最新更新日:2024/04/26
本日:count up2
昨日:56
総数:1312530
北里小学校 校訓「きたえよう たくましいからだ たかめよう ゆたかなこころ」

修了式 3 ー校長式辞ー

画像1 画像1
 ただ今、各学年ともに、代表の人に「修了証」を渡しました。この場合の「修了」という漢字は「終わり」ではなく、「勉強を身につける」という意味の漢字をつかった使った「修了」です。これは、みなさんが「その学年の1年間の勉強や生活を無事にやりとげました」という証です。今、1年から5年までの471名に修了証を渡しましたので、この4月から、1年生は2年に、2年生は3年にと、1学年ずつ進級することになります。

 私は、1年間をふりかえり、みなさんのよかったことを3つ話します。
 1つ目は、あいさつです。「大きな声で」「相手の目を見て」「自分から進んで」、あいさつできる子が増えました。新しい通学班になって、あいさつの声がより大きくなって、はりきっていることがわかります。あいさつは、やり過ぎということはありません。学校だけでなく地域でも、自分からあいさつできる里の子になってほしいと思います。

 2つ目は、「思いやりの行動が増えた」ということです。昨日、今年度最後の給食の様子を見てまわりました。当番を中心に協力して配膳し仲よく楽しく食べている様子が見られました。失敗しておかずをこぼしてしまった子がいましたが、さっとぞうきんを持ってきて、拭き取る手伝いをする子がいました。誰かから言われたのではありません。当たり前のこととして自分で判断しての行動でした。6年生が学級閉鎖のときもそうです。5年生が率先して6年の分担を掃除するなど手助けしました。また、渡り廊下が濡れていると雑巾で水分をふきとったり、風が強く吹いた後の昇降口や廊下の砂をはき出す子もいました。私はそれを見て、とてもうれしく頼もしく感じました。

 3つめは「歌が上手になった」ことです。全学年ともに、朝から「今月の歌」を歌う元気な声が校内に響きます。先日の卒業式は、卒業生だけでなく、4、5年生の歌が驚くほど上手になっていました。表情豊かに楽しそうに、身体全体で歌う姿が見られました。お客様からも「とても上手で感動した」とおほめの言葉をたくさんいただきました。

「元気なあいさつ」や、他の人のことを思う「思いやりある行動」や「さわやかな歌声」は、学校を明るく気持ちよくします。自分の心もきれいに気持ちよくなります。ぜひ、今後も、「あいさつ」や「思いやり」や「歌声」の輪をもっともっと広げて、素敵な北里小学校にしていきましょう。

(中略:通知表について少し話しました)

 最後に、これは何でしょう? そうですね。「里の子 交通安全日めくりカレンダー」です。毎日、朝と帰りにみんなで標語を唱えていますね。みなさんのうちにもあります。そこで、先生からの宿題です。春休みの間毎日、その日の標語を、ぜひ声にだして言ってみましょう。そして、交通ルールを守り周りをよく見て、事故に絶対にあわないように気をつけましょう。自分の体や命は、絶対に、自分で守ってください。

 4月9日の始業式には、ここにいる全員が元気な姿をみせて、新学年のいいスタートがきれるようにしましょう。そのときに、新しいクラスや担任の先生も発表しますから、楽しみにしていてくださいね。

卒業式を振り返る ー忘れられない80分間ー 【校長日記】3/21

画像1 画像1
昨日よりも強めの雨が、朝から辺りを濡らしています。雨だれの音だけが聞こえる静かな校内には、まだ卒業式の熱い余韻が漂っている気がします。来賓控え室だった2階の部屋から外を見やると、右手には、岩石園のサクラが早2分咲きになり、折からの雨に打たれ開いた花は遠慮がちに下を向いています。左手には、小山のように連なった満開のハクモクレンの花々が、灰色の景色の中ぼおっと、そこだけ白い灯りがともったように浮き出ています。

平成29年度卒業生72名の皆さん、ご卒業おめでとうございます。保護者やご家族の皆様にも心からお祝い申し上げます。第71回卒業証書授与式が、昨日、無事に終わりました。大勢の来賓の方々や保護者の方々に祝福され見守られ、とても感動的な卒業式でした。子どもたちの懸命な一途な思いが表に出た、心に残る最高の式となりました。校章が金色に輝く新品の演台が、晴れ舞台の華やかさを一段と引き立てました。

