最新更新日:2024/05/12 | |
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「卒業式」に想う
3/7(木)温かな日差しの降り注ぐ、春の陽気の中で「第66回卒業証書授与式」が挙行されました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 そして、保護者の皆さま、お子さんのご卒業おめでとうございます。 卒業式は、厳粛な雰囲気の中粛々と進められ、全員合唱の「大地讃頌」、3年生による、修学旅行での思い出の曲「ふるさと」、そして「道」、最後に「仰げば尊し」のすばらしい歌声が体育館に響き渡り、感動の式となりました。 開式に先立ち、来賓の皆さまへ向けて、校長先生からご挨拶がありました。 その中で「本日、255名の生徒が卒業します。しかし、残念ながら、がんばって学校へ来て体育館へは入りますが登壇ができない生徒、また、この時間には学校へ来られない生徒が若干名います。午後3時より、第2卒業式を予定しています」というお話がありました。 卒業証書が授与されるとき、担任の先生が生徒の名前を読み上げます。 先生は、全ての生徒の名前を読み上げますが、ところどころで登壇していない生徒がいることに、ご参列いただいた保護者の方もお気づきになったと思います。 さまざまな事情で、卒業式に参加できない生徒がいるのです。 しかし、そうした生徒たちも皆、小牧中学校の生徒であり、卒業生です。 全ての3年生の卒業を祝うために、体育館で登壇できなかった生徒のための「第1.5卒業式」、午後から行われた「第2卒業式」を挙行していただいた学校の配慮に、保護者として頭が下がる思いです。 卒業生の皆さん。 あなた方と一緒に「卒業式」に参加することが叶わなかったクラスメートがいることを、どうか忘れないでください。 255名全員が、小牧中学校の第66回卒業生なのです。 小牧中学校で過ごした3年間は、255名全員の宝物です。 楽しいことばかりではなかったでしょうが、つらく苦しい経験も、いつか懐かしい思い出になって、いつまでも皆さんの心に残っていきます。 255名の仲間たちと築いてきたすばらしい絆を胸に、それぞれの道をしっかりと自分の足で歩んでいってください。 卒業式が終わり、「門出の会」で在校生や多くの保護者に見送られ、学び舎を巣立った卒業生たちは、体育館の前で級友や先生方との別れを惜しむように語り合い、あちらこちらで写真撮影をしていました。 すっかり頼もしくなった我が子の姿を、晴れやかな笑顔で眺めている多くの保護者の皆さんの姿もありました。 この眩しいくらいに輝いている卒業生たちに、幸多からんことを心から祈っています。 すばらしい卒業式を、ありがとうございました。 ※厳粛な卒業式の風景@趣味’sブログ あれから2年「忘れないで」
来週3/11(月)は、東日本大震災から丸2年の節目となります。
テレビや新聞などのメディアは、最近「東日本大震災特集」を始めています。 時間の経過とともに、メディアが扱う震災関連のニュースは、どんどん減っていきます。 区切りとなる時だけであったとしても、報道されることが、風化させないためには必要なことですね。 まもなく2年目の「あの日」を迎えようとしている被災地の現状を伝えるニュース映像では、まだまだガレキの山が残り、海岸沿いにどこまでも続く更地が映し出されていました。 そして被災地の方々は言います。「忘れられるのが一番こわい」 昨日の学校HPの記事にあった「女川中学生の訴え」では、宮城県女川町立女川第一中学校の2年生の生徒たちが全員で考えた、3つの津波対策が発表されています。 未来に向かって、これからの故郷を作っていく中学生が、1,000年先の住民の命を守ることまで考えて、今後の津波対策を作り上げました。 (夢だけは 壊せなかった 大震災 3/5) 彼らの想いに、私たち大人はどのように応えていけるのでしょうか? 「大人も子供も一緒になって考えること」が大切ではないかと感じました。 被災地から遠く離れている私たちも、あの震災を忘れず、被災地に生きる人々のことを忘れずにいたいですね。 小牧市の危機管理課では、震災から2年になるのを前に「震災パネル展示」を行っているそうです。 当時の新聞記事や、震災直後の写真などが展示されています。 お近くの会場へ、ぜひ足をお運びください。 以下の会場で開催されています。 (1) 3月4日(月)〜15日(金) 会場:ふれあいセンター2階 団体共用室前 住所:小牧市小牧五丁目407 内容:パネル展示 (2) 3月5日(火)〜17日(日) 会場:まなび創造館 センターモール 住所:小牧市小牧三丁目555 内容:パネル、防災グッズなどの展示 (3) 3月5日(火)〜29日(金) 会場:ふらっとみなみ(南部コミュニティセンター)1階 交流サロン 住所:小牧市北外山1187 内容:パネル、防災グッズなどの展示 (4) 3月17日(日) ※小牧ソリストコンクールに併せて実施 会場:市民会館 ホール 住所:小牧市小牧二丁目107 内容:パネル展示 ※写真は、まなび創造館のパネル展示の様子です。 「巣立ちの会」に想う
