーマは「放射線を理解しよう!見てみよう!」ということで、昨年の東日本大震災後の福島の原子力発電所の事故以来、悲しいことですが、とても身近な問題になってしまった「放射線」についてのお話を伺い、実験で「放射線を見る」ことができました。

全くの素人の、だいぶ頭の固くなった大人たちへの講義は、準備も含めて、さぞかし大変だったろうと思います。
実験中の、皆さんの真剣な様子に、いくつになっても学ぶことは楽しいことなのだなと感じました。
そこかしこで上がる歓声につつまれた、とても楽しい講義でした。
山本先生、本当にありがとうございました。


最後には、お約束どおり、玉置校長先生から、全出席の方々へプレゼントの贈呈がありました。
感謝状は、なんと「割引券」付きです。
何の割引かというと・・・
「第1回の夜の小牧中」に講師で来ていただいた、桂紅雀さんの落語会の入場割券でした!

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・日時 12/8(土)13時30分会場 14時開演
・場所 JA尾張中央 味岡支店 2F
・入場料(木戸銭というそうです) 1,500円(自由席)

4ヶ月ぶりに、桂紅雀さんの落語を楽しんでみませんか?
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おかげさまで、無事に全5回の講座を終えることが出来ました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
講師を引き受けていただいて先生方にも、心からお礼を申し上げます。

そして、事前準備から当日まで、裏方のお手伝いを続けて下さった学校の先生方(教頭先生はじめ、教務、校務の先生やたくさんの先生方がお手伝いをして下さいました)、地域コーディネーターさんやPTA役員の皆さん、これらの多くの皆さんの手助けがあったからこそ、最後まで開催することができました。
玉置校長先生の提案で始まった企画ですが、おかげでたくさんの仲間ができ、新しい学びの時間をいただきました。
関わっていただいた全ての皆さんに、心から「ありがとう」をお伝えしたいです。

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ABCDの原則 〜貸し傘編〜

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学校HPに、貸し傘の現状についての記事が掲載されました。
ご覧になりましたか?
(貸し傘の現状 11/27)

昨年度に比べて、今年は貸し傘の返却率がとても高い、という良いお話でした。


ほとんどの生徒は、折りたたみの置き傘を、いつも学校に置いているようです。
そのため、急な雨でも困ることはあまりない、という声を聞きました。

でも、たまたま置き傘がなくて、急な雨に「どうしよう」と困ることがないわけではないですね。
そんなとき、学校で貸し傘を準備していただけるのは、とても助かります。


この貸し傘は、言うまでもなく、小牧中の生徒みんなで使うものですね。
必要なときに、誰でも使える状態になっていることが原則です。
「使ったものは、もとの場所に返す」
「借りたものは、きちんと返す」
共有で使うものに対しての「ABCDの原則」ですね。
これがしっかり守れている、という報告は、保護者としても、とてもうれしいお話でした。


保護者の皆さんに、ひとつお願いがあります。
おうちに学校の貸し傘がありませんか?
もしかして、お子さんが借りたままになっている貸し傘が、おうちに眠っているかもしれません。
ぜひ、お子さんに「学校の傘、借りてない?」とひと声かけてみて下さい。
未返却の3本も、無事に返されるように、私たち保護者も協力していきたいですね。

「第5回親子で学ぶ夜の小牧中学校」へのお誘い

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いよいよ、今週末の日曜日に、最終回となる「第5回親子で学ぶ夜の小牧中学校」が開催されます。
8月から始まった、この「夜の小牧中」企画ですが、毎回、主催者の予想を超える多数の皆さんにご参加いただき、とても好評をいただいてきました。
ありがとうございました。

前回の「第4回夜の小牧中」での玉置校長先生からのサプライズニュースのとおり、今回の最終回まで全出席の方には、プレゼントがあるようです!
今回も、ぜひたくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。