その舞台中央でのできごとです。万感の思いで「はいっ」と返事をし、真正面に立った一人一人と目を合わせます。緊張と決意が読み取れます。ゆっくりと卒業証書を手渡します。小声で「おめでとう」の言葉を添えて。すると、表情が和らぐ子、瞳に力を入れる子、目で礼を返す子、いろいろな反応があります。「ありがとうございます」と声に出す子さえいます。卒業生と対峙する瞬間、その子の小学校での活躍の場面が脳裏をさっと横切ります。教室や校庭、行事や部活動での触れ合った思い出。もっと話したかったなと後悔する瞬間でもあります。6年間無事に成長できた証を手渡せる喜びを感じながら、濃密な時間が過ぎていきました。

式後、来賓の方からお褒めの言葉をいただきました。「歌がすばらしい」「あの歌声に感動しました」「合唱を聴いて涙がでました」「どうやって指導されたのですか」等々、子どもたちの歌声に心が動かされた声が多く寄せられました。有り難いことです。中には「コンクールに出るべきですよ。入賞できます!」という激励も。

卒業式では、「君が代」を含めて7曲を歌いました。子どもたちは本当によくがんばりました。先生方も熱心にご指導いただきました。練習中は、厳しい言葉を投げかけられてもくじけず上手になろうと、必死に努力しました。その成果が発揮された歌声だった思います。
4、5年生の歌った「かわらないもの」は、歌う表情がとても素敵でした。卒業生の歌った「この星に生まれて」は未来への力強い決意が感じられました。全員で歌った名曲「旅立ちの日に」では眼前に青空が広がりました。曲のクライマックス「〜♪この広い大空に夢を託して〜♪」の部分で、サアッーと体育館の天井が開け「限りなく青い空」が広がる情景が、確かに見えた気がしたのは私だけではないと思います。
圧巻は、何と言っても「秋祭り」です。2学期から卒業生が先生たちの指導の下、悪戦苦闘しながら創り上げた絶唱です。指揮を音楽の尾関先生自ら務める難曲です。私自身、聴いているうちにこみ上げるものがありました。会場に「たこ焼きのこげる匂い」や「祭りの旗」や「どどんがどん」の太鼓の音が、体感できる臨場感あふれる合唱でした。そして、フィナーレを飾った「巣立ちの歌」は心に染みこみ、多くの涙を誘ったことでしょう。

振り返れば、卒業生の皆さんは、とても頑張り屋でした。能力はあるのに、出し惜しみする傾向があったので、時に周りをヤキモキさせ、叱咤激励されることも多かったのですが、よく踏ん張り期待に応えてくれました。各行事への参加態度も運動会等の出し物も部活での頑張りも、6年間の成長率さえ過去最高レベルの学年でした。そんな皆さんと生活できたことを誇りに思います。これからも、素直なままで、「チャレンジする心」と「感謝する心」をもって、人生をたくましく生き抜いてください。

本校を巣立つ男子35名、女子37名、計72名の卒業生の前途に、幸多からんことを祈ります。多方面でのご支援&ご協力、誠にありがとうございました。(校長)

(卒業式関連の記事はまだ続きます。ご期待ください)
画像2 画像2

パトボラ情報交換会 ーいつもありがとうございますー

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
先週、「第3回パトボラ情報交換会」が開催されました。通学路パトロールボランティア(通称:パトボラ)さんから、地区の様子や登下校の様子を伺い、里の子の交通安全の指導に生かすことができました。

パトボラさんは、暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も、里の子に寄り添い見守っていただき、一緒に長距離を登校していただける方もみえます。時に、けがや忘れ物へも対応いただくこともあります。誠に有り難い存在です。

パトボラさんからは、「登校時刻が遅い班がある」「班長に頼り過ぎる面がある」「自分の命は自分で守ろうとする意識が低い」「下校時は、長く広がる傾向がある」など、ご指摘いただきました。

反対に「あいさつが元気でよろしい」「注意すると素直に従ってくれる」などうれしい言葉もいただきました。

また、「パトボラをやって、感謝されるのは意味がわからない。子どもたちから元気をもらえ、感謝したいのはこちらの方だ」などの、有り難すぎるお言葉には頭が下がりました。「ありがとうございます」の感謝、感謝の言葉しかありません。