3/5(火)体育館で、「巣立ちの会」が開催されました。
それぞれの学年のこの1年の成長が感じられる、とても素晴らしい会でした。 保護者にとって、子供たちの成長は、何よりもうれしいことですね。 今日までご指導いただいた先生方にも、感謝の気持ちをお伝えしたいと思い、感じたことを記します。 ●校長先生のお話しから ***** 今日の会は、他校ではだいたい「卒業生を送る会」というような名称で行われています。 しかし本校では「巣立ちの会」という名前になっています。 それは、学び舎を巣立つ3年生はもちろんのことですが、1年生や2年生もそれぞれの学年を巣立って新しい学年に進級する、という意味も込められています。 全員が、また新たに成長できるようにがんばっていきましょう。 ***** 校長先生のお話しのとおり、各学年の発表は、どれも今日までの成長とこれからの新しい生活への期待を感じさせる、堂々としたものでした。 ●1年生の部から 入学して1年。最初は戸惑うことばかりだった1年生ですが、中学校生活にも慣れ、さらに新1年生を迎えて「先輩」となる意識が芽生えてきていることに感動しました。 皆さんにいろいろなことを優しく教えてくれた先輩たちのように、今度は皆さんが新1年生を助けてあげてください。 ●2年生の部から 2年間、3年生の背中を見てきた2年生の皆さん。 3年生への感謝の気持ちが伝わる、素晴らしい歌声でした。 いよいよ自分たちが小牧中の伝統を引き継いでいく番だ、という自覚にあふれた2年生の皆さんなら、きっと素晴らしい小牧中学校になっていくことと思います。期待しています。 ●3年生の部から 3年前の入学式から、数々の行事を通して、学年の絆を深め、仲間との思い出をたくさん作りながら、充実した中学校生活を送ってきたことが、とてもよくわかりました。 皆さんの合唱は、本当に素晴らしいハーモニーで、さすが3年生!と感動しました。 自信を持って後輩たちへ「小牧中学校をよろしく頼むよ」と引き継ぐ姿は、とても立派でした。 先生方への感謝の気持ち、親への感謝の気持ち、しっかり伝わりました。 ●先生方からの歌のプレゼントから 先生方からは「想い出がいっぱい」の歌のプレゼントがありました。 お忙しい中、十分に練習する時間が取れなかったことと思いますが、生徒たちの心に響く温かい歌声でした。 アンコールの声に応えて、3年生の先生方が「翼をください」を歌ってくださいましたが、少ない人数で大丈夫かなとの心配は杞憂でした。 3年生が声を合わせて先生方と一緒に歌っている歌声が、体育館中に響き渡り、3年生の先生方と生徒との絆を見ることができました。 3年生にとっては、本当の「巣立ち」です。 中学校生活最後の「巣立ちの会」。十分にやり切って、素晴らしい「巣立ち」を見せてくれました。 この想い出を胸に、新しいステージに上がっても、きっとがんばってくれることと思います。 ここまで育てていただいた先生方に、保護者として感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました。 ミニ版「ほろほろ通信」 3/3号
ミニ版「ほろほろ通信」 3/3(日)版
******************** 「困っている人に優しくしなさい」 岩倉市の40代の女性からの投稿です。 この女性は10年前に離婚し、無我夢中で働いて子供を育ててきました。 つらい時、いつも周りの人に助けられて、今日まで生きてこられたことへの恩返しにと、困っている人に親切にしようと心掛けているそうです。 女性の娘さんの昨秋ごろの出来事です。 通勤途中の名鉄犬山線が故障のため停車したため、途中の扶桑駅で降り、タクシー乗り場に並んだそうです。 タクシー乗り場は長蛇の列。タクシーはなかなか来ない。 ようやく自分の番になった時、娘さんは後ろに並んでいた男性に思い切って声を掛けました。 「どちらまで行かれますか?」 同じ方向なら同乗してもらおうと思ったそうです。 残念ながら、その男性の行先は異なっており、娘さんは、もう一度勇気を振り絞って、その後ろに並んでいた男性にも同じように声を掛けました。 やはり方角が違ったそうですが、男性2人が相談して「方向は違うけど、せっかくなのでお言葉に甘えて同乗させてください」と言ったそうです。 車中は自己紹介などで話が弾み、一番最初に娘さんが降りる時、そこまでの料金を払おうとすると「気持ちがうれしかったから」と男性たちはお金を受け取らなかったそうです。 娘さんの母である女性は、「娘にも困っている人に優しくしなさい、と普段から話していて、娘の行動にもうれしいけれど、2人の男性にも心からお礼を申し上げたいです」と話しています。 ******************** 親切は「恩送り」ですね。 アクシデントに見舞われた時、自分のことだけでなく、他の人々へも思いを馳せることができる子供に育てられたこの女性は、本当に立派なお母さんだと思います。 この娘さんは、いつもお母さんが他人に親切にしている姿を見て育ったのでしょう。 私たちも、態度で示せる親でありたいですね。 第4回「たった一言で」コンテスト 受賞者発表!
