最新更新日:2024/05/12
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「防災の日」に想う

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9/1は「防災の日」です。
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで、1960年(昭和35年)に制定されました。


毎年、この時期は、台風シーズンでもあるため、「災害への備えを怠らないように」ということで、各地で防災訓練が行われます。

今年も、昨年3月に発生した東日本大震災の経験を活かすべく、各地で防災訓練が行われたというニュースをご覧になった方も多いかと思います。


先日、内閣府から「南海トラフ巨大地震における被害想定」が発表されました。

東海地方でも、大地震がいつ起きてもおかしくない状況だと言われ続けて、もう何年も過ぎているので、少し気が緩んでいるところがありませんか?

この機会に、改めて家族で防災について、じっくり話をしておきたいですね。


そして、この時期に合わせて、いろいろなお店で「防災グッズ売り場」ができます。

買い物の時に、その売り場を見るたびに「うちも非常持ち出し袋の準備をしなくっちゃ〜」と思いますよね。

今は、必要なものがあらかじめセットになっている商品がたくさん出ていますので、そういうものを利用するのもいいですね。

また、家族構成によっても、必要なものは違うので、基本のセットを購入し、あとからそれぞれのご家庭で必要になるものを足していく、という方法もあるでしょう。

せっかく揃えたものは、そのままにしないで、年に一度、中身の再チェックをするといいですね。


毎年、新しい防災グッズが発売されていて、とても便利なものが増えています。そういったグッズを、上手に取り入れていきたいものです。

非常食の消費期限の確認もお忘れなく。


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「防災の日」にちなんで、インターネットで役立ちそうな情報を探してみました。
その中から、私たちの身近にあるものが、使い方を工夫すれば、いざという時に防災グッズに早変わりして、とても便利に活躍してくれるというおはなしをご紹介します。


●災害時に役立つ「四種の神器」

1. 段ボール

- マットの代わりに。保温効果もあります。災害時に避難所でよく使われます。
- 骨折したときに副木代わりに。骨折の疑いがある部分を段ボールで固定します。患部に合わせて形を変えられるので便利です。
- 家具の代わりに。机やいすの代わりに使えますし、もちろん収納もできます。

2. ガムテープ

- ガラスの破片を取る。散乱した細かい破片を取るのに便利です。
- 油性マジックで字を書けば、メモ代わりに使えます。壁や窓に貼ってメッセージを伝えることもできます。

3. ラップ

- いろいろなものに巻いて、食器代わりに使えます。食器がなくても、本や板などに巻いて使えば食器代わりになります。
- 水が使えない時、食器などに巻いて使えば、洗わずに済みます。
- 細く丸めると丈夫なヒモになります。
- 身体に巻けば、保温効果があります。

4. ビニール袋

- 段ボールと併用して、簡易トイレとして使えます。
- レジ袋のように持ち手があれば、三角布の代わりとして使えます。
- 頭からかぶって、雨具やカッパとして使えます。保温効果もあります。


ここに紹介したのは、ほんの一部の便利な使い方で、他にも、もっといろいろな用途として使えると思います。
どれも安価で身近なものなので、ぜひ防災グッズの中に入れておくといいと思います。

ABCDの原則 〜生活リズム編〜

生徒の皆さんへ

楽しかった夏休みも、今週いっぱいで終わります。

そろそろ、来週からの新学期に向けて、生活リズムを元に戻しましょう。

夏休み中、朝寝坊と夜更かしの習慣が身に付いてしまった人は、徐々に通常モードに戻しておきましょうね。

新学期が始まると、すぐに3年生は実力テスト、1・2年生は課題テスト、それに体育大会の練習など、忙しい毎日が始まります。

まだまだ残暑が厳しい日が続きます。
夏休み中のダラダラした生活を引きずっていては、すぐに体調を崩してしまいます。

1学期に、皆さんがしっかり取り組んでいた「ABCDの原則」を思い出して下さい。
例えば、こんな「当たり前のこと」をしっかりやるのが、生活リズムの「ABCDの原則」だと言えると思います。