会には、PTA役員さんも参加されていたので、PTAを代表してお礼の言葉を言われました。また、校長からは、感謝状が一人ずつ、手渡されました。

新しい演台が寄贈されました

画像1 画像1
画像2 画像2
昨日の午前中、体育館にトラックが横付けされ、新しい演台が搬入されました。

地域の有志の方から寄贈を受けたのです。体育館の演台は老朽化し、傷が至るところについてボロボロの状態でした。それを見かねて、新品を贈っていただきました。誠に有り難い話です。今年の卒業式に間に合いました。

4時間目、新しくなった演台を使って、早速、練習を行いました。気合いが入ります。子どもたちのテンションも上がるようでした。皆さんも、ぜひ、卒業式でご覧ください。


重厚感のある立派な演台です。真ん中に金ぴかの校章が輝きます。これから50年、いや100年間大切に使っていこうと思います。この演台に恥ずかしくない卒業式を行わなければと気を引き締めました。子どもたちも張り切ってくれるはずです。

北里地区青少年健全育成会会長の加藤様、保護司やパトボラでお世話になっている林様、この度は誠にありがとうございました。

感動の中学校卒業式 3/6 【校長日記】

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
午前中、北里中学校の第71回卒業式に参加させていただきました。

素晴らしい式に感動しました。まず、卒業証書授与。厳粛な雰囲気の中、卒業生一人一人が呼名にしっかりした返事で応え、卒業証書を受け取りました。立ち居振る舞いがキビキビして、見ていて気持ちよかったです。卒業生全員が起立する場面は、一つの物音でビシッと全体がそろっていたので驚きました。
 
卒業生、在校生ともに代表の言葉は、よく内容が練られ落ちついた語り口で、心に迫りました。 特に、歌声が素晴らしかったです。ふるさと北里を思い、全校で合唱した「ふるさと」。北里中学校の卒業生が作詞した「思い出を胸に」。卒業生の歌声は、美しく(女声)たくましく(男声)、また心が込められ、引き込まれました。最後の曲、「♪〜流れゆく風のような♪……」で始まった「旅立ちの今たしかめあって」を歌い終わると、来賓席からは大きな拍手が起こりました。

6年生も3年後は、この場にいると思うと今後の時の流れを感じずにはいられません。
次は自分たちの番。先輩たちを見習い、堂々とそして、さわやかに、この学舎(まなびや)を巣立ってほしいと思います。晴れの日まで、残り10日となりました。

北里中学3年生の皆さん、並びに保護者の皆様方、ご卒業おめでとうございます。

朝会 1 ー校長講話ー 【魔法の言葉】

画像1 画像1
きょうは、いきなりクイズです。
魔法の言葉についての問題です。言う本人も言われた相手も気持ちがよくなる(魔法の)言葉はなんでしょうか? ーカンコン・カンコン・カンコン・チーンーわかりましたね。答えは「ありがとう」です。ありがとうは感謝の言葉です。先日の「卒業を祝う会」では、いっぱいの「ありがとう」があふれ出て、体育館はとてもほかほかして、素敵な空間になりました。

それでは「ありがとう」の反対の言葉は何でしたか? そうですね。「当り前」です。ごはんを作ってもらって「当り前」、何かをやってもらっても当り前と思うから「ありがとう」の言葉がでないのです。でもね。この世界に、やってもらって「当り前」のことなんて何もないのです。そのことの気づいた人は、いつも「ありがとう」と周りの人に感謝します。そういう人は、何でも上手になったり、うまくいったり、穏やかな気持ちになったりして、楽しく毎日を送ることができます。

なぜなら、「ありがとう」は、周りの人とのつながり、絆を深める言葉だからです。だから、たくさん「ありがとう」を言うと、もっと応援してもらえて、がんばることができます。また、感謝することで、きちんと自分と向きあい、思い上がることなく努力することができるのです。

この後、たくさんの人が表彰されます。作品を上手に仕上げた人も、スポーツで勝ち続ける人たちもきっと、周りへの感謝の気持ちを忘れず、感謝し続ける人だと思います。
今この瞬間から1回でも多く、「ありがとう」を口にして、生活を豊かにしていきましょう。
きょうも、先生の話をきちんと聞いてくれて、「ありがとう」。

区民文化祭に行ってきました 【校長日記】 2/11

画像1 画像1
2/11日曜日、小針会館で第9回「小針区民文化祭」が開催され、出かけてきました。
この地区文化祭は、小針区地域3あい事業運営委員会が中心となって企画運営され、住民の作品発表の場を設けるとともに、鑑賞&交流を通して住民の相互理解を深め、人間性豊かな地域作りを目指して行うものです。