今日から3月。
卒業する3年生はもちろんのこと、1・2年生もクラスの仲間との「別れの季節」がやってきます。 仲間たちや先生方と共に過ごした時間が最高に良い思い出になるように、残りの日々を大切に過ごして下さいね。 さて、昨年10/28(日)の「第3回親子で学ぶ夜の小牧中学校」に講師で来ていただいた志賀内泰弘さんが取り組まれている「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動のことは、皆さんすでにご存じだと思います。 志賀内さんは、この活動の中でさまざまな取り組みをされていて、毎週「PTAの部屋」で掲載している「ミニ版『ほろほろ通信』」もその一つです。 そんな志賀内さんの活動の中に「『たった一言で』コンテスト」があります。 全国から、心に残っている「たった一言」を応募してもらい、ステキな一言を表彰するというものです。 昨年、第4回目のコンテストが開催され、小牧中学校の生徒の皆さんが応募しました。 本日、「第4回『たった一言で』コンテスト」の受賞者の発表がありました。 ●ニコニコ賞/第4回受賞作品発表/「たった一言で」コンテスト たくさんの小牧中学校の生徒の皆さんが、以下の賞をそれぞれ受賞しています! ● ニコニコ賞 ● こころにビタミン賞 ● スマイル賞 ● ホスピタリティ賞 ちなみに「ニコニコ賞」では、玉置校長先生も受賞されました! 皆さん、おめでとうございます。 「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」(4)『最終回』
「ネット事情に子供より詳しくなるための勉強会」まとめ 第4回(最終回)
●情報モラルにおける家庭の役割 石原先生は、「情報教育の中では『情報を活用する力をつけること』と『情報モラル』を教えなくてはならない」というお話をされました。 とくに「『情報モラル』に関しては、家庭の役割が大きい」ということもおっしゃっていました。 子供にケータイやスマホを持たせるかどうかの判断は、保護者がしますね。 その決断をするときに、「ただ子供がほしいと言ったから」という理由ではなくて「子供に安全に使える能力があるかどうか」という判断が必要だよ、と教えていただきました。 安全に使える能力とは ・十分に自律的な存在に成長しているか? ・自由と責任のバランスは取れているか? ・健全なコミュニケーションは可能か? といったことだそうです。 能力は大丈夫ということで、ではケータイを持たせようということになったら、次は家庭でのルール作りが大切です、とのことでした。 ルール作りの3つのポイントを教えていただきました。 1. ケータイを与える前にルールを話し合う 2. ルールを作ったり話し合ったりするプロセスが大切 3. ルールを作って終わりではなく、作ったときからスタート このルール作りに関連して、以前「PTAの部屋」でもご紹介した、アメリカのお母さんが13歳の息子へ贈った「iPhone使用契約書」のお話もあり、一度見てみて下さいと先生はおっしゃっていました。 合わせてご覧下さい。 (PTAの部屋 大人にできること〜親の務め編(2)〜 1/30) まずは子供たちに 「一度発信した情報は取り戻せないこと」 「情報の持つ影響の大きさ」 をしっかり教えて、 「他人を傷つけることに使わないこと」 「とくに個人情報は丁寧に扱うこと」 などのルールを 「必ず守ること」 を約束させる。 子供たちが、約束を守りながら、上手に使っていけるように、私たち保護者が見守っていけるといいですね。 石原先生、貴重な情報をいろいろ教えていただき、ありがとうございました。 「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」(3)
「ネット事情に子供より詳しくなるための勉強会」まとめ 第3回
●ケータイやスマホだけではない、ネットワーク機器 手軽で簡単に友達とコミュニケーションを取れるツールとして、「mixi」「LINE」「Facebook」「twitter」など、さまざまなSNSが使われています。 それらのツールを利用するためには、特別な機器がいるわけではなくて、子供が使っている携帯電話やスマホで十分です。 スマホは「手のひらサイズのパソコン」であり、おまけに電話が付いていると考えた方がいいと思います。 さらに盲点なのが、「iPod touch」や「ウォークマン」などのメディアプレーヤーです。 これらは電話ではないので、電話回線につなげることはできませんが、Wifiを使ってインターネットに接続することができます。 Wifi接続してしまえば、あとは「LINE」や「Skype」などのアプリを使って、無料でメッセージのやり取りや通話することができます。つまり電話にもなってしまうのです。 そして、もっと意外な盲点。それはゲーム機です。 「Nintendo3DS」や「PSP」などのゲーム機も、Wifiを使ってインターネットに接続することができます。 ケータイやスマホだけでなく、今はメディアプレーヤーやゲーム機でもインターネットに接続できて、電話と同じように使うこともできる、ということを知っておいてください。 「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」(2)
