初めての夏の大会は市内大会３位・愛日大会出場。わけも分からず、先輩に引っ張られて必死だった。

中学生として、いろいろなことが見えてきた１年生の冬。新人戦市内大会２位、愛日大会３位で先輩と一緒に出場した県大会。

自分達も県大会で十分に戦える。もう一度この舞台に・・・
そう思って迎えた２年生の夏。
最後まで勝ちきることの難しさを痛感した。

そして、先輩たちの想いも引き継いだ最後の１年。

新人戦・市内大会、愛日大会、尾東大会を全勝で臨んだ県大会。ケガ人が出て、本当に苦しい中だったけれど、試合を重ねるごとに一人ひとりが成長し、つかんだ県大会３位。

「自分たちはもっと上で戦える・・・」

そう思っていた。

そんな矢先の臨時休校。
夏の大会中止。



まだ、素直に割り切れない。

でも、これで全てが終わったわけじゃない。

君たちには未来がある。

たくさんの道がある。

楽しい道。

苦しい道。

まだ一人では決められないこともある。

でも、悩んで、悩んで最後に自分で決めた道に悔いだけは残すな。

自分で決めて入部した小牧西中バスケットボール部での３年間。

「やって良かった！！」

心からそう思えるのは、もう少し先かもしれない。
不完全燃焼で、この先もすぐにはそう思えないかもしれない。

だからといって、いつまでも引きずっていてはいけない。

今は前を向いて、目の前の道を必死に進め。

そんな背中をこれから見せてほしい。

君たちの想いを今度は後輩が引き継いでくれる。



君たちと共にいろいろな経験をさせてもらいました。楽しかった。
３年間ありがとう。本当にお疲れ様。



　保護者、コーチの皆様には本当に多くのご支援をいただき、ありがとうございました。３年生はこのような形での区切りになってしまい、不本意ではあるかと思います。しかし、最後までバスケットボールを楽しんでプレーする姿を子どもたちは見せてくれました。バスケットボール部での生活はこれで区切りになりますが、西中生としての生活は続いていきます。これからは進路選択に向けて、それぞれが悩みながら考えていくことになると思います。そんな姿をこれからも応援していきます。
本当にありがとうございました。