最新更新日:2024/04/16 | |
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「LINE」のおはなし 〜再び〜
昨日、滋賀県の県立高校で、生徒の個人情報が「LINE」を経由して流出する事件が起きました。
ニュースによると、教員が、個人面談で使用した「生徒の氏名、成績、家庭環境など」が書かれたノートを教室に置き忘れ、それを見つけた生徒が内容を撮影し、「LINE」に投稿したため、生徒の個人情報が流出して拡散してしまったようです。 そもそも、そのような大事なノートを置き忘れた先生の過失は、当然あります。 おそらく先生は相応の処分を受け、学校側も再発防止の対応をするでしょう。 しかし、それを撮影して、「LINE」に投稿した生徒にも、重大な責任があるはずです。 高校生にもなって、そんなこともわからないのか、という言い方は乱暴かもしれませんが、自分のしたことがどれだけの影響を与えることなのか、どれだけ迷惑をかけるかもしれないことなのか、ということを考えられなかったとしたら、とても残念なことです。 今や、中学生でも半数近くの生徒が「ケータイ」「スマホ」を持っている時代です。 実際に、その中の大多数が「LINE」を利用していて、「LINE」絡みのトラブルも頻発しています。 学校でも、機会があるごとに「マナーを守って」「節度を持って」と指導してくださっていますが、残念ながらトラブルは増える傾向にあるようです。 今、保護者の皆さんに考えていただきたいのは、この「ケータイ」や「スマホ」の問題は、学校任せではダメ!ということなんです。 子どもたちに「ケータイ」や「スマホ」を買い与えているのは、私たち保護者です。 そして、子どもたちがそれらを使うのは「学校」ではありません。 「家庭」であったり、「外出先」であったり、基本的には「学校外」で使うはずです。 それならば、やはり私たち保護者が責任を持って、子どもたちと使い方を考えたり、約束事を決めたりするべきだと思うのです。 今回のような事件を「反面教師」にして、ぜひご家庭で、お子さんと「ケータイ」「スマホ」の使い方について、お話しをしていただけるといいですね。 取り返しのつかない失敗をしてしまう前に・・・ |
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