・早寝、早起き(十分な睡眠時間を確保)
・食事をしっかり取る(お菓子や冷たいものばかりじゃダメ)
・ダラダラ過ごさないで、メリハリのある生活を(計画的に過ごそう)

夏休みが終わるまでに、気持ちも生活リズムも切り換えて、2学期を迎える準備を始めてくださいね。


保護者の皆さま

子供たちが元気に新学期を迎えられるように、私たちも手助けをしていきましょう。


兒の森で「タカサゴユリ」が見ごろを迎えています@趣味'sブログ
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「キャリア教育」を考える〜職業人体験(2)〜

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前回に引き続き、「職業人体験」についての想いの2回目です。


無事に3日間の職業人体験を終えた子供たち。

少し頼もしくなっていることと思います。

3日間で感じたいろいろなことをレポートにまとめて冊子になったものを、読ませてもらったことがあります。

みんながんばったんだな〜と思いながら読んでいましたが、ちょっと気になることが出てきました。


多くの生徒が「生きるため(生活のため)に仕事をしなくてはいけないということがよくわかりました」という感想を書いていました。


「生きるための仕事」


それは、まさしく、キャリア教育が目指しているところだろうし、きっと正しいのだと思います。

実際に、私たち大人は、生活の糧を得るために仕事をしています。

でも、子供たちの感想からは「生きるために”仕方なく”仕事をしていかなければならない」という気持ちがチラチラと見えるのです。


これには、とても残念な思いがしました。

たしかに、「仕方なく」という部分は存在します。そう思いながら仕事をしている人は山ほどいるでしょう。

でも、中学生の子供たちに、今の段階から「仕方なく」とあきらめてほしくないのです。

中学生の時に、将来なりたい職業は?と聞いても「わからない」と答えるのは普通のことです。選択するほどの知識も経験もありませんから。

だからこそ、自分はどんなことがしたいのだろうか、とたくさん考えて、たくさん経験して、たくさん悩んでほしいなと思います。

そうやって、将来の夢が見つかれば、その夢に向かってがんばれるし、夢がかなえば、それは「仕方なく」やる仕事ではなく「楽しい」仕事になるはずです。


そんな「好きで楽しい仕事」が出来る人は、ほんの一握りかもしれませんね。

でも、挑戦もしないで、最初からあきらめてしまうのは、とてももったいないことだと思います。


時代はどんどん新しい方向へ流れていきます。

今までは仕事にならなかったようなことでも、子供たちが新たなビジネスとして確立していくかもしれません。

そんな風になればいいな、と楽しみにしています。

「キャリア教育」を考える〜職業人体験(1)〜

昨日の「キャリア教育」を考えるに関連して、「職業人体験」についても考えてみたいと思います。


小牧中学校では、2年生が3日間の職業人体験を行います。

学年の生徒全員が参加するため、小牧中のように生徒数が多い学校では、たくさんの体験先が必要になります。

受け入れていただける企業を探すのは先生方の役目ですが、とても大変な仕事だと思います。

受け入れ側にしてみれば、生徒の指導のために誰かが付いていないといけないですし、その期間中はほとんど仕事にならないでしょう。となれば、受け入れに消極的になるのは当然です。

職業人体験の理念には大賛成だけど、うちで受け入れるのはちょっと・・・という企業がたくさんあるだろうと思います。

そんな中で、快く受け入れて下さる企業の方々には、保護者からも心から感謝の気持ちをお伝えしたいですね。


子供たちは、たくさんの体験先から、いくつかの希望を出します。

しかし、全員が自分の希望先に行けるとは限りません。

第3希望まで出しますが、最終的にはそれでも希望がかなわず、希望とは全然違う体験先へ行くことになる子供もいます。

そんな場合は、苦痛の3日間になってしまうかもしれません。

もしうちの子がそうなってしまったら・・・そんなのかわいそう!なんとかしてよ!と思うのが親心ですが、ちょっと視点を変えてみませんか?