● 日時&場所

環境科学者から学ぶエネルギーのこれから
〜名大・山本鋼志先生とともに過ごす夜〜

12/2(日)午後7時〜午後8時30分
第2理科室

実験に参加する方は「軍手」「金づち」を持参して下さい。

案内チラシは<a href="いよいよ、今週末の日曜日に、最終回となる「第5回親子で学ぶ夜の小牧中学校」が開催されます。 8月から始まった、この「夜の小牧中」企画ですが、毎回、主催者の予想を超える多数の皆さんにご参加いただき、とても好評をいただいてきました。 ありがとうございました。 前回の「第4回夜の小牧中」での玉置校長先生からのサプライズニュースのとおり、今回の最終回まで全出席の方には、プレゼントがあるようです! 今回も、ぜひたくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。 ● 日時&場所 <font color="blue">環境科学者から学ぶエネルギーのこれから</font>
〜名大・山本鋼志先生とともに過ごす夜〜

12/2(日)午後7時〜午後8時30分
第2理科室

実験に参加する方は「軍手」「金づち」を持参して下さい。

案内チラシは<swa:ContentLink type="doc" item="10851">こちら</swa:ContentLink>


● 講座の内容

「放射線を理解しよう!見てみよう!」

1. 原子の作り
2. 原子の安定性
3. 不安定な元素から放出される放射線
4. 放射線を見てみよう(霧箱作成の実験あり)


今回は「実験あり」ということで、子どもたちはもちろんですが、大人の方にとっても、今までは違う楽しみ方ができそうですね。

いつものように、事前の参加申し込みがなくても、当日参加は大歓迎です。
ぜひお誘い合わせの上、ご参加下さい!お待ちしています。

【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会 講演会(2)『最終回』

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11/21(水)小牧市小中学校PTA研究発表会 講演会のまとめ 第2回(最終回)

【演題&講師紹介】
演題: 今の子どもたちへ 教えるべきはコレだ!
講師: 宮本 忠博氏(タレント)

【宮本氏プロフィール】
1964年生まれ
小牧市内の小中学校を卒業されているため、実はPTAの中でも同級生が多数。
この日の講演会の参加者の中には、なんと宮本氏の恩師もいらっしゃいました。
現在も小牧市在住で、東海地方を中心にタレント活動をされています。

※宮本さんのサイトはこちら


●家庭と学校の役割

家庭は、その子の性質とか性格を形作る場所です。
一方、学校は、集団行動を学ぶ場所です。
「あいさつ」や「掃除」など、学校では、集団生活に必要なことをたくさん学びます。
小学校に入学するまでは、家族の中だけで育ち、その家の当たり前だったことが、小学校に入学して、よその家庭のさまざまな流儀を知り、その違いに驚きながら、家の当たり前は、よそでは当たり前ではないことを学んでいくのです。


宮本さんのおっしゃるとおり、家庭と学校にはそれぞれ違う役割があります。

家庭は、人としての基本を身につける場所ですね。
それが、その子の性質や性格となっていくのです。

そして学校は、自分と他者との関係を学ぶ場所です。
集団で生活していくためのルールや、さまざま人との活動を通して、いろんな考え方があることに気付いていきます。

私たち保護者は、それぞれの役割がしっかり果たせるように、学校と協力して子どもたちを育てていきたいですね。


●子どもの成長とともに、親の役割も変化する

子どもが小さいころは、親は「リードする側」です。一つ一つ教えながら、子どもを引っ張っていきます。 でも、いつまでもそれではダメです。
子どもの成長とともに、親は「サポートする側」へ回る必要があります。いつまでも、子どもを心配して手を出していては、子どもは与えられるのを待つだけです。
黙って見守る。難しいことですが、そうしていくべきです。


宮本さんがお話ししてくださったように、親も自分の役割を変えていくことが大切なんですね。

親にとって、子どもはいつまでたっても子どもで、危なっかしいし、とても心配です。

でも、子どもを信じて、少し離れたところから見守ることができるようになれるといいですね。


●我慢には限界がある

「我慢すること」は、とても大切なことです。
我慢を教えるためには、親も一緒に我慢してみせることも必要ですよ。「お父さんもこれを我慢するから、お前も一緒に我慢しよう」と誘ってみたり、例えばおもちゃ屋さんで「今はこれを我慢して、次の時に今の分と合わせて、もっと大きなおもちゃを買ったらどう?」というように、我慢したらいいことがあるぞ、ということを教えてあげて下さい。