「ネット事情に子供より詳しくなるための勉強会」まとめ 第2回
●ネット上の事件の事例から見えること 【 その1 】 女子中学生がいじめを苦に自殺。 いじめた同級生の実名を書いた遺書があった。 もちろん実名は公表されないが、噂をもとにネット上で犯人探しが始まり、いじめたとされる女子生徒のプロフ(*)の写真を使って「コイツが犯人だ」という情報が書き込まれ拡散した。 *プロフ:プロフィールサイト。無料で自分の自己紹介ページを作成することができ、掲示板やメールのやり取りができる機能もある。数年前に子供たちの間で流行したが、最近はスマホの普及に伴い「LINE」などのSNSへの移行が進み、一時の勢いはないようである。 【 その2 】 女子大生が、バイト先の飲食店を訪れた有名人の情報をツイッタ-に投稿。 数時間後には、この女子大生の本人特定が行われ、彼女がこれまでに書いたツイッタ-やmixi、Facebookなどの投稿を検索してまとめた情報が書き込まれ拡散した。 このまとめには、本人だけでなく家族や友人の顔写真の情報も載せられていた。 翌日の朝刊に、有名人のスクープ記事として掲載され、その日の夜にはバイト先飲食店の代表者が謝罪の記者会見をする騒動に発展した。 【 その3 】 中学校でのいじめで、いじめられていた女子中学生の裸の写真を複数枚撮影し、いじめていた側の生徒が他の同級生にメールで送り拡散した。 当該生徒の持っていた写真は削除したが、さらにどこかへ拡散してしまっている可能性は残る。 その1の事例のように、ネット上では、ある種の正義感のようなものから当該者の特定をしようという動きが出てきます。 昨年の滋賀県大津市の中学生のいじめ自殺問題でも、同様にものすごい勢いで犯人探しが広がり、無関係の人が巻き込まれて誹謗中傷されるということも起きています。 そのことの是非はちょっと横に置いておいて、ここで注意しておきたいことは、情報は蓄積されていくということです。 過去に投稿したメッセージや写真や動画が、思いもよらぬタイミングで引っ張り出されてしまうことがあるのです。 そして、それらの情報は、その後の人生に、計り知れない影響を及ぼすことになります。 石原先生は「ネット上での失敗は、たった一度の失敗が一生涯取り返しのつかないことになる場合がある」とおっしゃっていました。 身の回りの見える範囲のことだけでなく、目に見えない部分にまで影響が広がってしまう危険性を知っておくべきでしょう。 「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」(1)
2/27(水)岐阜聖徳大学の石原一彦先生をお招きして「ネット事情に子供より詳しくなるための勉強会」が開催されました。
元々この勉強会は小牧中の教職員向けに企画されたものでしたが、校長先生のご厚意で保護者にも開放していただくことができました。 他校の保護者や、他市の先生にもご参加いただき、有意義な時間となりました。 石原先生のお話の中から、保護者の皆さんへお伝えしたい内容をまとめます。 ●オバマ大統領のメッセージから見えること 2009年アメリカのオバマ大統領が、次のようなメッセージを高校生に向けて述べたそうです。 ********** 若いころには間違いもするし、馬鹿なこともする。しかしフェイスブックに投稿する内容については慎重になってほしい。ユーチューブ時代となった今、君たちが取った行動は、将来いつか引っ張り出されてくることになるのだから。 ********** ほんの軽いいたずら気分で書きこんだメッセージや動画が、もしかしたら、将来自分の首を絞めることになるかもしれない。 そういう危険があるから、慎重に使った方がいいよ、というメッセージです。 このメッセージから見えること 『一度発信されたメッセージは取り返せない』 「コメントを削除すればいいじゃん」「いっそのことアプリのアカウントを削除すればいいじゃん」と思われますよね。 しかし、それだけでは完全に消し去ることはできないのです。 なぜなら ・情報は「複製(コピー)」できます。 私が投稿した写真を自分が削除しても、すでに誰かがコピーして拡散させていれば、それらの全てを消去することは不可能です。 ・情報は「加工」できます。 私の写真を、誰かがコピーして、それをまた誰かが加工して、全く想像もつかないような形で使われている可能性もあります。 『一度発信されたメッセージは取り返せない』ということを意識した上で、SNSを使う必要があることを忘れないでください。 「巣立ちの会」のご案内
3/5(火) 「巣立ちの会」が予定されています。
各学年が今年度を振り返り、この1年の成長を発表する機会です。 また、卒業する3年生やお世話になった先生方への感謝の気持ちを伝える会でもあります。 ● 日程 13:10 〜 13:20 オープニング 13:20 〜 13:35 1年生の部 13:45 〜 14:00 2年生の部 14:00 〜 14:10 1・2年生合同合唱 14:20 〜 15:05 3年生の部 15:05 〜 15:15 エンディング ※写真は、昨年度の「巣立ちの会」です。今年もたくさんの感動が見られることでしょう。 「デジタル・ネイティブ」の危うさ
