最新更新日:2024/05/12
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【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会 講演会(2)『最終回』

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11/21(水)小牧市小中学校PTA研究発表会 講演会のまとめ 第2回(最終回)

【演題&講師紹介】
演題: 今の子どもたちへ 教えるべきはコレだ!
講師: 宮本 忠博氏(タレント)

【宮本氏プロフィール】
1964年生まれ
小牧市内の小中学校を卒業されているため、実はPTAの中でも同級生が多数。
この日の講演会の参加者の中には、なんと宮本氏の恩師もいらっしゃいました。
現在も小牧市在住で、東海地方を中心にタレント活動をされています。

※宮本さんのサイトはこちら


●家庭と学校の役割

家庭は、その子の性質とか性格を形作る場所です。
一方、学校は、集団行動を学ぶ場所です。
「あいさつ」や「掃除」など、学校では、集団生活に必要なことをたくさん学びます。
小学校に入学するまでは、家族の中だけで育ち、その家の当たり前だったことが、小学校に入学して、よその家庭のさまざまな流儀を知り、その違いに驚きながら、家の当たり前は、よそでは当たり前ではないことを学んでいくのです。


宮本さんのおっしゃるとおり、家庭と学校にはそれぞれ違う役割があります。

家庭は、人としての基本を身につける場所ですね。
それが、その子の性質や性格となっていくのです。

そして学校は、自分と他者との関係を学ぶ場所です。
集団で生活していくためのルールや、さまざま人との活動を通して、いろんな考え方があることに気付いていきます。

私たち保護者は、それぞれの役割がしっかり果たせるように、学校と協力して子どもたちを育てていきたいですね。


●子どもの成長とともに、親の役割も変化する

子どもが小さいころは、親は「リードする側」です。一つ一つ教えながら、子どもを引っ張っていきます。 でも、いつまでもそれではダメです。
子どもの成長とともに、親は「サポートする側」へ回る必要があります。いつまでも、子どもを心配して手を出していては、子どもは与えられるのを待つだけです。
黙って見守る。難しいことですが、そうしていくべきです。


宮本さんがお話ししてくださったように、親も自分の役割を変えていくことが大切なんですね。

親にとって、子どもはいつまでたっても子どもで、危なっかしいし、とても心配です。

でも、子どもを信じて、少し離れたところから見守ることができるようになれるといいですね。


●我慢には限界がある

「我慢すること」は、とても大切なことです。
我慢を教えるためには、親も一緒に我慢してみせることも必要ですよ。「お父さんもこれを我慢するから、お前も一緒に我慢しよう」と誘ってみたり、例えばおもちゃ屋さんで「今はこれを我慢して、次の時に今の分と合わせて、もっと大きなおもちゃを買ったらどう?」というように、我慢したらいいことがあるぞ、ということを教えてあげて下さい。

でも、我慢にも限界があります。
つらくて苦しくて、もうどうしようもない!という時、そんな時はムリしなくていいんです。これ以上は、もうムリ!という時は、逃げればいいんです。
そういう悩みを持ち帰れる家庭であることが大切だと思いますよ。


ご自身も高校生の娘さんを育てた経験から、宮本さんのお話は、とても共感できることばかりでした。

「我慢」の大切さは、社会に出るとよくわかりますよね。
でも我慢のしすぎがよくないことも、おっしゃるとおりです。

いじめの問題と絡めながらのお話しでしたが、いろいろと苦しい思いをしている子どもたちが、その思いを吐き出せる場所が家庭でありますように・・・保護者の皆さんの共通の想いですね。


笑いを交えながら、時には考えさせられながら、とても楽しい講演会でした。宮本さん、本当にありがとうございました。

【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会 講演会(1)

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11/21(水)小牧市小中学校PTA研究発表会 講演会のまとめ 第1回

研究発表会の後、タレントの宮本忠博氏の講演会が開催されました。
とても楽しい講演会でしたので、印象に残ったことを、簡単にまとめました。
ぜひご覧ください。


【演題&講師紹介】
演題: 今の子どもたちへ 教えるべきはコレだ!
講師: 宮本 忠博氏(タレント)

【宮本氏プロフィール】
1964年生まれ
小牧市内の小中学校を卒業されているため、実はPTAの中でも同級生が多数。
この日の講演会の参加者の中には、なんと宮本氏の恩師もいらっしゃいました。
現在も小牧市在住で、東海地方を中心にタレント活動をされています。

※宮本さんのサイトはこちら



●親学があればいいのに

学校では、保健の授業で「どうすれば子どもができるか」、家庭科の授業で「衣食住」などのことは教えてくれます。
でも、「どうやって子どもを育てるか」ということは教えてくれません。
子どもの育て方を教えてくれる「親学」という授業があればいいのになぁと思います。

まず、子育ての参考になるのは、自分が親にどう育てられてきたか、ということですね。自分の親の子育て方法は、身に付いているはずです。
そうやって、自分がしてもらったように育てていけば、子供は「自分(親)のコピー」になるのは当然です。その家の「当たり前」が、その子の「当たり前」になるのです。


宮本さんのこの言葉に、本当にそうだなぁと共感しました。

「親学」って、おもしろそうですよね。
世の中に氾濫する「子育てハウツーの海」に溺れてしまわないように、学校で「望ましい親の姿勢」のような勉強をするのもいいかもしれませんね。

でも、「親の姿勢に正解はない」のも事実です。
それぞれの家に合った形の子育てをしながら、親も子どもと共に成長していきたいですね。


●親の思うように子は育たない

自分ではしっかり育ててきたつもりでも、子どもは思うように育たないものです。
子どもは、親が育てたように育ちます。 ということは、思うようになっていないな、という部分は、実は親自身がちゃんとできていなかったり、きちんと教えていなかったりするからなのです。


