最新更新日:2024/04/16 | |
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★【特別講座】「第6回特別講座」で大人の学び(1)
2/13(金)「第6回親子で学ぶ小牧中特別講座」が開催されました。
今年度最後の特別講座には、保護者・生徒・先生・地域の方が、多数ご参加くださいました。 学校HPでも、その様子が発信されています。 【小牧中HP】感謝>第6回親子で学ぶ特別講座 2/14 講師の志水廣先生は、愛知教育大学大学院教授で、算数・数学の教育法を研究されています。 そして、これまでに99冊の本を出版されており、3月には100冊目の著書が出版されるそうです。 大学院で学生に教えるかたわら、全国各地で「授業力アップセミナー志水塾」を開催され、現職の先生方にも教えていらっしゃいます。 そんな志水先生にお願いした演題は「楽しく生きるコツ」 志水先生のこれまでの経験から導き出された「コツ」を、惜しみなくお話ししてくださいました。 まとめをご紹介します。 ●とにかく「ほめる」 志水先生は、「ほめることが大切だよ」とおっしゃいました。 子どもに対しても、夫や妻に対しても、友人に対しても、誰に対しても「ほめる」ことでうまくいくのだ、と教えてくださいました。 「では試しに、お隣の人や近くの人をほめてみましょう」という志水先生の指示のもと、参加者は周りの人を一生懸命にほめようとしました。 しかし、これがなかなか難しいのです。 「ほめるポイント」が見つからないのです。 それは、相手にほめるべきところがないのではなくて、ほめようとする側にポイントを見つける力がないのです。 この「ほめるポイントを見つける力」は、いつも意識して鍛えなければなりません。 ほめる回数をどんどん増やして、ほめる視点や言葉を増やしていけるといいですね。 ●「ほめる」とどうなるのか 「ほめられると、自尊心が生まれて、がんばる原動力になるんだよ」と、志水先生はおっしゃいました。 誰でもほめられれば笑顔になりますよね。 笑顔は、周りを明るくします。 また、ほめられたときに返す言葉も「否定形」を使わない方がよい、と教えていただきました。 私たちは、ほめられると「それほどでもないですよ」「とんでもないです」と謙遜しますよね。 それでは、せっかくほめてくれた相手も、あまりいい気はしません。 ほめられたら、素直に「ありがとうございます」「そう言ってもらえてうれしいです」と答えましょう、と志水先生は教えてくださいましたが、これがけっこう難しいのです。 感謝の返しができるようになるためにも、いつも意識することが必要だなと感じました。 ●「○(まる)つけ法」 これは、志水先生が考えだされた授業技術の一つです。 授業中、子どもたちがノートに書いている間に、先生は子どもたちの間を回って、その場でノートに大きな○をつけていくのです。 子どもは、先生に○をつけてもらうと喜びます。 全部できていなくても、できている部分だけに○をつけてあげると、子どもはどこが間違っているのか、自分で考えるそうです。 ○がつくと自信がつきます。 自信があれば、次のステップにつながっていくのだそうです。 この「○つけ法」を、玉置校長先生も実践しておられます。 「ゲスト道徳」を参観しているときに気付いたのですが、校長先生は、生徒に考えを想像させ、ワークシートに書かせます。 それを教室をぐるぐると回りながら見て、即座に大きく○をつけていかれました。 「なるほど」「いいね」「そう思うんだね」などと声をかけながら、大きな○をつけてもった生徒たちは、自分の意見を認めてもらえたという思いで、とてもうれしかっただろうと思います。 先生方は、こうした工夫を取り入れながら、毎日の授業をされているのですね。 |
小牧市立小牧中学校
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