前の記事で、「デジタル・ネイティブには可能性が広がっている」ということを書きましたが、一方で、デジタル・ネイティブには「危うさ」もあります。
3つの要素のうちの1つ「リアルにつながる」ことは、大切なことです。 ネット上のメールやチャットでのやり取りだけではなく、直接話をすることでお互いをよりわかり合えることもあります。 しかし、それは「危うさと隣り合わせ」なのです。 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、ネット上でコミュニケーションを取るのにとても便利ですが、中には犯罪目的で利用している人が残念ながらいます。 そういう悪意を持つ人物と直接会うことが、どれだけ危険なことか、保護者の皆さんは十分おわかりだと思います。 でも、その判断を子供たちがきちんとできるのか・・・ 少なくとも、子供たちが夢中になっていることについて、保護者も関心を持っていた方がいいですよね。 保護者世代がさっぱりわからなくても、子供世代はどんどん先に進んでいきます。 勝手に覚えて使えるようになるのだから放っておけばいい、ということでなく、私たちも「知る努力」が必要なのではないでしょうか? 何事にも「メリット」と「デメリット」はあるものです。 両方をきちんと意識しながら、自分に合うような使い方をすればいいのだと思います。 以前、「PTAの部屋」でも何度か記事にしましたが、やみくもに「利用禁止」にするのではなく、親子で一緒に「安全に使うためのルール」を考えていくべきではないでしょうか? (PTAの部屋 「LINE」のおはなし 12/25) そんな、悩み多き私たち保護者に朗報です。 学校HPでも紹介されていましたが、明日、小牧中で「ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会」が開催されます。 (ネット事情に子どもより詳しくなるための勉強会 2/25) 今のネット事情を通じて、「メリット」「デメリット」がわかれば、どのようにネットと付き合っていけばいいのか、ということのヒントも見えてくると思います。 ぜひご参加ください。 詳細は、こちら↓のページをご参照ください。 (PTAの部屋 「大人の学び」へのお誘い 1/28) 「デジタル・ネイティブ」の可能性
先日の学校HPに、千葉県のスーパー中学生の講演についての記事が掲載されました。
YouTubeで公開されている、山本恭輔くんの講演は、ご覧になりましたか? (すごい中学3年生の講演を聴きました 2/23) 彼は、昨年「少年の主張2012 全国大会」において「内閣総理大臣賞」を受賞した千葉県立千葉中学校の3年生です。 聴衆を引きつける、すばらしいプレゼンテーションでした。 彼のプレゼンの中で、「デジタル・ネイティブ」(現代の中高生)にとって重要な要素が、3つ挙げられていました。 1. 最先端(常に最先端のものを視野に入れておく) 2. リアルにつながる(会いにいく) 3. 伝える(自分のアイデアは伝えなければ価値がない) 今、我が子たちは、まさに「デジタル・ネイティブ」です。 最先端のテクノロジーを軽々と使いこなし、それらのツールを使って、新しいコミュニケーションを生み出しています。 彼が言うように、従来とは違うアプローチで、新しい技術やモノを創造していくことが、これから求められていくのは確実だと思います。 山本くんのプレゼン映像を見て、彼のようなスーパー中学生は特別な存在だと思われた保護者の方が、たくさんいらっしゃると思います。 「うちの子なんて、ムリムリ!」と思いますよね。 でも、最初からあきらめる必要はないと思います。 インターネットが利用できる環境は、今や家庭や学校だけでなく、街中に広がっています。 ふと疑問に思ったことを、その場ですぐに検索して調べることができるのです。 私たちが子供のころのように「あとで調べましょう」とやっていると、どんどん後回しになって、結局調べることすら忘れてしまうことになってしまいます。 疑問に感じたその時に、すぐに調べた方が記憶に残りやすいですよね。 苦労して調べないと記憶に残りにくい、という説もありますが、調べずに終わってしまうよりも、ましでしょう。 そうやって、興味を持ったことをどんどん追及していくことが、今は誰にでもできる環境にあるわけです。 さらに、同じ興味を持つ仲間を見つけ、交流していくことで、新しい展開が起きる可能性だってあります。 そうです。「デジタル・ネイティブ」の子供たちには、誰にだって可能性は広がっています。 山本くんは、そのような環境を上手に使って「もっと知りたい!」という気持ちを深めて、さらに彼の知識や学んだことを「仲間と共有したい!」という行動につなげていったのだと思います。 彼の情熱や行動力は生まれ持ったものかもしれませんが、家庭や学校などの環境によるところも大きいのではないかと思います。 我が子を、彼のようなスーパー中学生にしよう!と意気込んだところで、しょせん「蛙の子は蛙だから・・・」と現実路線に戻ってしまいますが、子供たちのために、私たちにできる環境整備はしてあげたいですね。 それは、各家庭に高速のデータ通信ができる環境を作りましょう、最先端の機器を揃えましょう、ということでは、もちろんありません。 まずは、子供が興味があることを知る。 バカにしないで、ちゃんと受け止める。 そして、たとえそれがとんでもなく難しく厳しいことでも、なんとかチャレンジできるような方法を一緒に考える。 くじけそうになったら、励ます。 といった、親がふだん子供に対してやっていることが大切なのではないでしょうか。 チャレンジには失敗が付き物です。 失敗に落ち込んだ時に、子供が帰る場所は家庭です。 温かく見守れる家庭づくりが、子供にとって一番の環境整備ではないかな、と思います。 子供たちが、新しい世界で思い切りがんばれるように、そっと背中を押してあげられる親でありたいですね。 ミニ版「ほろほろ通信」 2/24号