会場には、児童作品をはじめ、たくさんの作品がズラリと展示されていました。3あい事業として夏休みにふれあいワークショップで作った作品があります。バスハイクや子供会、いきいきサロンなど様々な機会に作られた作品もあります。また、個人の趣味を生かして作られた作品もあります。どれも作り手の熱意や想いが伝わってくる作品ばかりで、大変見応えがありました。中には玄人肌の物もあり、とても驚かされました。地域の皆さんが元気いっぱいであること、子ども達が地域の方々に温かく支えられていることがよくわかりました。

さらに、区民の皆さんの交流の場で「くつろぎエリア」では、ぜんざいやお菓子をご馳走になりつつ、地域の方とお話することができました。昔の小学校の様子、1クラス60人以上いたとか、学校に家で採れた野菜を持っていき味噌汁の具にした話とか、興味深い話をうかがうことができ、また、現在の子ども達の活躍や学校の様子についてお伝えすることができました。ありがとうございました。関係者の皆さん、大変お疲れさまでした。

画像2 画像2

昨夜の皆既月食 ー見られましたかー 【校長日記】 2/1

画像1 画像1
昨夜は満月でした。そして、満月が地球の影にすっぽり入り、赤銅色に見える「皆既月食」。さらに、今年最大級の大きさに見える「スーパームーン」。その上、1月のうちに2回目の満月となった「ブルームーン」。ですから、『NASA(米国航空宇宙局)は、今回の皆既月食を「スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン」と呼んでいる』そうです。(中日新聞からの情報)

皆さんは、昨夜の天体ショーをご覧になったでしょうか。私は残念ながら見られませんでした。はじめのうちはよかったのです。満月が東の空に、そして上空に移動して煌々(こうこう)と辺りを照らしていました。

私は安心して小牧から江南の自宅に向かいました。ところが、途中から何だか雲行きが怪しくなるではありませんか。自宅前から見ていると、肝心の欠け始める午後8時48分頃から雲がでてきて、やがて厚い雲に覆われて、月の欠けていく様子も、赤銅色の満月も観察することはできませんでした。雲の流れを見て、わずかな隙間に期待し見続けましたが、一瞬、半分欠けたそして赤銅色のような色の月(上の写真)を見られただけでした。

その後、何度も外にでて上空を見上げました。未明の空も覗きましたが、常に厚い雲に覆われ月の姿を認めることはできませんでした。新聞には、名古屋テレビ塔の上で赤く染まる月の写真が掲載されていました。こんな情景をこの目で見たかったのですが、残念です。皆さんは、ご覧になったでしょうか。もし、見られた方がありましたら、お子さんを通じてでもいいですから、お知らせください。次の機会に期待します。

2018年 初日の出 【校長日記】 1/1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

2018年の元旦を迎えました。新しい年のスタートです。
「元旦はすべての人の誕生日です」
19世紀の英国の作家はそう言ったそうです。
何もかもまっ白、生まれたてのピカピカの朝。

初日の出を、北校舎の屋上から拝みました。
6時半過ぎから待機し、東の空の移りゆく色を楽しみました。

天気予報は晴れとはいかず、初日の出が見られるかどうか心配しつつ、東の空に注目しました。ちょうど名古屋高速11号小牧線の高架の壁の向こう側です。

7時1分過ぎに、突然、薄オレンジに染まった雲の一部が輝きました。そして、4分にまぶしい光があふれ出ました。曙光(しょこう)です。秒単位に少しずつ、太陽が顔をだしました。大自然のスペクタクルにしばし、くぎ付けとなりました。

今年も里の子が健康で、安全に過ごせるよう、お願いしました。

新品の陽光は、やがて中庭を校舎を運動場を、赤々と照らしていきました。
今年、ここでどんなドラマが展開されるのでしょうか、楽しみでなりません。

里の子の中にも、家族一緒に初日の出を見た人もいることでしょう。
それでは皆さん、いい正月を家族仲よく、楽しくお過ごしください。


※(お詫び)一斉点検の関係で、1日の朝からコンピュータのサーバーがダウンし、終日学校のホームページを閲覧することも記事を更新することもできませんでした。訪問していただいた方には、新年早々ご心配&ご迷惑をおかけし、すみませんでした。

ロボコン観戦記 ープログラミング学習ー 【校長日記】 12/27

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
昨日の午後、「第3回小牧市中学生ロボットコンテスト」が応時中学校で開催され、出かけてきました。私が所属する「小牧市IT活用研究委員会」主催の行事だったからです。

