バスは、高速に乗り、奈良から京都に向かっています。バスの中では、学習係の発表がはじまりました。

わかったことは、すぐにメモします。
バスに乗っても、忘れないうちに記録します。
大切な習慣ですね。

３時１０分、興福寺に集合しました。
天平のイケメン、阿修羅像にも出会えました。
興福寺の阿修羅像は優しい面持ちです。本来の阿修羅王は、この像から想像するような優美な神ではありませんでした。荒々しい合戦を繰り返す悪神とされていました。
興福寺の阿修羅像は、この神が釈迦の教化によって仏法の守護神となった姿と言われています。
ボランティアガイドさんのおかげで、充実した時間をすごせました。ありがとうございました。出発のとき、手を振って見送ってくださいました。

時々、シカと戯れながら。

青と白と緑のコントラストが美しいです。
素晴らしい日です。子どもたちは奈良公園の散策を楽しんでいます。

興福寺に向かいます。
興福寺は、あの有名な？藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院です。

木陰に入ると、そよ風がとても気持ちがいいです。肌寒いくらいです。
シカに追われ、冷や汗をかいた子もいたようです。

シカと触れ合います。でも、ちょっぴり怖いです。

大仏殿を見学した後は、正倉院に向かいます。
奈良・平安時代、官庁や大寺には，重要物品を納める正倉が設けられていました。この正倉が幾棟も集まっている一廓が正倉院と呼ばれたのです。しかし，あちこちに置かれた正倉は，歳月の経過とともにいつしかなくなり，わずかに東大寺正倉院内の正倉一棟だけが往時のまま今日まで残ったのです。これがすなわち，正倉院宝庫です。

気がついたことをすぐにメモします。さすがです。
学校に戻った後、生かせることがたくさんありそうです。

柱の穴くぐりにも挑戦。この穴の大きさは大仏様の鼻の穴の大きさだそうです。
この穴をくぐる意味なんですが、一番多く言われているのが、「無病息災」のご利益があるということだそうです。

大仏殿の中は、経験したことがないほど空いています。30分早めの行動が良いようです。

煙を浴びて、ご利益がありますように。
お寺の本堂に入る前に大きな常香炉があります。
身を清めるために煙を浴びるということが、いつの間にか転じて、無病息災や、患部に煙をあてると病気が治るという信仰につながったものと思われます。

大仏様との出会いです。
大きいです。神々しいです。迫力があります。圧倒されます。
実は・・・東大寺の大仏には、本当の名前があります。
正式名は「廬舎那仏」と言い、「るしゃなぶつ」と読みます。

大仏殿の前で、ハイポーズ。
東大寺の大仏殿は奈良の大仏が中に鎮座している建造物で、木造建築では世界最大のものになります。現在ある大仏殿は2代目になり、当初のものではありません。現在でも世界最大級の木造建築ですが、創建時はなんと！現在の大仏殿よりももっと大きかったのです。

これから約２時間、ガイドさんのお世話になります。お願いします。

奈良観光ボランティアガイドさんよろしくお願いします。

大仏さんを見学する前に、鏡池の前でクラス写真です。素晴らしい天気です。日差しは強いですがそれほど暑くありません。
東大寺 鏡池は、東大寺南大門と金堂の前にある中門との間にあります。庭の中に柄のついた鏡のような形をした島があることが名前の由来なのだとか。
池には鯉やカメがたくさん泳いでいて、奈良の天然記念物に指定されている「ワタカ」という魚も泳いでいます。

南大門金剛力士像。その大きさに、力強さに圧倒されます。
金剛力士像とは「仁王像（におうぞう）」とも呼ばれます。
口を開けた「阿行(あぎょう)像」
口を閉じた「吽行(うんぎょう)像」
阿形」「吽形」は、それぞれ世界の始まりと終わりを表しているとされます。
「阿」が始まりで「吽」が終わりです。

シカとのご対面。
ねー写真撮って、テンションが上がります。

東大寺の南大門駐車場に到着しました。これから見学に向かいます。