ミニ版「ほろほろ通信」 2/24(日)号
******************** 「娘の命日に集まって」 豊田市の50代の女性からの投稿です。 この女性の三女は、中学2年のときに重い病気にかかり、一時回復しましたが、高校受験翌日に再発。その後、一日も高校へ通うことなく、2001年11月23日に亡くなりました。 翌年の命日に、娘の通っていた中学校のバレーボール部顧問の先生が、バレー部のOBや現役部員を連れて、お参りに来てくれました。 「どうして現役の後輩たちが?」と尋ねると、生徒は「部室に、先輩が仲間のために折ってくれた千羽鶴が飾ってあり、それを見て、お参りをさせていただきたいと思った」と答えたそうです。 それが語り継がれ、10年余りたった今でも、命日になると、大勢の後輩たちが女性の自宅に集まるのだそうです。 今は社会人となった同級生たちの姿もあり、仏前でにぎやかに過ごしています。 当初、女性は、元気な子供たちの姿を見るのがつらかったと言います。 しかし、だんだんと励まされ、元気をもらうようになったそうです。 今年は13回忌。女性は、皆さんへの感謝を口にしています。 ******************** 我が子を失う悲しみは、簡単に想像できることではありません。 この女性が、悲しみや苦しみから完全に解放されることはなかったかもしれませんが、娘さんの同級生や後輩たちとの交流の中で、少しずつ心が落ち着いてきたのでしょうね。 これからも、こんな素敵な交流が続くといいなと思います。 協力の輪
東日本大震災から、まもなく2年が過ぎます。
まだまだ復興が進んでいない現状を伝えるニュースを見聞きするたびに、心を痛めています。 先日、学校HPで、宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区の追悼イベントへの協力のため「絵灯篭製作」を依頼する記事が掲載されました。 (東日本大震災3回忌追悼イベント協力の呼びかけ 2/13) 学校から子供たちへ協力の依頼があったので、一生懸命書いている姿をご家庭でもご覧になったことでしょう。 学校への提出締切は本日だそうですが、名取市の観光物産協会の締切は今月末とのことなので、保護者の方々も、よろしければぜひご協力ください。 協力依頼の輪は、他校にも広がっていました。 先日「PTAの部屋」でも話題にした「愛される学校づくりフォーラム」の開催団体である「愛される学校づくり研究会」に玉置校長先生は参加されています。 今回の協力依頼を、校長先生が他の会員の方々へもお伝えしたようです。 その中のお一人である「一宮市立尾西第三中学校」の長谷川校長先生が、ご自分の学校で協力を呼び掛けていただいた結果、たくさんの絵が集まった、という記事をHPにアップされていました。 ●2月22日(金)絵灯篭の絵 ぞくぞくと 【一宮市立尾西第三中学校HP】 このように協力の輪がどんどん広がっている様子を、学校HPを通して知ることができるのは、本当にすばらしいことですし、とてもうれしく思います。 たくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。 絵灯篭の目標数に達するといいですね。 協力して下さった皆さんの心が、閖上(ゆりあげ)地区の皆さんに届きますように。 給食の思い出
3年生が給食を食べられるのも、残すところ10日あまりとなりました。
9年間お世話になった給食とも、もうすぐお別れですね。 当たり前のように食べていた給食ですが、もう食べられなくなると思うと、ちょっぴりさみしい気持ちになりませんか? 最後まで、感謝の心を忘れずに、おいしく食べて下さいね。 「今日の給食」を見ていて、意外に思ったことがあります。 (2月20日の給食 2/20) 1年生が「中華めん」の食べ方がわからず苦労していた、というお話です。 私たち保護者が子供だったころの給食にも「ソフトめん」というメニューがありました。 現在は、毎日、全員が箸を持参していますが、当時は「先割れスプーン」といって、スプーンの先が3つに分かれている(写真は4つに分かれていますが)、スプーンとフォークが合体したようなものを使っていました。 ソフトめんの時は、「今日の給食」で林先生が書かれているように、先割れスプーンを使って、めんを4等分に切り分けて食べていました。 誰かに教わったことなのかは定かではありませんが、みんなそうやって食べていました。 ですので、今の子供たちも、当然そうだろうと思っていましたが、どうやら違うようです。 たしかに、我が子に「めんの食べ方」を教えた記憶はありませんが、あまりにも普通にやっていたことなので、当然知っているだろうと思い込んでいて、ちょっと新鮮な驚きでした。 