今年は市内の中学校から過去最高の20チームが参加しました。数年前から各中学校には、レゴブロックの組立式小型ロボットが10台ずつ配置され、技術科の授業やクラブ活動でプログラミングの学習に活用されています。そのロボットを使っての競技会が一昨年度から行われてきました。

第1回は「指定されたコースをいかに速く正確に走るか」というタイムレースでした。第2回から対戦型となり、相手との微妙な駆け引きが必要になりました。今年のテーマは「脱出のチャンスは2度!」で、「自分の陣地から相手を避けながら脱出する」課題です。2カ所ある出口のうち近い方からだと1点、遠い方から出れば3点、さらに相手よりも速く脱出すれば1点加点という得点で競う内容です。各対戦ごとに2回戦を行い合計点で勝敗を決めます。ロボットの動きは予め複数プログラムしてあり、相手のロボットに合わせて選ぶことができます。

試合会場は、手に汗握る熱戦の連続でとても盛り上がりました。壁に当たると後退し進行方向を変えるロボット、自ら障害物をまきちらして相手の進路を邪魔するロボット、自分が素速く脱出すると出口を遮断して相手が出られないように妨害するロボットなど、それぞれアイデアあふれる作戦に驚かされました。また、途中、思わぬハプニングがあったり、僅差の勝負にビデオ判定が行われたり(しかも3回も)、作戦が上手くあたり奇跡的な逆転劇があったりで、会場は大いに湧きました。歓声とガッツポーズにあふれました。

小学校にもいよいよプログラミング学習が始まります。実際に、小学生版のレゴロボットセットが学校に届き、職員の研修会が3学期に予定されています。中学校版よりは小型ですが1人1台40セットあります。それを使って、もしかしたらクラスや学校で簡単なロボコンが開かれるかもしれません。そして、何年かしたら中学校のような大会もできているかもしれません。

外は寒風が吹きすさぶ寒い日でしたが、会場となった教室内は白熱し熱気に満ちていました。「物づくり愛知」の未来を担う中学生の活躍を見守りながら、小学生の活躍を夢見ていました。とても楽しみ、大きな刺激を受けた日になりました。

12月25日(三回忌)

画像1 画像1
      きょうは祈りの日です
        忘れられない日です 

       ひとりの少女のことを想い
       交通安全をひたすらねがう

          両手をあわせ ただ一心に

2学期終業式 3 ー学校長式辞ー

画像1 画像1 画像2 画像2
きょうで、長い長い2学期が終わります。
始業式に話した、2学期のめあてを覚えていますか。「し・お・あ・じ」でした。順にふり返ってみることにします。

「し」は「真剣に」でした。まず、運動会では、真剣に練習する姿や本番での一生懸命の姿が素敵でした。各学年の演技や競技が素晴らしく、特に6年生の「北小ソーラン」の美しさとたくましさ、「躍動感」には驚かされました。鼓笛部バトン部のマーチングや応援団を中心とした応援合戦は見ごたえがあり、心に残りました。
 学習面でも、真剣に学びました。ペアやグループで一緒に学び合う姿がたくさん見られました。また、作品作りにも真剣に取り組み、「教育展」には各学年ともレベルの高い図工作品を出品することができました。

「お」は「思いやり」でした。一度聞いてみようかな。「友だちに優しくできたよ」という人手を上げてください。(大勢いますね。うれしくなります。)放課には運動場がたくさんの人であふれ、男女仲よく遊ぶ姿が見られました。最近は縄跳びの練習をしている人が多いですね。長縄の練習で失敗した子を責める声はなく、励ましやアドバイスが聞こえました。ふれあい週間には、上級生が下級生にやさしく教えたり本を読んだり、いっしょに遊んだりする様子を見ることができました。

次に、「あ」です。あいさつです。これは、最近また一段とよくなりました。特に朝の校門でのあいさつは運動は、高学年や代表委員の協力で、とてもいい感じです。地域でもきちんとあいさつできる子が多いと、先日パトボラさんから褒められました。冬休みもぜひ続けましょう。家族はもちろん、近くの人や顔見知りの人、道路で止まってくれた車の運転手さんなどに、大きな声であいさつしましょう。あいさつは、周りを明るくし自分の心も明るくします。「元気なあいさつ」は小学生でもできる地域貢献、つまり、「地域を明るく元気にする行動」です。