全く希望していなかった体験先で、最初のうちは「いやだなぁ」と思うでしょう。

でも、もしかしたら、やっているうちに「へぇーこの仕事はこんな風なんだ」「意外とおもしろいじゃん」という気持ちになるかもしれません。

そうなれば、苦痛の3日間も、楽しい3日間に変わりますよね。

大人の先輩である旭さんがおっしゃっていたように、「仕事の好きなところをさがす」ということを、ぜひ実践してほしいと思います。
(旭賢司さんから「未来の大人たちへ」 8/1)


2年生の保護者の皆さん

来年の1月には、お子さんたちが職業人体験に行きます。

その時には、子供たちが楽しい3日間を過ごせるように、ぜひ力を貸してあげて下さい。

「イヤだなぁ」と言っている子供に、「なにか新しい発見があるかもよ。教えてもらって覚えたことを、うちに帰ったら私たちにも教えてね」と言葉を掛けてあげて下さい。
そして、3日間を乗り切った子供を、たくさんほめてあげて下さいね。

来年のことなんて、少し気の早い話だと思われるかもしれませんね。
時間はあっという間に過ぎていきます。心の片隅に置いておいてもらえるとうれしいです。


兒の森で「夏空」こんな青空と出会えるのもあと少しです@趣味'sブログ

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「キャリア教育」を考える

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夏休みも残り2週間あまり。 明日は出校日ですね。

生徒の皆さんは、今ごろ、目の色変えて夏休みの課題をやっているのでしょうか?
それとも、計画どおりに終わらせて、余裕な時間を過ごしているのでしょうか?

久しぶりに会える友達、楽しみですね。


今日は、「キャリア教育」について考えてみたいと思います。

先日の旭賢司さんからの「未来の大人たちへ」
また、先日開催された「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校 【対談】親子で学ぶ夜の小牧中学校(紅雀と校長)その3」など

これらの学校HPの記事は、「キャリア教育」というキーワードでつながっていると思いました。


文部科学省のホームページには、キャリア教育について、次のような文章が掲載されています。


*****文部科学省のHP「キャリア教育」より引用*****

「今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。

この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿です。

学校の特色や地域の実情を踏まえつつ、子どもたちの発達の段階にふさわしいキャリア教育をそれぞれの学校で推進・充実させましょう。」

*****引用ここまで*****


最近は、急激に時代が変化してきて、以前のような働き方(終身雇用)ではなく、フリーターや派遣労働者が、とくに若い世代に増えています。

そんな時代を生きる「未来の大人たち」には、社会人として働くことへの関心や意欲を持ってもらい、しっかり自立して生きる力を養ってほしい、それを学ぶことがキャリア教育なのですね。


小牧中学校では、総合的な学習の時間「創」の中で、このキャリア教育を取り上げていますね。
以前、PTAの部屋でも「創」の時間について記事にしました。
(「正門からどうぞ」のおはなし その2 7/30)


「働く」ということは、どういうことなのか?

まずはそれを考えるところからスタートですね。

私たち大人も、この問いに対する明確な答えを持っているわけではありません。

きっと、それぞれの人が、それぞれの考えを持っていることでしょう。

だとすれば、いろいろな大人の、いろいろな意見を、子供達には聞いてほしいと思います。

たくさんの意見の中から、子供自身が考え、その子なりの答えを見つけてほしいと思っています。


学校は、そのために様々な機会を提供してくれています。

「創」の授業はもちろんのこと、ホームページで「未来の大人たちへ」や「親子で学ぶ夜の小牧中学校」を立ち上げて下さいました。

これらの記事の中には、子供たちへのキャリア教育のヒントがたくさん散りばめられています。


親子で一緒にこれらの記事を読みながら、保護者の皆さんの「働くということ」についての思いを、お子さんにぜひ語っていただきたいなと思います。

「夜の小牧中学校」で大人の学び (おまけ)

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「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学びの「おまけ」です。


