最新更新日:2024/05/12
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ミニ版「ほろほろ通信」 3/17号

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ミニ版「ほろほろ通信」 3/17(日)号


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「伝統の『つくしご飯の会』
愛西市の八輪小学校からの投稿です。


去る3月6日、愛西市の八輪小学校で「つくしご飯の会」という催しが行われました。
この春卒業する6年生を祝うとともに、その家族や先生、お世話になった交通指導員・評議員・PTA役員など地域の人たちが集まり、一緒に「つくしご飯」を食べる、という昭和初期から続く伝統のイベントだそうです。

2月下旬から3月上旬にかけて、小学生たちや家庭・地域でツクシ摘み会を行って集め、料理は6年生の保護者が担当します。
つくしご飯の他にも、地元で取れた食材を使ったさまざまな料理が並びます。
八輪学区の自然の恵みに感謝するという気持ちも込められているそうです。

戦時中、食べ物が不足してひもじい思いをしている子どもたちに、おなかいっぱい食べさせてやりたい、と地域の人たちが続けていたそうです。


ところが、今年は寒さが厳しく、ツクシの成長具合が心配されていました。
そんな中、開催日前日の朝、一人のおじいさんが小学校の職員室を訪ねて来られ、箱いっぱいのツクシを差し出して「つくしご飯の会で食べてください」とおっしゃったそうです。
受け取った職員が名前を尋ねましたが、答えずにそのまま帰ってしまわれました。

校長先生は「今もどなたかなのかわかりません。小学校のOBでしょうか。おかげで、つくしご飯をみんなでおいしく食べる事ができました。幸せいっぱいの感謝の気持ちを伝えるすべがなく、『ほろほろ通信』を通じてお伝えしたいと思います。おじいさん、ありがとうございました」とおっしゃっています。
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昔から、学校は地域の中心にあり、地域とともに子どもを育ててきました。
小さな集落にあり、長い歴史を持つ学校ほど、学校と地域との結びつきが強いですね。
我が小牧中学校も歴史のある学校ですので、親子3代に渡って小牧中学校に通っているよ、というお話しをよく聞きます。

こうして地域の方々に温かく見守られながら子育てができる環境は、子どもだけでなく、保護者にとってもありがたいことですね。

小牧中学校でも、地域の方々がいろいろな場面で学校にご協力いただいています。
4月から、小牧中HPで「地域の部屋」が始まります。
牧中生や地域の方々の活動の様子をお伝えしていく予定ですので、お楽しみ!

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PTAクラブ活動
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小牧市立小牧中学校

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