「じ」は時間を守るですね。放課に運動場で遊んでいても、合図でさっと移動し授業の準備ができました。体育館への移動も早く静かにできました。しかし、一斉下校など運動場での集合は、まだの先生から注意を受けることがあります。あと一歩ですね。
ですから、里の子みんなの2学期の成績は、こうなります。し◎・お◎・あ◎・じ○

この後、教室にかえってから一人一人、担任の先生から受け取る「通知表」には、こうした学習面の◎や〇のほかに、がんばったことやがんばってほしいことが書いてあります。きょうは、お家の人と一緒にじっくり見て2学期を振り返り、冬休みや3学期の「めあて」を考えてみましょう。

続いて、この冬休みに「ぜひ、やってほしいこと」を2つお話しします。
まず、1つ目は「お手伝い」です。年末は、大人は何かと仕事が多く、みんな大忙しです。どんな小さなことでも少しの時間でもいいですから、手伝ってください。一緒に仕事をすると、普段気づかないお家の人の大変さがわかるでしょう。家族から喜ばれ、見直してもらえることでしょう。

2つめは、「交通安全」です。「交通安全標語」をもう全部言えますね。でも、すらすら言えるだけではダメです。それをきちんと実行しましょう。交通安全教室でも大切なことを習いました。道路を横断するときは、しっかり止まって「右・左・右・後ろ」を見てから渡りましょう。たとえ「青信号」でも、です。道路でのふざけや飛び出し、斜め横断は絶対にいけません。自転車に乗るときはヘルメットをかぶり、自分の方に曲がってくる車には注意してください。2年前の冬休み、とても悲しい交通事故が起きました。もう、そんな悲しく辛い思いはしたくありません。自分が交通ルールを守っていても、車が飛び込んでくるかもしれません。道路は危険地帯です。いつも周りを気にして、「自分の命は自分で守って」ください。

それでは、元気でよい年を迎えてください。みなさんが、家族そろって明るく楽しく過ごし、3学期に元気な姿で再会し冬休みの思い出を聞かせてくれるのを、先生たちは楽しみにしています。

もうすぐ冬休み ー冬休みの日誌ー

画像1 画像1
夏休みや冬休みに欠かせない物となっている「日誌」。
今年の冬休み分も学校に届いています。

現物配布はまだにしても、学級活動の時間などに一時的に配られ、めあてや計画を書いたクラスもあるかもしれません。楽しみですね、冬休み。

日誌には、役にたつ読み物のページと教科の問題・課題が載っています。すべて尾張地方の学校の先生が分担し、時間と手間をかけて作り練り、文章を探したり考えたりして作成しました。その上で、多数が加わった検討会議の末にできあがった苦心作です。ですから、問題はていねいに解き、読み物はしっかり内容を読み取ってほしいと思います。

この日誌が冬休みに、里の子の皆さんに大事にされ活用されることを願っています(校長)。

こちらこそありがとうございました ー北中生の訪問を受けてー

画像1 画像1
先ほど、北中生の代表生徒が担当の先生と一緒に、校長室を訪ねてくれました。
先日行われた「あいさつ運動」のお礼ということでしたが、お礼を言うのはむしろこちらのほうです。

「北小のみなさんへ」と大書されたメッセージカードには「すてきなあいさつをありがとうございました!来年もまたやりましょう。〜北中生一同より〜」と書いてありました。折り紙で作った素敵な飾りもつけられています。早速、校長室のドアのところに張りだしました。みなさん、ご覧ください。

あいさつ運動を盛り上げていただき、お礼を言うのはこちらです。
本当にありがとうございました。
そして、わざわざ訪問いただき、ありがとうございました!心がほっこりしました。とてもうれしかったです。<校長>

朝会 ー人権講話ー 「だからわるい」

画像1 画像1 画像2 画像2
きょうまで読書週間なので、きょうはまず、短いお話を紹介します。

【一ぴきのいぬが、からだをまえにかがめて、はげしくほえたてています。 そのすぐはなさきに、かきねにぴたりとからだよせて、一ぴきのこねこが、毛をさかだててふるえています。かーっと口をあけ、ニャーオ、 ニャーオとないています。そのすぐそばに、ふたりの男の子がたって、 どうなることかとみていました。
 まどから、それをのぞいていた女の人が、とぶようにして、かいだんからかけおりてきました。女の人は、犬をおっぱらうと、男の子たちをしかりつけました。
「あんたたち、はずかしくないの!」
「どうして、はずかしいの? ぼくたち、なにもしていないよ!」
 男の子たちは、びっくりしたように、いいました。
「だから、わるいのですよ!」
 女の人は、まっかにおこっていいました。】