実は、紅雀さん、コマーシャルに出演されています。


上方の落語家さん100人に聞きました。
「急須で入れた緑茶にもっとも近いのはどれ?」



コマーシャルは、あっという間に終わってしまうので、僕が出演していることになかなか気づいてもらえない・・・と、紅雀さんは嘆いておられました。

あえて、お茶の名前は書きませんが、ご存知の方は多いと思います。
興味を持たれた方は、インターネットで検索して見て下さいね。

このコマーシャル、とてもよくできていて、見ていると「なるほど。このお茶はそんなにうまいのか」と思ってしまいます。

でも、コマーシャルの中で「一番おいしいお茶はどれ?」という聞き方をしているわけではありません。

急須で入れた緑茶 = おいしい

日本人の感覚をよく理解して、上手に取り入れていますね。


落語だけでなく、コマ―シャルの作り方まで、紅雀さんからはたくさんのことを学びました。
ありがとうございました。


※写真は、お茶のホームページ(日本コカ・コーラ株式会社)から引用しています。

「夜の小牧中学校」で大人の学び (2)

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「第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校」での大人の学びの2回目です。
前回は、落語家の芸について、学んだことを書きました。

今回は、職業としての落語家について、学んだことを書きたいと思います。


●落語家の修行

弟子入りするには、直接押しかけるのですね。
それも、本人の気が済むまで何度でもOK、というところがいいですね。

普通の就職で採用試験に落ちたら、何度でも挑戦することはしません。
そういう意味では、本気でやる気のある人には開かれた世界なのかもしれません。
実際は、紅雀さんのようにガッツのある方は少ないのでしょうが。

弟子入りが許されると、師匠のお宅に住み込みです。
そうなると、24時間ずっと師匠と一緒、ということになります。
中には、イヤになって出て行ってしまう人もいるのでしょうね。

紅雀さんもおっしゃっていましたが、師匠の奥様がエライ!と思います。
師匠が弟子入りを認めた人なら、文句も言わず受け入れる・・・なかなかできることではないと思います。
偉大な芸人には、偉大な奥様が付いている、ということなのでしょうね。


弟子にお財布を預ける、というのも驚きでした。
「信頼しているよ」「信じているよ」という気持ちの現れなのでしょうが、そこまでできる人は、あまりいないですよね。

師匠の器の大きさもさることながら、それを受け止める弟子に、その信頼に応えようとする気持ちがなければ、うまくいかないでしょう。
素晴らしい師弟関係を教えていただきました。


稽古の付け方にも、いろいろあるそうです。

枝雀師匠は「口伝」で稽古をされた、というお話しでした。
言葉で言われたことを、その場で覚えるのは、とても難しいでしょう。
紅雀さんも「稽古の後で、必死にノートに書き写した」とおっしゃっていましたが、陰でたくさん努力をされたことだろうと思います。

私たちも、人の話は聞いただけでは覚えられないし、すぐに忘れてしまいます。
大事だと思うことは、やはりメモを取る習慣を身に付けたいなと思いました。


●落語家という職業

落語家さんは、いわゆる芸能人ですね。

ですから、売れっ子かそうでないかで、収入も全然違うそうです。
当然、テレビなどでよく見る有名な落語家さんたちの年収は相当なものですが、そうでない場合は、落語の収入だけでは生活できないことも多いようです。

弟子入り修行中は、師匠のお宅で「衣食住」は保障されていますが、独り立ちすると、とたんに厳しい現実に直面するそうです。

それでもがんばれるのは、やはり「落語が好き」という気持ちがあるからなのでしょうね。
いろいろな苦労話をお聞きしていると、紅雀さんの人柄のすばらしさもあって、ますます応援したくなりました。