保護者の皆さんは、給食にどんな思い出がありますか? 米飯給食が始まったころ、牛乳とご飯の食べ合わせが苦手だったこと。 牛乳の紙キャップがうまくはずれなくて、牛乳に指がドボッと入ってしまったこと。 「残さず食べなさい」と先生に叱られるので、嫌いなおかずをこっそり隣の子のお皿に移したこと。 楽しい思い出も、ちょっと嫌な思い出も、いろいろありますね。 大人どうしで給食の話をすると、年代がバレます(笑) 地域によっても、給食事情はいろいろ違っていておもしろいですし、給食の話題はとても盛り上がります。 子供たちが大人になった時、どんな「給食の思い出」を持つのでしょうね。 いつか彼らが親になり、今の私たちのように「給食の話題」で盛り上がる時、その子供たちはどんな給食を食べているのかな、と想像したら楽しいですね。 やっぱり「給食」って、スゴイです。 ※写真は、Wikipediaから引用しています。 「愛される学校づくりフォーラム」に想う 〜保護者の視点で(2)〜
フォーラム前半では、劇で校務の情報化への提言をされた、と記事には書かれていました。
今、先生方の事務処理の大変さが問題になっています。 さまざまな事務処理に追われて、本来やるべき仕事である授業の準備などに、思うように時間がかけられない、という話をよく聞きます。 今後、校務の情報化が進んで、少しずつでも先生方の事務処理にかかる負担が減るようになっていくといいなと願っています。 そして、授業以外でも、先生方がもっと子供たちと接する時間を作れるといいですよね。 私たち保護者も、先生方の負担を減らすために、お手伝いできることがあるはずです。 例えば、学校への提出書類について、期限を守ること。 内容をしっかり確認して提出し、不備をなくすこと。 あるいは、集金についても同様ですね。 「ABCDの原則」は、学校任せにしておくことではありませんね。 私たち保護者がきちんと模範を示すことで、子供たちに伝えていかなければならないことでもあります。 子供に「ちゃんとしなさい」と言う前に、まずは保護者が「当たり前のことをバカにしないでちゃんとやれる大人」になりたいですね。 「愛される学校づくりフォーラム」に想う 〜保護者の視点で(1)〜
2/16(土)東京ビックサイトで「愛される学校づくりフォーラム2013 in 東京」が開催され、校長先生が主催者として参加されたという記事が学校HPに掲載されました。
(「愛される学校づくりフォーラム2013 in 東京」に登壇 2/17) 参加者への提供資料も公開されていますが、ご覧になられましたでしょうか? そこには、校長先生が小牧中HPで実践されていることについて、どのような考えで取り組まれているのかが、わかりやすくまとめられています。 (【資料提供】学校ホームページの新展開 2/17) すべては「学校についてよく知ってもらいたい」という思いからの、積極的な情報提供です。 学校の考え方がよくわかる。学校での子供の様子がよくわかる。 ↓ 保護者は安心する。学校への信頼感が生まれる。 という、よい循環が生まれます。 学校と保護者の信頼関係が築ければ、問題解決もスムーズにいきます。 しかし、学校からの情報提供は、良いことばかりではダメだと思うのです。 もしも問題があるなら、それも情報として知らせてほしい、というのが保護者の思いではないでしょうか。 小牧中HPのすばらしさは、まさにそこにあります。 例えば、体育大会後のアンケート結果で、保護者から苦情ともいえる意見があったことをきちんと公表し、来年度への検討事項とすることも公表されていますし、地域の方から登下校のマナーについての苦情があることも率直に公表されています。 また、スキーの生活での生徒指導の場面のように、問題があった場合にどのように指導したか、ということも公表して下さいました。 そのようなマイナスと思われる情報も公開するからこそ、保護者は本当の学校の実態を把握することができ、学校への確かな信頼感を持つことができるのだと思います。 学校HPを週4回以上更新する学校は、全国では7%しかないそうです。 そして、一週間のうちに一度も更新されていない学校が、なんと半数以上なのだそうです。 小牧市内の小中学校は、ほとんどが毎日のように更新されていますので、この数値の低さは驚くべきことですが、全国的に見ると小牧市が特別で、とても貴重だということがわかります。 今まで「PTAの部屋」でも、何度も「小牧中のHPはスゴイ!」と言ってきましたが、よくおわかりいただけると思います。 毎日、学校のHPを見る楽しみが味わえないなんて、同じ保護者として、本当に気の毒だなと思います。 保護者側からも、「もっと学校HPの更新をしてほしい!」と声を上げてもいいのではないでしょうか。 愛される学校づくり研究会の活動を通して、全国の学校でHPが「学校と保護者をつなぐ」ツールとなるような流れが広がるといいなと思っています。 これからの小牧中HPからも、目が離せませんね! 3年生の皆さんへ 〜保護者からも応援〜
今日の学校HPの記事に、とてもうれしい写真を見つけました。
