最新更新日:2024/05/10
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北里小学校 校訓「きたえよう たくましいからだ たかめよう ゆたかなこころ」

野外生活を終えて思うこと ー5年生&保護者の皆様へー

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二泊三日の野外生活は、大きな達成感と温かな余韻を残して終わりました。梅雨まっただ中に出かけましたが、出発時も帰校時も快晴と気持ちよく発着することができました。ただ、阿南町の現地では雨が降り、ヤキモキする時間が続きました。

初日のキャンプファイヤーは翌日に延期。しかし、天気予報が急転し翌日は雨模様。1日目の夜、雨だれの音を聞きながら悲しい気持ちで眠りました。2日目、天候が持ち、野外炊飯(カレーづくり)ができ、ほとんど諦めていたウォークラリーも実施できました。それどころか展望台から天竜川を望む絶景を見ることができました。過去5年間で2度目のことです。そして、ウォークラリーの終盤に雷鳴が聞こえ焦りました。最終班が到着し、全員で自然の家に帰った途端大雨が。雨は降り続き、キャンプファイヤーは無理かと思っていたら、西の空が明るくなり、ウソのように晴れ間もでで、無事行うことができました。

3日目は朝から快晴で、結局、雨具は一度も使わず、予定した内容ばかりでなく、学年レクリまで実施することができたのです。もちろん、その陰には自然の家スタッフの強力な支えがあったればこそです。担任の先生か5年生は「何かもっている」のかもしれません。あるいは、担任が作る「てるてる坊主」の威力なのか。

5年生のいいところ、それはまず、「話をしっかり聴き、素直に反応すること」です。阿南少年自然の家の所長さんにも、料理長さんにも、陶芸体験館の館長さんにも、話が聴ける、反応がいい、と褒められました。次に、「仲間思いで、協力できること」です。活動中、人に優しく思いやりある態度を何度も見ました。挨拶が気持ちよくでき、私にもよく話しかけてくれました。

そして、3つめに「我慢を覚え、頑張ることができたこと」です。自分の役割を一生懸命に頑張る子が多く、時に自分の限界を超えて頑張る子さえいました。人は我慢した分だけ、成長できます。みんなこの3日間で成長しました。驚くほど成長した子も何人もいます。しかし、失敗がなかったわけではありません。ついついおしゃべりがでること、好奇心がありすぎるのか思わぬことをしでかすこと等々です。

まだまだ「伸びしろ」があります。今後の成長がとても楽しみな学年です。こちらが気を許すと笑って見逃してしまいがちな、憎めないところがある学年です。また、一緒に旅行にでかけたいと思わせる学年です。大きく飛翔してほしい学年です。

【保護者の方々へ】
野外生活中、何度も本HPをご覧いただき、ありがとうございました。皆様のおかげで、3日間に渡りアクセス数がぐんと多くなりました。2日めの水曜日には、1日のアクセス数が、過去最高の1819件となりました。

子どもたちは、本当によくがんばりました。集団行動ですから自分を抑えなければならない場面もありましたが、いつも仲間のことを考え行動しました。ですから、成長が見られました。今夜は、たくましくなったお子さんを「よくがんばったね」と褒めてあげてください。そして、野外生活の話を、ぜひゆっくり聞いてあげてください。そんな時、HPの記事が話題や案内役になればと思います。今回、子どもたちの頑張りに触発され、私も発奮して3日間では過去最高の180件を超える記事を掲載しました。お楽しみいただけたら幸いです。

野外生活に関して、今まで多方面に渡るご支援・ご協力、誠にありがとうございました。5年生と一緒に生活し、とても楽しく最高の思い出ができました。(校長)

【写真:「飛翔」阿南少年自然の家 玄関前のオブジェです。この学年にふさわしいシンボルです。蛇の事件もありますし。その話題はまた後日】

旅の終わりに ー夢の途中ー

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修学旅行は、大きな満足感と余韻を残して幕を閉じました。実施前の「真夏の5月」の記録的な陽気に熱中症対策を考えましたが、全くの杞憂に終わり、快適な2日間でした。特に、出発時は例年雨が心配され、今年のような、雲1つない真っ青な下での出発は記憶にありません。やはり、旅立ちはこうでなくちゃ、と痛感しました。途中、雨の予報もありましたが、傘をさす場面はなく、返って過ごしやすく活動を進めることができました。子どもたちの心がけがよほどよかったのでしょう。(行事はいつでも雨が降ると校長のせい、晴れると児童や保護者の心掛けのお陰になります)

今回の修学旅行のテーマは、「奈良・京都へ レッツ・ゴー!歴史の世界にとびこもう」でした。その意義を一言で言えば、「古(いにしえ)との出会い」です。まだ小学生には名所旧跡や仏像等は、本当は興味がないのかもしれません。しかし、バスガイドさんやボランティアガイドさんの説明に懸命に耳を傾けメモし、理解しようとしました。

また、実際に本物と対面して、美しさに感動(金閣)したり、大きさ(大仏様)や迫力(仁王像)に驚いたり、その数に圧倒(千体千手観音像)されたり、線香の匂いと厳かな雰囲気を感じたりすることができました。まさに百聞は一見に如かず。必ずや心に響くものがあったはずです。それが知的好奇心の芽生えとなり、今後「歴史」を探究するきっかけになったり、将来、再び訪れることにつながったら素晴らしいと思います。

子どもたちは、大変素直で、仲間を思いやり協力して行動し、学習しました。車内ではみんなで盛り上げようと頑張りました。何事も一生懸命さが目立った2日間でした。時には、つい調子に乗って、先生たちの顔からアルカイックスマイル(仏像に見られる微笑)が消えた瞬間もありました。確かに伸びしろはあります。失敗を課題として、自覚して努力していけば、卒業までにもっともっと成長できる学年だと自信を持って言えます。何より、学年全体として「愛されキャラ」で憎めない存在なのです。

今回、世界遺産をはじめ、たくさんの国宝を見学しました。それを、学年の仲間とともに巡りました。個人でも家族でもありません。一人に比べ97人の友とならば97倍楽しめたわけです。準備から本番、まとめの時間を含めて、仲間と過ごしたかけがえのない時間は、最高の思い出となったことでしょう。それこそが、かけがえのない宝物のはずです。その宝物の価値は、今は気づかないかもしれませんが、大人に近づくにつれ、あるいは年月が経つにつれ、輝きを増していくに違いありません。

【保護者の皆様へ】
この2日間、何度もHPをのぞいていただき、ありがとうございました。皆様のおかげで、通常の3倍以上のアクセス数となり、大きな励ましとなりました。お陰で、いつしか開設時からの1日平均アクセス数が200件を越え、目標の累積アクセス数100万件にまた、一層近づくことができました(笑)。

担任教師を中心とした引率者の献身的な働きと配慮・見守りに支えられ、修学旅行を無事終えることができ、ほっとしています。無論、1番がんばったのはお子さんです。ですから、「よくがんばったね」と褒めてあげてください。そして、お子さんの話に耳を傾け、成長ぶりを実感いただけたらと思います。泊を伴う行事では短時間でも、子供は確実に成長すると感じられます。そして、一緒になってHPを見直していただけたらうれしく思います。子供たちの頑張りに触発され、私も張りきりました。冗談のようですが、計算上は10分間ごとにアップしていたことになります。(睡眠時間を除く活動時間は約26時間=1560分。1560÷150=10.4!)

今まで多方面に渡る、励ましやご支援・ご協力、誠にありがとうございました。こんな素敵な6年生と一緒に行動できて、思い出深い修学旅行となりました。(校長)

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