●落語家の身分

まず、東京と上方(大阪)では、身分制度が違うということは驚きでした。

東京では、簡単にいうと、以下のような仕組みになっています。

○見習い・・・師匠のお宅に住み込み、身の回りの世話など雑用をする。

○前座・・・師匠から名前をもらえる。師匠宅での雑用以外に、寄席での雑用も加わる。たまには前座を務めることもできるが、お金はもらえない。

○二ツ目・・・ようやく一人前と見なされる。羽織、袴を着ることを許されたり、自分で落語会などを開くことも許される。落語でお金がもらえる。

○真打・・・「師匠」と呼ばれる立場になる。

一方、上方ではこのような仕組みがないとのことでした。

紅雀さんは、入門されてから18年になるということでしたので、立派な「真打」ですね。


本物の落語家さんから、生で落語を聴けて、直接お話しを伺うことができた、ということは、とても貴重な体験でした。
お忙しい中、ご来校いただいた桂紅雀さん、本当にありがとうございました。

参加して下さった大人も子供も、たくさんのことを学んだと思います。
今後の「親子で学ぶ夜の小牧中学校」が、ますます楽しみになりました。


【お知らせ】

第2回の案内が、学校HPに掲載されました。
案内チラシは、8/21(火)の全校出校日に生徒に配布される予定です。
次回は、とてもためになる内容です。
ぜひご参加下さい!

「夜の小牧中学校」で大人の学び (1)

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8/5(日)第1回 親子で学ぶ夜の小牧中学校が開催されました。
この「PTAの部屋」でも、学校HPでも、その様子はアップされていますので、皆さんご覧になられたことと思います。
(新しいことが始まりました!〜親子で学ぶ夜の小牧中学校編〜 8/6)

この新企画の名称は「親子で学ぶ」となっています。
これには、校長先生の「子供だけでなく、大人も学びましょう」という意図が込められています。

そこで、第1回から大人が学んだことを書きたいと思います。


●落語の楽しさ

初めての生落語。ひとことで言って「楽しかった〜!」です。
参加していただいた皆さんが、同じように感じていただろうと思うのは、終了後に、皆さんが笑顔で会場を後にされた様子を見て、よくわかりました。

「落語を聴いて、情景が目に浮かぶ」という体験も初めてでしたが、とてもおもしろいなと感じました。

後になって、みんなが思い浮かべた「うどん屋さん」が、全然違うお店だったということがわかり、想像力の不思議さを実感しました。


●演じる

あまり気にしたことはありませんでしたが、落語家さんは、落語をされるときはメガネをはずすそうです。
顔の表情でいろいろな演技をされるので、メガネがあると、それが伝わりにくいということだそうです。

小道具として、扇子と手ぬぐいを使われますが、それらもいろいろなものに変化させて、とても効果的に使われます。

何人もの登場人物を演じ分けるため、それぞれの特徴を上手に捉えられていて、泣き方ひとつで、見ている側は、本当に女性や子供や若衆や老人に見えてくるから不思議です。
すごい芸だなぁと感心しました。


第1回の「大人の学び」はまだまだ続きます。

牧中ホームページはすごいんです!

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学校ホームページのサーバーメンテナンスがあり、先週末から数日間アクセスができない状態が続きましたが、昨日から再開されました。
それに伴い、校長先生から「学校ホームページ再開にあたって改めて・・・」という記事がアップされました。
(学校ホームページ再開にあたって改めて・・・ 8/14)

記事の中で、校長先生が
なぜ学校ホームページで発信しているか。 それは、学校のことを分かっていただきたいという一心です。
と書かれています。


そもそも、学校ホームページは誰に向けて発信されているのでしょうか?