公立高校の推薦入試日であることをお知らせする記事です。 (公立高等学校推薦入試 2/18) 写真には、「湯島天満宮」と「上野天満宮」のお札が写っています。 とくに3年生の保護者の皆さんはよくご存じだと思いますが、「天満宮=天神様」は、学問の神様です。 きっと、小牧中の3年生も、大勢が「合格祈願」に出かけたことと思います。 調べてみると、「湯島天満宮」は東京都文京区、「上野天満宮」は名古屋市千種区にあります。 おそらく3年生の先生方が、わざわざ3年生の皆さんの合格祈願のために、足を運んでいただいたのだと思います。 保護者として、とても感激しました。 ありがとうございました。 1月下旬の私立高校の推薦入試から始まり、3月中旬の公立高校の一般入試、その後の定時制高校の入試まで、3年生には試練の春が訪れています。 子供たちは、それぞれ自分たちが努力した成果を発揮できるように、精一杯がんばっていますね。 そして、一足先に「合格」の花が咲いた生徒たちは、まだ受験の真っ最中にいる仲間たちを気遣い、心を込めた応援のメッセージを送りあっているようです。 私たち保護者は見守ることしかできませんが、こうして先生方や仲間たちからステキな応援を受けている子供たちが、ちょっぴりうらやましく感じられますね。 良き師、良き友に恵まれた小牧中の3年生。 最後まで、力いっぱいがんばって下さいね! 保護者も応援しています。 ミニ版「ほろほろ通信」 2/17号
ミニ版「ほろほろ通信」 2/17(日)号
******************* 「一番の親孝行は何だろう」 春日井市の三十代の女性からの投稿です。 この女性は19歳のときに実家を出て、気ままなフリーター生活を楽しんでいたそうです。 実家の近くだったが、年1,2回しか帰らなかったとのこと。 23歳のとき、海外旅行中にホテルに「父親が倒れた」という連絡が入り、慌てて帰国後病院へ駆けつけると、父親は脳梗塞で会話もできない状態だったそうです。 女性は「なぜ、もっと家に帰らなかったんだろう」「お父さんの晩酌に付き合ってあげればよかった」と後悔するばかりで、考えてみると父親とゆっくり話した記憶もなかったと気付きました。 父親は、職場の同僚にいつも娘であるこの女性の話をしていたそうで、自分のことをそんなにも考えていてくれたのだと思うと、涙がこぼれました。 女性は「親孝行をしよう!」と思いましたが、何をしたらいいかわからない。考えた結果、「私が充実して幸せな人生を送ることだ」という答えを出しました。 心機一転、就職し仕事に打ち込み、その後は海外留学やワーキングホリデーで英会話をマスターし、この春から子供たちに英会話を教える教室を開校する準備中だそうです。 女性は「開講したら、父親を教室に連れて行って報告したい」とはりきっています。 ******************** 「親孝行 したいときには 親はなし」 皆さんも、親のありがたさを身にしみて感じたことがあると思います。 とくに、自分が親になって、改めて親の苦労がわかった、という経験をしてきたのではないでしょうか。 「親孝行」に早すぎる、ということはありません。 後悔しないために、今からでもできることを考えて、実行に移せるといいですね。 また、親に対してだけではなく、家族たちや、まわりで支えてくれている人々に、いつでも「ありがとう」の気持ちを持っていられるといいですね。 漢字、読めますか?書けますか?
以前「PTAの部屋」でご紹介したこともある、木曽川中学校のHPに、気になる記事を見つけました。
「漢字の学習」というタイトルで、校長先生が書かれた記事です。 (2.15 漢字の学習≪校長室≫) 記事の中で、中学校を卒業するまでに学習する漢字の数は「およそ2,000字」となっていました。 (小学校では1,006字、中学校では939字、合計1,945字) 私たち大人が義務教育を受けていたころとは、若干数の増減はあると思いますが、当然、これくらいの数の漢字が「読み・書き」できるはずですよね。 しかし、実際には「読めない」「書けない」「読めても書けない」というのが現状だと思います。 上の記事にあるように、パソコンの普及で、すっかり自分で文字を書く機会が減りました。 さらに、ケータイやスマホでのメールのやり取りが浸透して、手紙を書くこともほとんどありません。 「便利になること」は、こうして「なにかを失うこと」でもあります。 テレビを見ていて、アナウンサーが漢字の読み間違いを指摘される場面をご覧になったことはありませんか? 「原稿を読むプロ」であるアナウンサーでさえも、漢字が読めない時代になってきています。 これだけパソコンやケータイが普及しても、正式な書類は「手書き」のものがほとんどです。 3年生たちは、高校入試に向けて「入学願書」を書きましたが、それはすべて手書きでした。 保護者も、子供の学校関係の書類は、手書きで書くことがほとんどですね。 そうした時に「誤字・脱字」が多いのは、やはり恥ずかしいことだと思うのです。 子供たちには、せめて学校で習う漢字の「読み・書き」の修得はさせておきたいものですね。 そして、私たち大人も、子供たちに負けないように、日頃から意識しておきたいですね。 「新聞を読む」「読書をする」「手紙を書く」どれも、漢字を覚えるには良い方法です。 面倒がらずに、ちょっと始めてみませんか? |
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