……「だからわるい」というお話です。
「何もしないことがなぜ悪いことなのでしょうか」近くの人と話し合ってください。では、自分の考えを言える人?(2人の人から聞きました<こねこを助けなかったから>そうですね。この場合、「猫を助ける」、できなければ「大人を呼びに行く」がよりよい行動でしょう。何もしなかったから、「だからわるい」のです。

似たことは身近にもあります。例えば、だれかがいじめられているところを見たら、何もしないことは、いじめていることとたいして変わりません。「だからわるい」のです。
いじめを止める行動に出るか、できなければ大人に相談する。それが正しい行動であり、思いやりのある行動です。

来週の月曜日12月4日から10日まで「人権週間」です。人権とは少し難しい言葉ですが、簡単に言うと「自分らしく生きていいよ」ということです。この人権週間の間、特に、みなさんに心がけてほしいことが2つあります。
まず、自分の「いいところ」をさがしてほしいということです。自分のいいところがわかれば、自分のことを今よりもっと好きになるでしょう。

2つめは、あいての気持ちを考えてほしい、ということです。この「あいて」には、友だちや家族、仲間、あるいは(話ででてきた)「こねこ」のような動物も入るかもしれません。こわがっているのか、さみしいのか、困っているのか、喜んでいるのか……そして、相手の望むことをやってあげてください。困っている人には「どうしたの」と声をかけてください。放課に一人ぽつんといる子には、一緒にあそぼと誘ってください。転んだ子には手をかしてください。

それは、「思いやり」であり、「やさしさ」です。
人権週間をきっかけに、この学校が今よりももっともっと、思いやりや、やさしい言葉や行動がふえると、今よりももっともっと、楽しくてすばらしい学校になるに違いありません。期待しています。

「福祉のこころ」 ー社会福祉大会に参加してー 【校長日記】

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
きょうの午後、小牧勤労センターで「民生委員制度創立100周年記念 第49回小牧市福祉大会」が開催され、出かけてきました。この大会は「市内の社会福祉で活躍する関係者が一堂に集まり、明るく住みよい市をめざすともに、多年にわたり社会福祉に尽力された功労者の方を顕彰し、市民福祉の充実に努めようとする」ことを趣旨としています。

「小牧市長表彰場受賞者」の1人として本校6年の丹羽さんがめでたく表彰されました。おめでとうございます。大勢が見守る中で、大きな声で返事をして堂々とした態度で市長から表彰状を受け取り、会場から大きな拍手を受けました。

続いて、夏休みに行われた福祉体験学習に参加した中学生の代表が、体験作文を発表しました。「相手をわかろうとする心」「障がいがある人へ接し方」について自分の体験をもとに力強く考えを発表しました。

互いに助け合い、住みよい街にするための基本は、「相手への思いやり」です。そして人のために何かすることは、自分を豊かにすることにもつながります。改めて「福祉のこころ」を大切にしていきたいと思いました。


教育展に行ってきました 【校長日記】 (11/11)

画像1 画像1
昨日まで、ラピオ5階の特設会場で「教育展」が開催されていました。週末も大勢の方が訪れました。土曜日の午前の受付当番は北小(毎年ローテンションで替わります)でしたので、私も出かけてきました。PTA役員さんも「受付嬢」役として助けていただきました。ありがとうございました。

木曜日から開催されていましたが、入場者数は一日平均、千人余りでした。それが、土曜日の午前10時から午後1時までの3時間だけで千人を超える来場者がありました。1日だと3千人を上回ったのではないでしょうか。大人気の教育展でした。

「わあ、すごい」「まるで本物みたい」「本当に上手だね」などの感嘆の声が、会場から受付まで絶えず聞こえてきました。お孫さんの作品を観にみえたお祖父ちゃんお婆ちゃん、親子連れ、家族総出、ご近所同士でと、様々なグループで楽しそうに入場され、満足げの顔で会場を後にされました。

受付の役割は、駐車券へのハンコ押しと入場者数のカウント、質問への対応などです。時間があれば、会場の様子をみて回りました。たくさんの里の子も入場してくれました。受付に「知った顔」(校長)がいたので驚いた表情もありましたが(笑)、多くの子がきちんと挨拶してくれました。