でも、我慢にも限界があります。
つらくて苦しくて、もうどうしようもない!という時、そんな時はムリしなくていいんです。これ以上は、もうムリ!という時は、逃げればいいんです。
そういう悩みを持ち帰れる家庭であることが大切だと思いますよ。


ご自身も高校生の娘さんを育てた経験から、宮本さんのお話は、とても共感できることばかりでした。

「我慢」の大切さは、社会に出るとよくわかりますよね。
でも我慢のしすぎがよくないことも、おっしゃるとおりです。

いじめの問題と絡めながらのお話しでしたが、いろいろと苦しい思いをしている子どもたちが、その思いを吐き出せる場所が家庭でありますように・・・保護者の皆さんの共通の想いですね。


笑いを交えながら、時には考えさせられながら、とても楽しい講演会でした。宮本さん、本当にありがとうございました。

【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会 講演会(1)

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11/21(水)小牧市小中学校PTA研究発表会 講演会のまとめ 第1回

研究発表会の後、タレントの宮本忠博氏の講演会が開催されました。
とても楽しい講演会でしたので、印象に残ったことを、簡単にまとめました。
ぜひご覧ください。


【演題&講師紹介】
演題: 今の子どもたちへ 教えるべきはコレだ!
講師: 宮本 忠博氏(タレント)

【宮本氏プロフィール】
1964年生まれ
小牧市内の小中学校を卒業されているため、実はPTAの中でも同級生が多数。
この日の講演会の参加者の中には、なんと宮本氏の恩師もいらっしゃいました。
現在も小牧市在住で、東海地方を中心にタレント活動をされています。

※宮本さんのサイトはこちら



●親学があればいいのに

学校では、保健の授業で「どうすれば子どもができるか」、家庭科の授業で「衣食住」などのことは教えてくれます。
でも、「どうやって子どもを育てるか」ということは教えてくれません。
子どもの育て方を教えてくれる「親学」という授業があればいいのになぁと思います。

まず、子育ての参考になるのは、自分が親にどう育てられてきたか、ということですね。自分の親の子育て方法は、身に付いているはずです。
そうやって、自分がしてもらったように育てていけば、子供は「自分(親)のコピー」になるのは当然です。その家の「当たり前」が、その子の「当たり前」になるのです。


宮本さんのこの言葉に、本当にそうだなぁと共感しました。

「親学」って、おもしろそうですよね。
世の中に氾濫する「子育てハウツーの海」に溺れてしまわないように、学校で「望ましい親の姿勢」のような勉強をするのもいいかもしれませんね。

でも、「親の姿勢に正解はない」のも事実です。
それぞれの家に合った形の子育てをしながら、親も子どもと共に成長していきたいですね。


●親の思うように子は育たない

自分ではしっかり育ててきたつもりでも、子どもは思うように育たないものです。
子どもは、親が育てたように育ちます。 ということは、思うようになっていないな、という部分は、実は親自身がちゃんとできていなかったり、きちんと教えていなかったりするからなのです。


宮本さんのご指摘は、まさに「子は親の背を見て育つ」ということですね。

「こんな子に育ってほしい」という願いがあるのなら、まずは親が「そういう人」になることが大切です。

親が、自分にとっても高すぎる理想を子どもに押し付けては、子どもだって大変です。

「ほどほど」の理想に向かって、親子共々努力していきたいですね。

ミニ版「ほろほろ通信」 11/25号

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ミニ版「ほろほろ通信」 11/25(日)号

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「アンパンマン食べちゃってもいいの?」
名古屋市中村区の女性からのお便りです。

