最新更新日:2024/05/12 | |
本日:3
昨日:6 総数:156241 |
★【特別講座】第2回特別講座で「大人の学び」(3)
第2回特別講座で「大人の学び」の第3回(最終回)です。
●四角形の不思議(2) 最後の課題は、四角形の不思議の応用編でした。 「四角形ABCD」のそれぞれの角の二等分線が交わってできる四角形を調べる、という課題です。 これは、iPadがなければ、我々大人にはお手上げの課題でした。 同じように、画面上でいろいろな四角形を作りながら調べるのですが、なかなか思うような図形にならなかったり、できた四角形をなんと呼んだらいいのか?と、「う〜ん」とうなる姿があちこちで見られました。 中には、四角形にはならずに「点」になるものや「三角形」になるものもあり、それを見つけて歓声があがっているグループもありました。 ふだんは考えたこともないような課題でしたが、苦しみながらも楽しく取り組んでいた大人たちの姿が印象に残りました。 これからの時代、授業の中で、いろいろな場面でコンピュータが使われていくことになるのだろうと思います。 今回の講座を体験して、子どもたちの興味や関心を引くために、コンピュータがきっかけのツールになることがわかりました。 ただ、教科や教材によっては、コンピュータを使うことの「向き・不向き」があるようにも感じました。 そして、改めて「基礎・基本」も大切だ、ということも感じています。 今後の教育活動の中で、どのように発展していくのか、楽しみにしています。 楽しい講座を開催してくださった飯島先生、お手伝いいただいた学生さん、本当にありがとうございました。 そして、熱心に取材をし、すぐに発信してくださった生徒情報発信部の出村先生と部員の皆さん、ありがとうございました。 最後に、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 ★【特別講座】第2回特別講座で「大人の学び」(2)
第2回特別講座で「大人の学び」の第2回です。
●四角形の不思議 次の課題は、図形の問題でした。 「四角形ABCD」を作り、それぞれの辺(辺AB、AD、BC、BD)の中点(点E、F、G、H)を結んだ「四角形EFGH」はどんな四角形になるか?という課題です。 これは、iPadが大活躍する課題でした。 飯島先生が開発されたソフトを使い、画面上で点を移動させると、さまざまな四角形を作ることができます。 大人たちは「四角形って、何があったっけ?」という、そもそものところからの出発でしたが、周りの人と協力しながら、遠い記憶を呼び戻しながら取り組むことができました。 「一目瞭然」というのは、スゴイです。 実際に目の前で図形ができることで、わかりやすいですし、子どもたちのように柔軟な発想ができれば、もっと違った発見もあるかもしれません。 ★【特別講座】第2回特別講座で「大人の学び」(1)
7/5(土)「第2回親子で学ぶ小牧中特別講座」が開催されました。
今回は、愛知教育大学の飯島康之先生を講師にお招きして「iPadを使ったおもしろ数学講座」を行いました。 突然の雷雨に見舞われる悪天候に関わらず、算数・数学好きな小中学生と高校生、現役の数学教師の先生方、それに、昔、数学が苦手だった元中学生(保護者)も加わり、とても楽しい「おもしろ数学講座」となりました。 「iPadを初めて触る」という人が多く、それだけでもテンションが上がっていましたが、簡単な操作で使えるため、参加者は真剣に課題に取り組むことができました。 講座で感じたことをご紹介します。 ●「計算力」は必要 最初の課題は、「4つの整数を使い、四則計算をして、『0〜10』の答えを作る」というものでした。 整数は「4」を使い、例えば「4+4-4-4=0」などの式を自由に作り、答えが「0〜10」になるような式を見つけるのです。 iPad上で手書きで書いた文字を認識して計算をしてくれるソフトを使って挑戦しました。 あちこちで「おお〜!」「ええ〜!」という声があがっていました。 暗算でもそこそこできるのですが、「出しにくい答え」というのもあり、けっこう苦戦しました。 「コンピュータを使えば、計算はできなくても大丈夫」という見方もありますが、この課題を通して感じたのは、「やはり基本の計算力は必要」ということでした。 答えの数字が決まっているので、その答えにするためには、式の中でどのような数字を作らなくてはいけないのか、ということを考える必要があります。 それが想像できて、その数字を作るための解決方法を思いつかないと、答えに辿り着けないのです。 やはり、九九ができたり、簡単な四則計算が暗算でできることは、「想像力」のためには必要なことだと感じました。 |
小牧市立小牧中学校
〒485-0046 小牧市堀の内四丁目30番地 TEL:0568−77−6321 FAX:0568−75−8295 |