「ご苦労様」と多くの方に声をかけていただきましたが、楽しい時間でした。たくさんの知人に会うことができましたし、後でじっくり作品を鑑賞することができました。何度見ても中学生の美術作品には唸り声がでますが、一押しは「模擬食品」です。どれもすばらしい出来映えでしたが、個人的には「たこやき」と「サンマと松たけ」に心を奪われました。

卒業生の作品にも出会いました。立派に成長した姿が想像されて、何だかうれしくなりました。

人形劇の不思議さ 【校長日記】 11/2

画像1 画像1
観劇後、教室に戻った1年生は、担任の先生に「おもしろかった」「おもしろかった」と話し始め、大騒ぎだったそうです。2年生の教室では、給食の時間に劇の話で持ちきりでした。また、4年生もいろいろな感想を聞かせてくれました。下校の時、劇の話題で盛り上がる高学年の姿も見ました。

今年の「芸術鑑賞会」は、人形劇団「むすび座」さんの演じる「アラビアンナイト」を観ました。子どもたちが言うようにとてもおもしろく、低学年も高学年も大人さえも夢中になり引き込まれた、あっという間の1時間半の観劇会でした。

人形劇「アラビアンナイト〜魔法のランプと明日のヒカリ〜」は、脚本や役者さんの演技力はもとより、舞台装置、音楽、照明など全ての演出が効果的に駆使され、とても完成度が高い作品です。私自身、今までに味わったことのない感動を覚え、「むすび座 恐るべし」と独りごちていました。

観劇会を通じて、感じたことを2つ記します。
まず、1つ目に人形劇についてです。これは「人形」劇です。その「人形」が人形遣いの手にかかると、いのちが吹き込まれ、感情が生まれ喜怒哀楽を表します。まるで、魔法をかけられたかのように。照明の使い方も上手いのでしょうが、黒子の人形遣いの姿が、視覚から消えるのです。写真を見ると、何だか人がいっぱいいるぞ(1体の人形を3人がかりで操るので当然です)と思うのですが、劇中では全く気になりません。それどころか、ないはずの表情まで見えてくるから不思議です。
もちろん、人形遣いの方の技術と連携があるからこそには違いありませんが、それを「むすび座」さんは「観客が自らの想像力を働かせて観ているから」と説明されます。子どもたちの感想にも「人形が生きているようだった」というのがありました。それは、その子が自分の想像力で補っているからに他なりません。逆に言えば、人形劇には「想像力を育む力」があるということです。これは1つの発見でした。

2つ目に、やはり「生はいい」ということです。テレビや映像と違い、目の前で演じられる「生」は、役者さんの息づかいが聞こえ、体温が感じられ、迫力があります。今回も「生の演劇」を通して、子どもたちには学びにつながるたくさんの気づきがありました。「棒を使ってランプの魔人を大きく見せていたよ」「白い布は、煙や風をあらわしていたね」「足の位置がみな同じだった」……低学年の子が気づいたことです(物言いは少し違いますが)。これらの気づきは、目前で演じられたからこそのものだったでしょう。

「想像力は人を思いやる心の源であり、自らの人生を切り拓く力となる」ーパンフレットに書かれたこの言葉は、人形劇を観てストンと胸に落ち、また次の公演を観るのが楽しみになりました。(2017. 11. 1.)
画像2 画像2

アラビアンナイト 5 〜退場〜

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
教室への帰り道、人形たちがお見送りしてくれました。
どうですか、この満足げな子らの顔は。

体育館を出た後も、素敵な余韻に浸ることができました。
ありがとうございました、むすび座のみなさん。
とてもとてもいい思い出ができました。

アラビアンナイト 4 〜お礼のことば〜

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
最後に、6年生の児童代表から「お礼のことば」がありました。
そのあとで、全校児童でそろって、お礼を言いました。

劇団「むすび座」のみなさん、本当にすばらしい劇を、ありがとうございました。
大きな拍手がしばらく鳴り続きました。いつまでも手を振っている子もいました。
愛知県情報モラル専用サイト
愛知県教育委員会道徳教育総合推進サイト「モラルBOX」
J-KIDS大賞2009へのリンク
J-KIDS大賞2008へのリンク
J-KIDS大賞2007へのリンク
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
学校
4/4 遠足・修学旅行・野外学習下見
4/5 入学式準備(新6年生登校)
4/6 入学式
小牧市立北里小学校
〒485-0051
愛知県小牧市下小針中島二丁目
50番地
TEL:0568-77-3194
FAX:0568-75-8290