この方は、頸椎椎間板ヘルニアの持病があり、2歳の娘さんを抱っこするのは10分が限界なのだそうです。
そのため、外出時にはベビーカーを使うそうですが、自分自身も30分と立っていられないそうです。

ある時電車に乗っていて、具合が悪くなり、座っている乗客に「席を譲っていただけませんか?」とお願いしたところ、この方が若いママさんだったので「なんで?」「やだ」と10人以上に断られたそうです。

帰りも座れず、そのうちにベビーカーの娘さんがぐずり出し、周りの人の迷惑そうな様子に、とても肩身の狭い思いをされたそうです。
そんな時、途中から乗車してきた男子高校生3人組が、娘さんをあやしてくれたのだそうです。
アンパンマンのラムネ菓子で機嫌を取りながら、「お兄ちゃんたちにも、どうぞして」と促すと、娘さんは「ハイ!」と一つ差し出しました。
受け取った高校生が、「これ、アンパンマンだけど食べちゃっていいの?」と聞くと、娘さんは慌てて取り返し、その様子を見ていた他の乗客も思わず微笑んだそうです。

とても辛い状況で、彼らの優しさに救われた、と女性は感謝しています。

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先日、ネットで女性漫画家の飛行機での騒動が話題になりました。ご存知の方も多いと思います。

私たち中学生の保護者は、ほぼ全員の方が、子どもが小さかった時に、このような経験をされてきたことと思います。
少子化が問題になり、「子育てしやすい環境を!」「子育て世代に優しい社会を!」と声高に叫ばれるようになった昨今。
現在の、私たちのまわりの環境はどうでしょうか?
少しずつでも、変化してきているのでしょうか?

このお話しを読んで思ったのは、席を譲らなかった乗客が悪いとか、小さな子供を連れて公共の場所へ行くのが悪いとか、そんな「どちらが悪い」ということではなく、それぞれの立場の方々が、もう少し「思いやり」を持てるといいな、ということです。

「小さな子供を連れて、たいへんそうだな」「困っているようだな」と、相手の気持ちを思いやる。

「子供が騒いで迷惑をかけてしまったな」「子供の泣き声が嫌いな人もいるかもしれない」と、相手の気持ちを思いやる。

そして、席を譲ってもらったり、子供をあやしてもらったり、他人にしてもらった小さな親切に、心から「ありがとう」という気持ちを持つ。
そのうれしい気持ちを「恩送り」していく。

そんなステキな世の中になるといいですね。

学校HPの更新頻度 〜保護者の視点から〜

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学校HPに、玉置校長先生の著書の引用で、学校HPの更新頻度についての記事が掲載されました。
(学校ホームページの更新頻度 11/24)

学校HPは、学校により管理方法が違うため、学校ごとに力の入れ方にも差があり、それが更新頻度にも反映してきます。
最近は、学校側も、HPによる情報発信の有効性はよくわかっているので、力を入れている学校が増えているように思います。

インターネットの普及に伴い、私たちは、情報の受け手としてだけではなく、気軽に情報発信する手段としてHPやブログを利用しています。
そうした経験から、学校もそうあるべき(気軽に、頻繁に、情報を更新する)と思っている人が多いですよね。
おそらく、学校も、できることなら、そうありたいと思っていることでしょう。

しかし、なかなか実現できないことの理由の一つに「HP作成用のソフトウェアの使いづらさ」があります。
気軽に情報を更新したいという気持ちがあっても、その手順がとても煩雑だったら、結局は「忙しいから…」「他にやることがあるから…」と後回しになり、ついにはやらなくなってしまいます。

小牧市内の小中学校が、頻繁にHPの更新ができるのは、簡単にHPを更新することができるシステムが導入されているからなのです。

このシステムの導入を始めたのは、我らが玉置校長先生なのです!
ご自身がHPの更新作業をしていく中で、もっと便利に使えるシステムが必要だ!と思われて、積極的に導入に関わられたそうです。
そのおかげで、私たち小牧の保護者は、毎日、学校の様子を知ることができるのですね。
これは、とてもありがたいことなのです。