インターネット上で公開されていれば、誰でも学校ホームページを見ることができます。

しかし、発信者である学校側は、やはり保護者や地域の方々に見てもらいたい、という気持ちで作っていると思うのです。

なぜか?それは、校長先生の記事にあるように、「学校は保護者や地域と連携して、地域とともにあるべきだ」という考えに基づいています。


最近は、どこの学校でも、いちおうホームページを公開しています。

「いちおう」と書いたのは、学校により更新頻度に差があったり、公開している内容が偏っていたりと、作り手の温度差が感じられるからです。

また、ホームページの内容についても、「学校の日常(子供たちの活動の様子)」はどこの学校でもアップしていますし、PTAの活動の様子もアップされています。

子供の様子が知りたい保護者に向けてのホームページなら、それで十分と言えるかもしれません。

そうなると、子供たちの活動がない夏休みなどの長期休暇には、ほとんどホームページが更新されることはありません。

いつもはよくホームページを見ているよ、という保護者の方でも、更新されないことがわかっていれば、だんだんホームページから遠ざかってしまいます。

また、お子さんやお孫さんが学校へ通っていない地域の方には、あまり面白味のないホームページになってしまいますね。


我が小牧中学校の校長先生は、そのあたりのことをよく考えておられて、保護者だけでなく、地域の方々、さらに他校の先生や一般の閲覧者の方々にも興味を持っていただけるように、単なる「学校日記」だけでなく、さまざまなコーナーを用意して下さいました。

そのおかげで、日々のホームページアクセス数が1,000件を超えるという、学校ホームページでは考えられないような現象が起きています。

それだけ、いろいろな方々が更新されるのを楽しみにされていて、ご覧いただいているということですね。


皆さんは、ご存じでしょうか?
これだけ充実した学校ホームページを開設している学校は、全国的にも珍しいことなのです。

学校のことを知りたい保護者はたくさんいます。
その気持ちに応えていただける小牧中学校のホームページには、心から感謝しています。


そして、せっかくこんなすばらしいホームページがあるのですから、我々保護者も利用しない手はありません。

保護者の皆さんも、学校ホームページを通じて、小牧中学校をよく知っていただき、子供との会話のきっかけにしていただけるとよいと思います。


さらに、こんな情報がほしいな、という要望も、どしどし学校へ発信しましょう。

校長先生が記事の中で「学校ホームページには完成はありません」と書いておられますが、我々保護者も一緒になって、学校ホームページをよりよいものに作り上げていけるといいですね。

「大人の先輩からのアドバイス」に想う その6

旭賢司さんからの「未来の大人たちへ」への想いの2回目です。
(旭賢司さんから「未来の大人たちへ」 8/1)


仕事を好きになる努力


最近は、母親も仕事を持つ家庭が多いですね。
皆さん、ご自分の仕事は好きですか?

旭さんがおっしゃるように、この質問への答えが「はい」の人は、とても幸せなことだと思います。

「はい」の人が多ければ多いほど、幸せな人がいっぱい、ということになるのでしょうが、実際には「いいえ」の人の方が圧倒的に多いのでしょうか。


私たちは、好きか嫌いかに関わらず、生活の糧を得るためには、仕事をしていかなければなりません。

長引く不況のおかげで、思うような仕事に就けない人はたくさんいます。
それこそ、好きか嫌いかと選んでいる場合ではないのです。


そんな中、苦労してせっかく就いた仕事なのですから、嫌々やるよりも、少しでも楽しい気持ちでやりたいですよね。

そのためには、旭さんのお話しにあった「稼ぐためだけに働くのでは続かない。続けるためには、仕事の好きなところを探すのです」という言葉は、とても大切なキーワードです。


そして、これは、仕事についてだけの話ではなく、人と人の関係づくりにも言えることだと思いませんか?


縁あって一緒になったクラスメート、縁あって一緒に学校生活を送ることになった先生、縁あって一緒に仕事をすることになった同僚や上司、縁あって一緒に活動することになったPTAの仲間
・・・いろいろな縁で出会い、結ばれた仲間たちです。

そんな仲間たちと一緒に、楽しく過ごすために、「相手の好きなところを探す」ことを、いつも忘れずに心に留めておきたいですね。


【お知らせ】
ホームページのサーバー整備のため、8/10〜15の間、アクセスができなくなるかもしれない、という情報が入っています。
ちょうどお盆休みに入る方も多いと思います。
皆さま、楽しい休日をお過ごし下さいね。


ふれあいの森で、どんぐりの赤ちゃん成長中@趣味'sブログ
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「大人の先輩からのアドバイス」に想う その5

