わー、大きい! 大仏殿を見て思わず声が出ます。大きいと分かっていても、見るとやっぱり驚きます。「ヤバイ！」と何度も連呼する子もいました。
東大寺豆知識
創建から２度にわたって焼失、鎌倉と江戸時代に再建されました。江戸期には柱とする材が調達できず、苦労苦心して再建されました。創建時に11間（けん、86m）あった柱が７間（57m）となってしまったことに材料調達の厳しさがうかがえます。現在でも世界最大級の木造建築でありますので、往時の壮大さがうかがえますね。 毎年、大晦日から元旦に正面唐破風（からはふ）下の観相窓が開かれ、大仏尊像のお顔を外から拝しながら新年を迎えることができます。
平成24年に大仏殿内、廻廊、霊名所、授与所の照明装置が全てLED化されたので、 消費電力は8分の1、熱や紫外線も殆んど出なくなりました。

奈良公園では、観光ボランティアさんのお世話になります。出会いの式を行いました。よろしくお願いします。

鏡池の前でクラス写真を撮りました。

若草山駐車場から東大寺の鏡池まで歩きます。日陰はとても気持ちがいいです。鹿を見つけては、声を上げる里の子6年生です。

若草山が見えてきました。山全体が芝生でおおわれており、三つの笠を重ねたようなので「三笠山」ともいいます。
高さ342m、広さが33haあり、山内のあちらこちらで鹿を見ることができます。
春には桜、秋の紅葉、ススキと四季折々の自然を楽しむことができます。
おぉ！
鹿を見つけた子が歓声をあげます。ガイドさんから鹿との上手な付き合い方を教わりました。

平城京の入り口である羅生門をくぐると、約75mもの幅をもつ朱雀大路がまっすぐ北に向かってのびていました。そしてその4km先は平城宮の正門である朱雀門が見えてきました。

車窓見学をしながら、奈良公園を目指します。薬師寺の三重の塔は修復中です。

昼食、お土産タイムを終えて、バスに乗り、東大寺、奈良公園を目指します。

迷いに迷って、選びました。相手の喜ぶ顔が目に浮かびます。

自分の分は後回し。家族の分を先に選んでいるようです。

楽しみにしていた買い物タイム。メモを見ながら品定め。

あっという間に、いただきました。ほとんど完食。この後、お土産タイムです。

楽しい昼食タイムです。大好きなカレーライス。おかわりはありませんが。

11時20分、松本屋で昼食。カツカレーライス。歩いている時から、お腹がすいたと言っていたので、みんな大喜びです。

混雑していたので、予定よりも10分ほど遅くなりましたが,法隆寺の見学を終えました。

金堂や講堂について順番に説明を受けます。みんなきちんとメモをとっています。
金堂は、607年（推古15年）の創建されました。当時の建物は、670年（天智９年）に火災で焼失してしまいましたが、法隆寺の中心となる建物だけに再建は早かったようです。
金堂と五重塔
目を引くのが、エンタシスの柱です。エンタシスとは、円柱の下の部分から上の部分にかけて徐々に細くなっていく様式のことです。
古代ギリシャ発祥のこの建築方法は、中国を経て、日本に渡来しました。

金堂の内部には、法隆寺の本尊、薬師如来を中心とする釈迦三尊像が安置されています。
聖徳太子の冥福を祈って、等身大で作られた仏像といわれています。

正確には、五重塔の中には入れません。五重塔の周りの塑像を見学します。釈迦涅槃像を見ました。
仏教の考えにおいては・・・ですが、涅槃とは「お釈迦様の死(入滅)のこと」を指し示します。
涅槃像は、お釈迦さまの入滅の時のお姿を現す像と云われており、片手肘を立てて、手で頭を支え、北枕で横向きに寝ているポーズとなります。
法隆寺の「五重塔」の中に安置されています。

順番に待って、五重塔の中を見学します。大混雑しています。
日本最古の塔である五重塔は、五重目の軸部が初層の半分の大きさになっており、これに深い軒の出が相まって安定感を与えています。その軒を雲肘木が優しく支えて、見る人を飽きさせません。 心柱の下にある心礎には、仏舎利が納められています。

五重の塔をバックに記念撮影しました。

トイレ休憩を済ませて、法隆寺見学に出発します。ちょっとした距離を歩きます。