学校HPの記事にもありましたが、「読み手がホームページを育てる」というのは、その通りだなと感じています。
学校HPは、作り手の先生方が発信したい内容を発信していきますが、それが必ずしも読み手である保護者の求める情報ではないかもしれません。
せっかくの学校HPです。お互いの思いが伝わらないのはもったいないですよね。
そんなミスマッチを防ぐためにも、読み手である私たちが声を上げることが必要だと思います。
「こんな情報が知りたい」「他校ではこうみたいだけど、うちの学校はどうなの?」「地域でこんな催しがあるよ」等、小さな声でも構わないので、学校へ届けていただきたいなと思います。


全国いろいろな学校のHPを拝見していると、HPの画面上で、直接コメントが記入できるようになっているものもあります。
いずれ小牧中のHPも、皆さんからのご要望が多ければ、そういう形式になるかもしれませんね。
それまでは、HPにあるメールアドレスへメールするもよし、携帯アンケートで自由記述欄にコメントするもよし、もちろん学校へ電話するもよし、いろんな方法で皆さんの声をお聞かせくださいね。

【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会(2)

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●研究発表について

テーマ: 里の子の幸せを求めて -地域・学校・家庭のよりよい連携を図る-
発表校: 北里小学校PTA


●助言者の言葉から

北里小学校PTAの研究発表を受けて、県教委の鵜飼主事より、ご助言をいただきました。ありがとうございました。
その中で印象に残ったことをご紹介したいと思います。

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「大人の支援のさじ加減が大切」

北里小学校では、「ファーム作業」と呼ばれる親子農業実習を実施しています。
地域の農業に造詣の深い方を講師としてお招きし、休耕地を借りて、様々な農作物を作っています。
近年、こうした農業体験をする学校は増えてきており、子供たちにとっては貴重な体験学習の場となっています。
そうした体験学習では、「大人の支援のさじ加減が大切」だと思います。
中には、最初の植え付けと最後の収穫だけ、のように「おいしいところだけ」体験させている例も少なくありません。
しかし、実際は、途中のたいへんな作業こそが大切で、その中にその地域の知恵や技術が詰まっているのです。
その「たいへんさ」をわからせることも、体験学習の中では大切なことだと思います。
北里小学校の取り組みは、とてもすばらしいと思います。
こういった視点も持ちながら活動を続けていっていただければ、さらにすばらしい実践になると思います。

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鵜飼主事のご指摘に、とても共感しました。
限られた時間の中での活動ですから、表面的なことしかできないことは、しかたのないことかもしれません。
しかし、その裏に隠れている「たいへんだけど、とっても大切なこと」も、子供たちには伝えていきたいですね。


※写真上段は発表校の北里小PTAの皆さん、下段は助言者の鵜飼主事です。
写りが良くなくて、見にくい写真でごめんなさい。

【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会(1)

11/21(水)小牧勤労センターにて、「平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会」が開催されました。

市内25校(小学校16校、中学校9校)のPTA役員、学校長の皆さんにご参加いただき、盛大な会となりました。
今年度は、北里小学校PTAの実践発表があり、「学校・地域・家庭」が連携を図り、子供たちの幸せを求めて活動する様子を紹介していただきました。
ご参加いただいた各校のPTAの皆さんや、校長先生方には、ご自分の学校の活動への参考にしていただける、とてもよい機会になったことと思います。

また、後半はタレントの宮本忠博氏の講演会が開催され、子育てについて、ご自身の経験を踏まえながら、笑い満載の楽しいお話を伺うことができました。

会の運営にご尽力いただいた市P連事務局、市P連役員の皆さま、そしてご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。


●ご来賓・助言者の皆さま
小牧市教育委員会 教育長 江口光広 様
小牧市教育委員会 教育部長 中嶋 隆 様
小牧市教育委員会 教育部次長 舟橋 泉 様
小牧市教育委員会 生涯学習課 課長 高木 大作 様