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待望の「未来の大人たちへ」の第3回目は、旭陽自動車(株)の旭賢司さんの登場です。
(旭賢司さんから「未来の大人たちへ」 8/1)


「家業を継ぐ」ということ


おうちでご商売をされていない家庭では、ちょっとピンとこないかもしれませんね。

「子は親の背を見て育つ」という言葉のように、親が身近なところで仕事をしている姿は、子供に大きな影響を与えています。
子供は、憧れ、失望、反発、尊敬・・・いろいろな感情を持つことでしょう。


きっと、旭さんご自身も、ご両親の姿を見ながら、いろいろな思いを持たれたことと思います。

そして、家業を継ぐと決意され、その後、家業を継がれてからは、様々なご苦労をされてきたことでしょう。

そうやって、苦労して続けてきた家業を、できれば子供に継いでほしいという気持ちを持っても不思議ではありません。


一方で、親なら誰でも、自分がしているような苦労は子供にさせたくないという親心を持っています。

ですから、旭さんが(実際は奥様がおっしゃっていたそうですが)『やりたいことがあるならば、その道やその学校に進みなさい』とお子さんにいつも言ってきた、という気持ちは、どなたにもよくわかりますね。


家業を継げと言わず、好きなことをやりなさいとお子さんにおっしゃった旭さんの言葉に、親の強さを教えていただきました。


子供にとっては、一番身近な大人である親が「やりたいことがあるなら、思い切ってチャレンジしなさい。応援しているよ」というメッセージを送り続けてくれていれば、不安な気持ちはあるけれど、がんばってみようと思えるのではないでしょうか?


私たち保護者は、子供が迷った時、悩んだ時、いつでも「大丈夫。応援しているよ」と、そっと手助けができる存在でいたいですね。

新しいことが始まりました!〜親子で学ぶ夜の小牧中学校編〜

5月の終わりの「新しいことを始めるよ戦略会議」から生まれた新企画がついに始まりました!
(第1回親子で学ぶ夜の小牧中学校 8/5)

暑い中でしたが、予想以上に多くの方々に参加していただき、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

むちゃなお願いを快く引き受けて下さった桂紅雀さん(師匠とお呼びしたいところですが、ご本人が固辞されますので)
この企画の生みの親である玉置校長先生
事前準備から会場の設営と当日もキビキビと動いていただいた教頭先生、岩田先生、林本先生
そして会を盛り上げて下さったPTA役員の皆さん

すべての方々のおかげで、「夜の学校」がすばらしいスタートを切れたことを、心から感謝したいと思います。


昨夜は、初めて落語を聞くという方がほとんどでした。
ライブの良さがいかんなく発揮され、笑って、笑って、とても楽しく落語を堪能させてもらいました。
流れる汗、細やかに変化する表情、声の張り・・・ライブだからこそ感じられる一体感でした。


紅雀さんのポリシーは「人物を描く」ということだそうです。
話を聞いただけで、その情景が思い描ける。登場人物が思い浮かんで、動きが見える。そんな落語を心がけているそうです。

なるほど、紅雀さんの落語を聴いていると、うどん屋さんのお店の様子や、おいしそうにうどんをすする様子、湯気が立つできたてのうどんが見えてきます。
そうやって、知らず知らずのうちに紅雀ワールドに引き込まれていきました。


そして、昨夜は、子供たちもたくさん参加してくれました。
終わったあと「どうだった?」と聞いてみました。
うれしいことに「おもしろかった。落語って、ほんとにその情景が見えるんだね」という答えが返ってきました。

紅雀さんが、子供たちにもわかるようにと心を砕いてお話して下さったおかげで、こうして落語の楽しさが伝わったようです。


おそらく、みんなに見えていたうどん屋さんの情景は、大人と子供では違うものだろうと思います。
そういう想像力は、今まで見てきたもの、聞いてきたものによって変わってくることでしょう。

子供たちには、これからもいろんな経験をして、想像力の引き出しにいっぱいのピースを詰めていってほしいなと願っています。

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