宮本さんのご指摘は、まさに「子は親の背を見て育つ」ということですね。

「こんな子に育ってほしい」という願いがあるのなら、まずは親が「そういう人」になることが大切です。

親が、自分にとっても高すぎる理想を子どもに押し付けては、子どもだって大変です。

「ほどほど」の理想に向かって、親子共々努力していきたいですね。

【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会(2)

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●研究発表について

テーマ: 里の子の幸せを求めて -地域・学校・家庭のよりよい連携を図る-
発表校: 北里小学校PTA


●助言者の言葉から

北里小学校PTAの研究発表を受けて、県教委の鵜飼主事より、ご助言をいただきました。ありがとうございました。
その中で印象に残ったことをご紹介したいと思います。

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「大人の支援のさじ加減が大切」

北里小学校では、「ファーム作業」と呼ばれる親子農業実習を実施しています。
地域の農業に造詣の深い方を講師としてお招きし、休耕地を借りて、様々な農作物を作っています。
近年、こうした農業体験をする学校は増えてきており、子供たちにとっては貴重な体験学習の場となっています。
そうした体験学習では、「大人の支援のさじ加減が大切」だと思います。
中には、最初の植え付けと最後の収穫だけ、のように「おいしいところだけ」体験させている例も少なくありません。
しかし、実際は、途中のたいへんな作業こそが大切で、その中にその地域の知恵や技術が詰まっているのです。
その「たいへんさ」をわからせることも、体験学習の中では大切なことだと思います。
北里小学校の取り組みは、とてもすばらしいと思います。
こういった視点も持ちながら活動を続けていっていただければ、さらにすばらしい実践になると思います。

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鵜飼主事のご指摘に、とても共感しました。
限られた時間の中での活動ですから、表面的なことしかできないことは、しかたのないことかもしれません。
しかし、その裏に隠れている「たいへんだけど、とっても大切なこと」も、子供たちには伝えていきたいですね。


※写真上段は発表校の北里小PTAの皆さん、下段は助言者の鵜飼主事です。
写りが良くなくて、見にくい写真でごめんなさい。

【市P連】平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会(1)

11/21(水)小牧勤労センターにて、「平成24年度小牧市小中学校PTA研究発表会」が開催されました。

市内25校(小学校16校、中学校9校)のPTA役員、学校長の皆さんにご参加いただき、盛大な会となりました。
今年度は、北里小学校PTAの実践発表があり、「学校・地域・家庭」が連携を図り、子供たちの幸せを求めて活動する様子を紹介していただきました。
ご参加いただいた各校のPTAの皆さんや、校長先生方には、ご自分の学校の活動への参考にしていただける、とてもよい機会になったことと思います。

また、後半はタレントの宮本忠博氏の講演会が開催され、子育てについて、ご自身の経験を踏まえながら、笑い満載の楽しいお話を伺うことができました。

会の運営にご尽力いただいた市P連事務局、市P連役員の皆さま、そしてご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。


●ご来賓・助言者の皆さま
小牧市教育委員会 教育長 江口光広 様
小牧市教育委員会 教育部長 中嶋 隆 様
小牧市教育委員会 教育部次長 舟橋 泉 様
小牧市教育委員会 生涯学習課 課長 高木 大作 様

愛知県教育委員会 生涯学習課 社会教育主事 鵜飼 洋一 様

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【市P連】第3回 役員会

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11/12(月)勤労センターにて、第3回市P連役員会が開催されました。
今回は、11/21(水)に開催予定の「平成24年度 小牧市PTA研究発表会」のリハーサルを行うため、会場となる勤労センターでの開催となりました。

役員会終了後のリハーサルでは、研究発表校の北里小学校から、担当の先生、PTA会長、母代の皆さんが参加されて、機器のセッティングや発表のリハーサルを行いました。当日の発表が楽しみです。


●出席者
大野会長(小牧中P長)、安藤副会長(北里中校長)、添田理事(篠岡小P長)、玉置庶務会計(小牧中校長)、齋藤母親委員長(小牧中母代)、関戸母親副委員長(応時中母代)、仲母親副委員長(小牧小母代)、山井保健理事(光ヶ丘小母代)、小島事務局担当(小牧中教頭)

●協議事項
1. 経過報告
2. 平成24年度小牧市PTA研究発表会について
3. 愛日地区PTA指導者研修会について
4. 家庭教育を考える学習会について
5. 平成24年度尾張PTA研究発表大会について
6. 本年度市P連会計について
7. 連絡事項・今後の予定


6については、来年度の「日本PTA全国研究大会」「東海北陸ブロックPTA研究大会」が三重県で同時開催されることに関連し、小牧からも相当数の動員が必要になるとのことで、それに関わる費用についてのお話でした。

旅費等、相当の費用が必要になりますが、近隣で開催されるということで、たくさんの方に参加していただくことができるのは、他の地域でのPTA活動を知る、貴重な機会になると思いますので、とても良いことだと思います。

そうはいっても、事務局には頭の痛い話ですね。
そこで、事務局から提案があったのが、「書き損じはがき」の募集です。
この「書き損じはがき」については、愛知県P連で集約した後、提供枚数に応じて換金されて、各市町のP連に戻ってくるそうです。

そろそろ年賀状の準備をする季節となります。
「書き間違えちゃった!」というはがきがありましたら、ぜひご協力下さい。
後日、各学校を通じて、お知らせのお手紙が配布される予定です。

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小牧市立小牧中学校

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