愛知県教育委員会 生涯学習課 社会教育主事 鵜飼 洋一 様

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11/17 第5回 全委員会

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11/17(土)専門委員会の後、全委員会が開催されました。
天候が悪い中、ご参加いただき、ありがとうございました。


●協議事項
1. 各委員会経過報告と今後の予定
2. 依頼事項(動員、および書き損じハガキについて)
3. 連絡事項


●次回の予定
2/16(土)
総務委員会 9:00〜 (多目的室)
専門委員会 9:40〜 (2年各教室)
全委員会  10:20〜 (多目的室)

ただし、日時や場所については、変更になることがあります。
その場合は、事前にご連絡します。

11/17 専門委員会

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11/17(土)専門委員会が開催されました。

【保健委員会】

●協議事項
1. 第3回制服等リサイクル品販売について
   2/5(火)第3回学校公開日に実施予定


【環境委員会】

●協議事項
1. 校内花壇整備作業について
   2月上旬に実施予定


【教養委員会】

●協議事項
1. 教養講座について
   1月中旬に実施予定


【生徒指導委員会】

●協議事項
1. ジュニア奉仕団支援について
   12/8(土)募金活動
   2/23(土)お別れ会
2. 登校指導について
   12/7(金)、1/10(木)、2/12(火)


【広報委員会】

●協議事項
1. 「牧中PTA99号」編集会議について
   11/26(月)、12/7(金)、1/18(金)、2/16(土)、3/2(土)
2. 「牧中PTA99号」発行について
   3/6(水)の予定


※写真上は保健委員会、下は広報委員会です。全ての委員会の写真がなくてごめんなさい。

11/17 第4回 総務委員会

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11/17(土)多目的室にて、第4回総務委員会が開催されました。
お忙しい中、ご参加いただき、ありがとうございました。

●議事内容

1. 経過報告と今後の予定
2. 書き損じハガキの集約について
3. 平成24年度PTA活動における旅費申請について
4. 平成25年度PTA役員選考について
5. 平成25年度PTA地区委員の選出について
6. 連絡・依頼事項(動員のお願い)

ミニ版「ほろほろ通信」 11/18号

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ミニ版「ほろほろ通信」11/18(日)号

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「おばあちゃんに見守られて」
名古屋市熱田区の女性からのお便りです。

この女性は神奈川県の出身。
幼いころ、母方の実家によく泊まりに行き、おばあちゃんに面倒を見てもらっていたそうです。

その大好きなおばあちゃんが、最近亡くなられました。
子育て真っ最中で、ご主人も仕事で帰りが遅く、家を離れられない。
女性の母親(おばあちゃんの娘ですね)は、「遠いから無理して来なくていいよ」と言ってくれたそうです。
迷った末に、この女性は次のような弔電を打ちました。
「おばあちゃん、私が生まれたときからたくさん世話してくれてありがとう。お泊りした楽しい思い出は一生忘れません」

告別式の翌日、母親から、入院中のおばあちゃんの様子を聞いたそうです。
「ベットの上で子どもの世話をしているみたいだったよ。おんぶしたりして」
「肩が凝って重いから、私に早く背中から下ろしてって言うのよ」

その時、女性は気が付きました。
おばあちゃんは、病院のベットで、孫の自分の世話をしていたのだということに。
その頃のおばあちゃんの年齢を考えると、おんぶすることは体力的につらかったに違いない・・・と思うと、胸が痛くなったそうです。

「思うようにいかないこともあるけど、おばあちゃんがしてくれたように、しっかり子育てしていきます。これからも心の中にいて見守っていてね」
と、この女性は言っています。

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私たちは、周りの人々に支えられ、見守られて、大人になったのですね。

今、自分が子供を育てる段階になって、初めてわかることがたくさんあります。
「あの時の、親の気持ち」もそうですね。
「そうだったのか。あの時、親はこう思っていたんだ」と、改めて気づくことがありませんか?

きっと、子供たちは、私たち親や大人にいろいろ言われることを「うっとうしいな〜」と思っていることでしょうね。あの時の私たちも、そう思っていましたから。

でも、いつか彼らが大人になった時に、今の私たちが気付いたように「そういうことか!」と思えるように、いろいろなことを伝えていきたいなと思います。

「第4回夜の小牧中」で大人の学び(3)『最終回』

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11/11(日)「第4回親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学び 第3回(最終回)

講談から学ぶ小牧の歴史のおもしろさ
〜旭堂南海さんとともに過ごす夜〜


●記憶すること

南海師匠が入門されたのは、24歳、もうすぐ25歳になる、という頃だったそうです。
その時、お師匠さまに言われた言葉は「人間の記憶力は24歳までだ。お前さんは、今24歳だが、もうすぐ25歳になるということは、もう手遅れかもしれんぞ」ということだったそうです。

実際に、修行する中で、南海師匠ご自身も、そのことは痛感されたそうです。
やはり「覚える」ことに、たいへんなご苦労をされたということでした。

私たち大人にも、思い当たることはありますよね。
今となっては、とっくに24歳は過ぎてしまい、若かったころに比べて、物を覚えるのがたいへんになったな〜と感じている方がほとんどだと思います。

逆に、小中学生だった頃に覚えたことは、今でも鮮明に覚えている、ということもありますね。
そのころ流行したアイドルの歌を、今でも歌詞も見ないで、振り付きでカラオケで熱唱している方、たくさんいらっしゃいます。

とはいえ、諦めてしまうにはまだ早いでしょう。
工夫しだいで、まだまだ「覚える」ことはできます。

南海師匠も、いろいろな工夫をしながら、新しいネタを覚えていらっしゃるそうです。
一番良い方法は「書いて覚える」ことだそうです。
目で見て、読んで耳で聞いて、手で書いて、身体をフル活用して、大人たちも新しいことを覚えていきましょう!

中学生の子供たちは、今、覚えることに一番適した時期ですね。
学業だけでなく、良いことも悪いことも(悪いことはほどほどに)、いっぱい経験して、どんどん吸収していってほしいなと思います。


旭堂南海師匠、豊かな学びの時間を、ありがとうございました。

「第4回夜の小牧中」で大人の学び(2)

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11/11(日)「第4回親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学び 第2回

講談から学ぶ小牧の歴史のおもしろさ
〜旭堂南海さんとともに過ごす夜〜


●講談師はウソつき?

南海師匠は「講談師はウソつきですよ」ともおっしゃいました。

そもそも、講談師が語る物語自体が、フィクションでもあります。
歴史物語は、基本的な部分は史実に基づいていますが、細かい部分はドラマティックに演出されています。
聴衆は、堅苦しい史実の話を聞きたいわけではなく、登場人物の人間味あふれる姿が躍動する楽しいお話を聞きたいのです。

しかし、南海師匠は、歴史をとてもよく勉強されています。
本当のことをしっかり勉強された上で、物語をわかりやすく、面白く演出されているのです。
確かな知識に裏打ちされているからこそ、聴衆は引き込まれ、聞き惚れるのだな、と感じました。

中には、「そこは違うじゃないか!」ときっちり指摘できる聴衆もいるでしょう。
どこが間違いか?ということを見破ることも、講談の楽しみ方の一つのようです。
講談師は、そういった指摘が出ないように、細かいところまで気を使い、うまくだませるように考えて、芸を磨いていきます。
そうやって、講談師と聴衆が、講談を高め合ってきたのですね。


●小牧山吉五郎のおはなし

小牧山吉五郎の伝説をご存知ですか?

昔々、小牧山には「吉五郎狐」という狐の大将がいて、近辺の狐の大親分だったそうです。
その小牧山吉五郎の、アクションあり、ロマンスありの、とても楽しいお話を聞かせていただきました。

小牧中学校のお膝元で、こんな楽しい伝説があったなんて、地元の誇りですね。
子供たちには、織田信長築城の小牧城や吉五郎狐がいた小牧山を、郷土の誇りとして、大切にしていってもらいたいなと思います。

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